トライリンガル目線での英語!子供の育て方 バイリンガル日記

国際結婚し長い海外生活を経た筆者の目線で、英語(多言語)や子育て、音楽を主なテーマとし、役立つ情報や社会への想いを綴るブログです

譜読みが苦手な子供を助ける方法!譜読みがラクになる音楽ドリルのおすすめを紹介

ピアノなどの楽器で新曲になると譜読みが苦手、すごく大変と言う子供は結構多いと思います。音の高さ(ドレミ)は読めるハズでも・・・

娘がまさにこれで、曲はどんどん難しくなっていくにもかかわらず、譜読みが苦手で苦戦していました。

小学生以上になると譜読みはぐっと難しくなります。

でもそのぶん勉強の理解力はでてくるので、そこをうまく補ってあげたら、毎日の練習が楽になるかな、と考えました。

 

楽典・ソルフェージュ(譜面の読み方)の部分は、家族が音楽経験者であれば家庭で補える部分かなぁと。

譜読みを間違えずにできるだけで、練習の効率も上がりそうです。

 

休校で時間ができたので、これだ!と思った音楽ドリルを毎日10分くらい続けたら、ほんの1~2週間で目に見えた効果があったので紹介します。

 

 

譜読み

音楽ドリルをする前の状態

ドレミファソラシドという音を読む事は、比較的スラスラできる状態でした。初めて1~1年半くらいの間はドレミを鉛筆で書いて消すを繰り返し、徐々に書く部分を部分的にしていってました。

5線上の音の高さを読む部分は大丈夫でした。

リズムや拍が分からない

子供が困っていたのはこの部分です。

耳で覚えてなんとなくリズムを取っていた部分が多く、それを何年も続けてしまった状態です。リズムの理解が明らかに低く、それでもあれよあれよと言う間に曲が難しくなり、何か手を打たないといけない危機感を感じました^^;

レッスンでも一応習っているハズなんですが、さらっと習って忘れているんですよね。

 

リズムや拍とは?

4分音符や8分音符といった音符の名前、長さ、数え方

 

4分の4拍子、4分の3拍子は何?

 

という部分です。

 

こうしたことをおさらいできて、勉強っぽくなく楽しくできるドリルを見つけました。

 

音楽ドリル

かいておぼえる音楽ドリル 1

他にもいろいろ検討したのですが、我が家の状況にはこれがぴったりでした。

 

最初のほうはかなりシンプルなので娘は「かんたん~」と言いながら最初喜んでやっていました。

ひらがなが読める子なら幼稚園くらいから使えると思います。 

 

拍やリズムの説明がすごく分かりやすい

音楽ドリル

すごく単純な3拍子の説明ですが、ちゃんと強拍と弱拍の説明まであります。

つよく、よわくと簡単な言葉なので、抵抗なく入れるのがよかったです。

ただ叩くだけなので全く勉強をしている感なくできるのがいいみたいです(笑)

 

ほかに4分の2拍子や4分の3拍子、4分の4拍子の説明などがあります。

音楽ドリル

ほかに4分音符や8分音符の説明もあり、手をたたいたり、線で小説を区切る問題などがありました。

 

これは本当に分かりやすい!

子供のころ、難しい教科書ではなく、こういうものに出会えていたらよかったと本気で思いました(笑)自然に導かれるように作らてれいるのがすごい!

リズムの譜読みが苦手な子はこれをちょっとするだけで大分違うと思います。

 

 

実際の子供への効果は?

このドリルを1週間くらい、毎日すこしずつ子供と一緒にしてみたところ、今まで単純なリズムでもあれ?と忘れていたのがなくなりました!

逆に今まで4分音符と8分音符すらあやふやだったのかと思うと恐ろしいです・・・^^;実際の楽譜はもっともっと複雑です。

この調子で少しずつ先へすすめて今は感覚だけでやっているであろう譜読みを、理論的な理解へ導きたいです。

 

記号や音符を書く練習もできる

 ト音記号ヘ音記号、音符、休符を書いて練習するページもたくさんありました。

音符の棒の長さの書き方を、子供は知りませんでした><

知らないんだか忘れたんだか・・・

細かい位置など忘れがちなものも、お絵かき感覚で復習できていいなと思いました。

 

一音ずつ位置を覚えるページもある

我が家ではこのページは飛ばしましたが、一音ずつ音の高さを覚えるページもあるので、楽器を習い始める一番最初の段階でも使えると思います。

音の高さを覚えるための問題も載っていました。

 

英語・ドイツ語の音名も載ってる

 一音ずつ音がついているページには、英語やドイツ語の音名も載っています。

最初から全部覚えなきゃいけないわけではありませんが、少し知っているだけでも今後の音楽生活に良い影響があると思いました。

譜読み

 かいておぼえる音楽ドリル 2

かいておぼえる音楽ドリル1のほうは、未就学児でもできる内容でしたが、続編の2巻の対象は小学生以上と思います。

ふりがなはついていますが全体に漢字で書かれています。

 

付点4分音符や16分音符については2巻のほうに含まれているので、ちょっと進んできたらこちらも持っておくと便利です。 

 

ドリルだけではなくて、作曲家のストーリーや絵もドリルの合間合間に登場します。

バッハ、ベートーヴェンモーツァルトシューベルトショパンについての伝記が、それぞれ見開き1ページにまとまっていました。

絵は白黒なので、ごほうびに塗り絵もできます。

ストーリーは小難しくなく、小学生でも十分理解できるようにシンプルに書かれていました。

 

8分の6拍子と8分の3拍子は2巻に登場します。

音楽ドリル

 

拍子のほかにも、臨時記号の扱い方や装飾音の弾き方など、音楽をする上で絶対に必要となることがすっきりとまとまっています。

 

少し分かりにくい内容も、小学生でも分かるようにシンプル・かつ詳しく載っています。

これ1冊を理解できればかなりの内容をマスターしていると言えます。

 

調や調判定については、もうちょっと詳しく書いてあってもいいかな?と思いましたが、そこまで進んだらそれは別途やればいいかな、と・・・。

小学生だと、調のあたりはややこしいので、これくらいでちょうどいいかなと。

とはいえ基本の軸となる点は確実に押さえられます。

 

久しぶりに本当に良いと思える本に出会いました。

いろんなドリルをみたり、使ったことがありますが、ここまでよかったのは初めてです。

難しい教科書よりも読むのは簡単なのに、それに匹敵する、またはそれ以上の内容があるなぁと思いました。

まとめ

我が家はまだ1巻の子供が分からない部分と、2巻の16分音符、拍子を少しずつしている状態ですが、学校が休みの期間に少しずつ一緒にやっていけたらと思っています。

 

子供にひとりでさせるというよりは、一緒に読んでいきながら説明して、その後実際の楽譜でここにあるね、とみたり、先生にこう言われたのにはこういう理由があるんだよ、と話したりしています。

 

今のところ勉強や練習の時間にがんばってもらうのではなく、遊びの時間にちょっと一緒にという形でやっています。

 

関連記事

www.sararalife.work

www.sararalife.work