鉄材が合わなくても飲める市販の鉄サプリや食べ物!フェリチン数の低い貧血は気づきにくい!
鉄材が合わなくて飲めないという方、結構いると思います。筆者も鉄材は全く身体が受け付けません。今回は、完全な貧血ではなくても飲めるおすすめ鉄サプリや、一緒に取りたい食べ物をまとめてみます。
また、検査でヘモグロビン数値に問題がなくとも、フェリチンの値が低いと「ほぼ貧血」の苦しい状態になっていることがあります。自分ではなかなか気づきにくいため、筆者の経験談も一緒に書いてみます。
検査結果に異常がないのに、なぜ貧血と気づいたのか
なんだか常に疲れてるような状態が数か月続いていました。
筆者は妊娠中を除いてはヘモグロビン値でNGになったことはなく、貧血に対する危機感は全くありませんでした。
以前貧血持ちの友人との何気ない会話で、「まぶたの裏を見せて」と言われたことがありました。そのときは全く貧血ではなく、「あれ、意外と赤いね!」と言われて終わりました。
当時、筆者が仕事が大変とよく愚痴をこぼしていたため、体調を気にかけてくれたのかもしれません。
このとき「貧血だとまぶたの裏の赤みが薄くなる」という知識を得ました。
そして、しんどいなと思った時ふとまぶたの裏を見たら・・・
かなり赤みが薄くなり、白くなりかけていることに気づきました!
そして、別件で病院に行ったとき、自己申告で「貧血かもしれません」と言います。
すると、貧血用の血液検査をしていただけました。
フェリチン(鉄をたくわえるタンパク)が枯渇していた
検査の結果、ヘモグロビン値はギリギリ正常値の範囲だったのですが、フェリチン(貯蔵鉄)がほぼありませんでした。
検査を受けるまで知らなかったのですが、このフェリチンが低いとその後貧血になるということのようです。
結局貧血と判断され、鉄材を飲むことを勧められることになります・・・
これ、自己申告しなければ貧血の検査をすることはなかったでしょうし、気付くことはありませんでした。
「何もしていなくても疲れていて、身体が重い感じ」が続くと思うと恐ろしいです。
自覚症状もかなりありましたので、貧血だと分かって「原因がある(改善の余地がある)」ことにとても安心した自分がいました。
鉄材が飲めないという現実
ただし問題があり、筆者は自分が鉄材を飲めないことを知っています。
鉄の必要量が増える妊娠中、鉄材を飲むように言われたのですが、身体が全く受け付けません。
胃の中に何も入っていかなくなり、水も飲めない状態になってしまい、夜遅く緊急で病院に行ったことを覚えています。
それでも鉄材は飲んだ方がと言われ何度かトライはしたのですが、やはり同じような状態になり、最後には自己責任で辞めました(笑)
海外での出産だったのですが、ドクターと何度も言い合いをしたり^^;、病院文化の違いなどすべてにもがいていました。
こうして冷静に書いてみると、とても厄介な人ですよね^^;
日本の病院なら注射がある!?
どうしても飲めない場合は注射もしてくれるのですね。
なぜ当時、注射の提案がなかったのかは謎ですが、筆者の知識不足などもあったのかもしれません。
鉄材が飲めない人も、早めに気づけば対処はできるということですね。
鉄材に抵抗がある方も、貧血かも?と思ったら早めに検査されることをおすすめします。
日本は一般的な小さな病院でも、かなり整っていると筆者はつくづく感じます。
食品扱いの鉄サプリなら、抵抗なく普段から飲める
鉄材には拒否反応が出ますが、食品として売られているサプリであれば何事もなく毎日飲むことができました。
ひどい場合はきちんとした処置を受けるべきだと思いますが、食べ物の補助的な意味であれば、サプリはかなり使えると思います。
ビタミンや葉酸も入っているうえ、筆者がふつうに飲めるサプリはこれです。
個人差はあると思いますが、筆者はこれで胃が荒れたことはありません。
そもそもの貧血の原因は?
普段から食生活にはわりと気を付けているほうでしたので、なぜ貧血になったのか考えてみました。女性ということ以外に原因があれば、早めに対策をと思いました。
思い当たったのは、「自分ひとりの昼食を大切に考えていなかった」ことです。
朝は昔からあまり食べられないため、自分の朝食は軽くすませているのですが、自分ひとりでとる昼食まで、かなりいいかげんに考えていたことに気が付きました。
これは今に始まったことではなく、10年程まえからのような気がします。
ということは、これは10年間昼食をおろそかにした結果なのでしょうか・・・
自分ひとりだから何でもよい、ではなく、自分のためだからこそ昼食をしっかりとる、に変えていかなければと思いました。
家にいるときも外に出ているときも、ひとりだけの昼食に時間をかけたくないと考えてしまいます。貴重なひとり時間だからこそ、なるべく食事以外のことに使いたいと思っている自分がいます。
この考え方をあらためねばと痛感しました。
鉄分だけじゃダメだった
いろいろ調べていくうちに、ただ鉄分の多い食事をするだけでは効果がないのだと気づきました。
夕食はわりと栄養に気を使い、肉や魚介類、鉄分の多いほうれん草や小松菜などを積極的に取り入れているつもりでした。
しかし、鉄分はビタミンCなども一緒に取らないと、うまく吸収されないのだとわかりました。
筆者はフルーツが苦手で、普段あまりフルーツを食べません。きっとビタミンCが足りていないのでは、と気がつきました。
サプリも良いけどなるべく食品からも取り入れたい・・・
ということで、今試しているのがこれです。
フルーツの甘みが苦手なのですが、すっぱいアセロラ飲料であれば続けられそうです。
まだ飲み始めたところなので効果は分かりませんが、全くフルーツをとっていなかったので、別の意味でも少し続けてみようと思っています。
まとめ
貧血は目に見えないため他人には見えず、一度なってしまうとかなり堪えます。
もし「いつもより疲れやすい」「一日中何をしても頭が冴えない」などの症状があれば、貧血の疑いを伝えたうえで検査を受けてみると良いです。
また、今回紹介したサプリや飲み物は予防のためにとることもできます。
20代~50代前半の女性はとくに貧血になりやすいので、忙しい年代ではありますが、身体を大切にして過ごしてください。