トライリンガル目線での英語!子供の育て方 バイリンガル日記

国際結婚し長い海外生活を経た筆者の目線で、英語(多言語)や子育て、音楽を主なテーマとし、役立つ情報や社会への想いを綴るブログです

子供にゲームを与えない主義の人必見!同じゲームでもチェスなら悪影響の心配なし!子供に教える方法など

自由に出かけられない日々が続き、子供も大人も一緒に楽しめるゲームを探しました。

我が家はテレビ・コンピューターゲームはさせない主義なので、ゲームが欲しいお年頃の小学生が、テレビゲーム以外で夢中になれそうな「何か」を考えました。

いろいろ試してみたところチェスがかなり良い感じなので、ほかのゲーム(テレビゲーム・アプリ以外のパーティーゲーム系)とも比較しながら紹介します。

子供に教えるにはどうすれば?と思う場合に備えて、子供へ教える方法も一緒に書いていきます。

 

 

チェス

チェスを試してみた理由

トランプゲームに飽きた

ときどき家でカードゲーム(トランプ)をしていました。

トランプゲームの「大富豪・大貧民」が子供のお気に入りで、結構長い間、飽きずにときどき楽しんでいました。

 

でもこの大富豪(大貧民)は難点があります。

○人によってルールが違うので始める前にルールのすり合わせ必要

○基本、3人以上で遊ぶことを想定されており、2人で対戦しても面白くない

 

我が家ではちょっとした空き時間に夫婦のどちらかが子供の相手をすることが多く、3人でトランプをする余裕があるときが少ないです。

 

最初のうちは2人でしていても割と楽しめるのですが、子供がゲームをマスターした段階になると、2人ではゲームが面白くなることはないです。

想定不可能、回避不可能な展開になることが面白いゲームですが、2人だと相手の札のすべてが最初から分かっています。

 

他に2人でして面白くて奥が深いトランプ・ゲーム・・・

なかなか思いつかず他のゲームを探してみることに。

 

最初はこういったフランス発(?)のゲーム、ブロックスなどを見ていました。

角をくっつけていくだけのゲームでこれも魅力的だったのですが、基本は4人の設定なんですよね(2人用もあり、2人で遊ぶ方法もあり)。こっちのほうが気軽にできそうではあります。

 

 2人でするならチェスがあった!

小学校2年生くらいから可能

大富豪・大貧民など、トランプゲームを楽しめる年齢(小学校2年生以上くらい)になってきたら、チェスも出来そうでは?と思いつきました。

私自身が小学校3年生くらいのとき、家でチェスをかじった記憶があります。

詳しいことは覚えていなかったのですが、3年生くらいの年齢でも十分でき、ただ対戦するだけならそれほど難しくなかったことを思い出しました。

年齢的には、2年生はじめくらいでも少し頑張れば覚えられ、3・4年生くらいになればそれほど苦労せずにできると思います。

 

将棋より簡単で見た目がおしゃれ(女子の関心を誘いやすい)

自分が子供のころ、家で将棋も教えてもらった記憶があります。将棋もチェスも、あまりはっきりとしたルールは覚えていませんでしたが^^;、将棋よりはチェスのほうが分かりやすかったことは覚えています。

チェスの木でできたコマのデザインが素敵で、コマを眺めたり並べたりするのは楽しかったです。

綺麗なもの、かわいいものが好きな子供も、チェスなら第一段階で興味は持つだろう、と思いました。

 

子供 チェス

伝統的なチェスなら、これからもすたれることがない

昔からずっとある伝統的なゲームでもあるチェスなら、これから何十年もすたれることがありません。

流行のゲームや現代のゲームはどれだけ極めたとしても、それほど遠くない将来、子供が大きくなったときにはすでに一昔前のものとなってしまうでしょう。

 

 国際的にもルールが明確に定められており、日本以外でも遊べる

 国際結婚の我が家には、このメリットは大きいです。

日本国内で人気のある将棋でも、国際的にプレイする人はいません。

やはり国内限定になってしまいますので、同じ労力を使って子供に教えるなら、チェスを教えようと思いました。

将来日本以外の国でも誰かと対戦して遊べますし、ルールが明確なので、大富豪のようなルールのすり合わせも要りません。

 

 

学校の授業でで使う国も、チェスの大会も存在する

小学校でチェスの授業がある国もあり、将棋のような大会も存在します。

将棋より額は低めですが、結構な額の賞金もあります。

あくまでも娯楽(ゲーム)としてチェスをしてみるだけですが、国際的にも認められている価値あるものというだけで、なんだかモチベーションも上がります。

 

万が一子供がハマっても対戦型なので限度があり、安心

テレビゲーム系で一番怖いのは子供が夢中になってしまい、ゲーム以外のことができなくなってしまうことです。

子供が万が一チェスにはまったら?とも考えました。

ボードゲームではなく、コンピュータでするチェスならその悪影響もありえます。

ただ、手動で遊ぶ対戦ゲームですから子供が1人でハマるには限界があり、その点は大丈夫そうです。

 

もし一人で相手の動きを読んで作戦を考えるほどハマったとしたら、それはそれで、別の意味ですごいことだと思います。

学校が休みの今だからこそ、させたい遊びでもあります。

 

実際に子供とチェスで遊んでみた結果

実際に子供に教えて遊んでみた結果、案の定、トランプ同様に何度も対戦をせがんできます。筆者はあまり強くないただルールを覚えただけの人なので(笑)、弱いからこそ楽しいのかもしれません。

 

ルールも一日ですぐにざっとしたことは覚えられました。最初に興味さえ持てば、普通の小学生なら簡単に覚えられると思います。

 

実はチェックメイトする方法は少し考えることになり、ゲームの終わり方は、良く使える手をある程度覚える必要があります。

しかし、子供が遊ぶなら最初のうちはそこまで難しく考えなくても、コマを取りながらゲームが進んでいく感覚を覚えるだけでも楽しめると思います。

本格的なチェックメイトは、子供が夢中になってきてから教えても遅くないです。

 

毎日チェスを眺めて遊びたがる→子供の興味を引くのに成功!

チェスのおしゃれな見た目と、ちょっと難しくてなんか大人っぽいという部分が、見事に小学生女子の心を掴んだようです(笑)

チェスの方法を考えるというよりは、「大人と一緒にできて、なんかカッコいい綺麗なもの」といった認識のよう(笑)

その気持ちだけで、難しいルールも興味を持って覚えようとしますし、ちょっと複雑なチェックメイトの方法にも興味を持って食い下がってきました。

勉強でこういう複雑なことだったら確実に逃げようとしますが(笑)、それを知りたいと食い下がってくるのはすごい効果だなと思いました。

 

今はチェスを一緒にやりたいから、お手伝いも宿題などもがんばるというハマりようです・・・^^;いつまで続くか分かりませんが、すごいチェス効果に私も驚いています。

 

こんな感じで、なにやら高級そう?に見えますが、インターネットで買えば木製のものでも2000円程度からありました。 プラスチック製やガラス製などありますが、個人的にはやはり木製が美しいと思います。

 

実際に私が選んで買ったのはこちらです。

amazonしか取扱いがないですが、箱もコマも本物の木製で、宝箱風にひとつずつコマを収納できるデザインです。

マグネットでくっつくのが現代的で、散らからない仕様になってました。

やっぱり見た目やデザインもかなり大事です。

2000円しないので、本格的な高額品と比べれば若干の粗は少しあるように思いますが、プラスチックではなく完全木製で、この値段で手に入ることは凄いと思いました。

 


チェスセット 木製 磁石式 国際将棋 日本語の取扱説明書 GYBBER&MUMU 折りたたむボード マグネット 収納可

 

ルールはどうやって教えた?

子供にルールを教える一番手っ取り早い方法は、自分がチェスのルールを覚えることです。筆者は昔遊んだことはあるものの、ほとんど覚えていなかったので、インターネットの初心者向けサイトを見て確認しました。

文字だけでは限界があるので動画を観たり、実際のコンピューター対戦を何度かすると簡単に頭に入ります。

最初だけは自分が思い出し、対戦できる状態になるようにする必要があります。

 

自分ができるようになれば、後は子供に教えながら実際に対戦します。

コマの動きとおおまかなルールだけざっくりと説明しますが、やはりやってみないと人間頭に入りません。

最初はほぼ、1人で2役しながらやっている状態ですが、教えられながらも子供が自分の駒は自分で動かしていれば、数回対戦すればだんだん自分でできるようになります。

 

子供ができるようになってきたら、チェックメイトの配置を教え、一緒になぜチェックメイトとなのか考える

コマを動かしてゲームを進めるだけなら、比較的早い段階で、それこそ1日でできるようになります。

ただし、ちょっと厄介なのがチェックメイト(キングを追いつめる)の方法です。

子供がある程度チェスに夢中になってくれたら、チェックメイト(最終段階)の形状を初心者サイトなどで調べ、一緒にどうしてチェックメイトなのか考えるといいでしょう。

 

親がそれほど詳しくなくても、調べて一緒に考えてみるだけで、あとは子供が興味を持っていれば自分でどんどん考えてくれます。

 

 

 

算数や英語の要素があり、思考能力アップにつながりそう

コマの名前やルールには英語が使われているので、チェスをしていれば嫌でも英語やアルファベットを多少は覚えることになります。

 

そして、言語よりも、数学的な思考能力や集中力が問われるので、対戦しているとかなり頭を使います。

チェスを楽しめるようになれば嫌でも自然と頭を使っていますので、ただ受け身の勉強をするより、実は効果があるのかも?と思い始めています。

我が家ではしばらく、日常にチェスを取り入れてみようと思います。

 

漫画の説明本も気になってます。

 

www.sararalife.work