休校中の小学生の家庭学習時間割!教科書ワーク ドリルの予習での使い方【我が家の取り組みを赤裸々に紹介】
休校が続く今、急きょ毎日の時間割を子供と考えることになりました。
ひとまず、まだ学校からの宿題がゼロ^^;すべての勉強を家庭の判断に任されている状態です。
個人的には、宿題を学校から強制されるよりも、自分で時間割を考えてやっていくというのはある意味ラクだしチャンスだと思っています。
不必要だと思う宿題はしなくてよく(笑)やりたいと思うこと、これはやっておいたほうが良いと思うことだけをすれば良いのですから・・・
学校からは空白の午前中の時間割表を配られたのみ!(マスがあるだけ)さすがに子供一人の力では限界がありますので、予習を含む学習を親子で一緒に考えることにしました。
ずっと張り付いていなくても、子供がある程度自力で勉強できる方法を考えました。
今回は赤裸々に我が家の状況を書きながら(笑)、比較検討して選んだワークやドリル類も紹介していきます。
教科書の勉強以外にも、我が家で取り入れてみたアイディアも一緒に書いていきます。
記事が長いのでもし気になる部分があればここから飛んでください。
教科書の基本的な勉強は教科書ワークを利用することに
休校中は宿題がないといっても、新しい学年での勉強を完全にしないわけにはいきません。学校からは教科書のみでドリルすら配られていません。
ということで、予習に使えそうなものを探しました。
いろいろ検討した結果、
国・算の教科書ワーク+算数のみ計算ドリルを使うことにしました。
多すぎても使いきれないうえ、子供のやる気もそがれてしまうため、必要最低限の量と考えました。
教科書ワークが予習に使えそう[算数編]
画像のものは啓林館版ですが、各種出版社の教科書向けもありました。
学校の教科書の出版社に合ったものを選びます。
算数の問題の解き方が丁寧にカラーで説明されています。
これなら新学年の新しい内容にもすんなり入れそうです。
親が教えようとしても、教科書では・学校ではどう教えているのか迷うことがありますが、そういうときにも参考になると思いました。
ワークなので、自分で問題を解いていく部分もあり、説明つきプリントのような感じになってます。
これの通りに覚えておけば、学校で困ることはなさそうです。
教科書通りの参考書的なものは他にもいくつか出版されていましたが、個人的にはこれが一番解説が分かりやすく、難しすぎないので初めて予習をするとき使いやすいと思いました。
夕飯後・最初の部分を親子でする(教える)
学校の授業のようにずっと教えるなんて不可能です。
いろいろ考えた結果たどりついた予習方法はコレです。
我が家では夕飯後に親子の時間を設けています。
この時間にさっと
算数の新しい内容を教えて、ワークの最初のほうを一緒にやってみる。いくつか問題を出して理解度を上げておく。
↓
次の日の午前、子供は自力でその後の問題を解く→答え合わせまで自分でする
↓
再度どれだけ理解しているかチェック→理解していなければまた空いた時間に教える
↓
だいたい理解していれば次の日(または次の次の日)は計算ドリル
こんな流れでやっています。
我が家は普段は外国語などに力を入れており、学校の勉強は家では、テスト前以外、そこまでたくさんさせてません。学習塾などもに行かず、通信教育もしていません。
実際やってみて思うのは、やはり横でじっくり教えてあげる時間が少しでもあると、全然違うなということ。
完全にひとりだと間違ったまま・分からないまま時間だけ使ってしまいます。
とはいえ、ずっと子供の横に張り付いてというのも時間的にできず、我が家では上のような方法に今のところ落ち着いています。
今まで予習をさせたことはなく復習メインでしたが、予習で子供に自信がついたら、ひょっとしたら授業や宿題ももっと子供にとってラクになるのかな?と少し思いました。
このワークは1学年分まるまる入っているようなので、休校が終わっても随時使えたらと思ってます。
ドリルの王様 計算をワーク後に使う
ワークが大体理解できたところで、計算ドリルを使うと書きましたが、
計算ドリルも本当にたくさんの種類があり、かなり迷いました。
「難しすぎず、簡単すぎず、見やすく、量も適度に。」
を基準に選んだところ、このドリルの王様というのが良かったです。
ワークで習った新しい内容を定着させるために、このドリルを使おうと思っています。
学校の予習 国語編
算数と違って国語のほうが若干予習のハードルが低いです。
「教科書を読んで教科書ワークをして、漢字を漢字練習帳に書いていく」
この3つで良く、この3つだけならある程度は子供の力で1人でも出来そうです。
事前にどこをどのくらいするのか、どこに書くのかなどを親子で決めておいて、あとは答え合わせまで任せる→やってきたものを見てできてないところがあれば教えたり話し合ったりする
こんな感じでやっています。算数よりずっとすんなりできます。子供のタイプにもよるんでしょうか^^;
先ほどの教科書ワークの国語版ですが、漢字ドリル的なものも付録として綴じられていました。
漢字はその漢字ドリルを埋めたあと、ノートにドリルの文章と漢字を1行ずつ書いていく方法でやっています。
そんなに量は多くないので負担なくできると思います。
教科書ワークの日と、漢字をする日は我が家では別の日にしていまいます。
今は、余計なストレスをそんなに与えたくないので、子供が十分余裕を持ってできる量でいいかなと考えています。
時間割に入れている内容
上記の国語と算数の内容をいれるほかに、普段している外国語学習も時間割に入れています。そのほうが子供の負担も減るので^^;内容はおそらく突っ込まれないでしょう。
別途、学校の小学校英語の内容に沿ったドリルも手にしたので、それは「英語」ということで別枠にしています。
学校の・・・とついていたほうが子供も時間割に書きやすいようです。
教科書ぴったりドリル 英語
このドリルは今年から教科化された英語の教科書に沿っているようです。
内容は初級で、アルファベットを書くところからはじまってます。
途中から少しレベルアップして文章が出てきますが、英会話を習っている子なら取っつき易いと思います。
2020年から5・6年生は英語は教科化され、通知表にも成績がつきます。
3・4年生は英会話のような授業がありますが成績には含まれません。
教科化された学校の英語でどんな内容を教えるのか?というのは非常に興味がありました。
上のドリルはそれを知るために買ってみたのですが、意外と子供の反応が良かったです。
単語を覚える効果的な方法は以前すみっこぐらしの英単語カードの記事でまとめています。
地図帳の勉強
今年から地図帳(都道府県)の勉強も増えるようなので、地図の勉強も時間割に入れてみました。
進度は完全に子供に任せています。
使うものは地図帳、ノート、画用紙、色鉛筆など、ほぼ家にあるものでできます。
どこまで自力でできるか見守りながら、ときどきクイズを出してみようと思います。
ひとまず自分の住んでいる都道府県のある地域からスタートしていました。
習い事の練習→音楽
音楽系の習い事をしているので、習い事のある曜日だけは特別に時間割に音楽を入れることにしました^^;
子供はあまり学校でつっこまれたくないようでリコーダーの練習と書いていますが、リコーダーの練習はしていません^^;
習い事の練習をしっかりしてくれればそのほうが良いと思ってます。
読書(親子のプロジェクトに使う)
3月は先生が作ってくれた時間割に読書の時間も結構ありました。
好きな本を読ませていますが、休校中、外出できない期間の我が家のプロジェクトとして、一冊特別な本を取り入れることにしました。
子供に哲学を教えたい
私自身が語学を超えた哲学に興味があり、夢中になった時期もありました。
反抗期前の中間反抗期とも言える妙齢の子供に、哲学の話をしたいと前々から思っていました。
ちょっと話してみたところ結構食いつきがよく・・・年齢的にも、大分いろんなことを理解できるくらい成長してきました。
星の王子様
いろんなバージョンを見比べて研究(?)した時期があり、以前から家に何冊か星の王子様がありました。子供は絵本バージョンを読んだこともあります。
子供が哲学って何?と聞いてたとき、あぁそういえば星の王子様があったなぁと。
今の子供なら、前よりもっと深い内容を理解することができるかもしれない・・・
ということで、今の子供の年齢に合ったバージョンの星の王子様を子供に渡しました。
漢字にふり仮名がついているほかは、大人の読む星の王子様と変わりません。
他の版と見比べると訳の違いは若干ありますが、とくに問題ないです。
無理せず少しずつ読んで、分からない部分を教えてあげるよ。
きっと前絵本を読んだ時よりもいろんなことが分かるよ、というと嬉しそうに読んでました。
親子の時間に、文字の奥の意味を少しずつ、子供に教えてあげたいなぁと思っています。家の中での時間が増えた今だからこそ、じっくり話してあげたいです。
私もずっと読んでいなかったので、子供に話すためには、自分ももう一度ちゃんと読み直さないといけないです。
こころのふしぎ なぜ?どうして?続
今回取り入れた本ではありませんが、哲学の内容を子供の疑問に答える形で書いているこの本もおすすめです。
イラストやちょっとした漫画も含めつつ、かなり真剣に哲学の内容を語っています。
娘はこの本を夜寝る前に読むことが日課になっています。
これを読むと心が落ち着くようです。
今の大変な状況だからこそ、多くの子供に読んでもらいたい本です。
以前書いたレビュー記事
この記事ではチェスについて書いています。