小学校の英語ワークにヘンテコ英語を発見!音声アプリ付きなのは良かった
小学校で今年度から英語が本格導入されるため、小学生用の英語ワークを試しに購入してみました。
3・4年生はまだ「英語活動」というくくりで、テストなどはなく、評価の対象にもなっていません。
5・6年生は教科化ということですが、どのような形で評価するのかはまだ不明です。
(会話テストなのか、筆記テストなのか、テストではなく活動内容なのか・・・)
今回は4年生と5年生の教科書に沿ったワーク(参考書)を買ってみたので、出てきたヘンテコ英語に焦点をあてつつ、感想をお伝えします。
音声アプリがあったのは収穫だったのでその件についても書いてます。
ヘンテコ(!?)な内容を発見!
4年生用のワークをみていたとき、ヘンテコな内容を発見しました。
Let's sing. とか Let's play cardsなど、Let's と誘う表現の部分です。
Let's からはじまる文章の受け答えが、
○Yes, let’s.
○No, let's not.
になっていました。
こ、これは!!?
絶対にそんなふうには言わないですよね^^;
完全に間違いなのか?と聞かれると、絶対間違っているとは言い切れませんが、
「変で不自然」「そうは言わない」ことは間違いないですね・・・
How are you? I'm fine, thank you, and you?というのは私も中学校のときに習いました。これがヘンテコだったことに気付いたのは大分後のことです。
これと同じことが現在の小学校の教科書でも起こっています・・・
じゃあLet's...と言われたら何と返す?
Let's....と誘われた時の答えとして思い浮かんだのは。
Sure.とかOf course. All right. などかなぁと
Sure とかのあとに続くとしたらI'd love to ...でしょうか・・・
相手との関係性や状況によりますが、Yes, let's.とはあまり(ほとんど)言いませんよね・・・
Noの場合は、I'd rather not.や、I'm afraid....などと説明するか、はっきり断るか(これがいちばん多いような)かなぁと・・・
No, let's not.と教えるくらいなら、まだNo!とだけ教えたほうが良いと思います。
もしLet's sing.など全体に対していう場合だったら、そもそも返答すらありませんし・・・歌うだけですよね。
Yes, let's./ No, let's not.
これはいったいどこからでてきたのでしょうか?謎です。
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推測するに、
Let's=「~しましょう」
Yes, let's.「はい、そうしましょう」
No, let's not.「いいえ、そうするのはやめましょう」
のような感じで、和訳を最初に当てはめて、それに対する英文を出したのかなぁと・・・
これをもし学校で、ロールプレイのような感じで受け答えの練習をしてしまったら・・・かなりまずいんじゃないかなと思います。
大分笑えるロールプレイになってしまいます。
良い先生ならさらっと訂正するか飛ばしてくれそうですが・・・
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英語ワークそのものは結構使えた
ヘンテコな英語が出てきて思わず記事にしてしまいましたが、他の英語ワーク、小学生用の日本の英語教材なども目を通していますが、多かれ少なかれやはりこのような部分はあります。
このワークに関しては上記の部分以外は大丈夫そうで、むしろかなりよくできていると思いました。
数あるワークのなかでこれが一番使いやすいかな?と思って手にしているので、良い面も紹介します。
音声アプリが付いているのは画期的
あまり期待せずに購入したのですが、タブレットやスマホなどで使えるアプリが付いていたのは収穫でした。アプリは各自ダウンロードして、本にパスワード(コード)がついているので、それを入力すると使えます。
英語辞書でも音声は聞けますが、文章はあまり出てこないので、よく使う
フレーズや文章の発音を丸ごと聴けるのはイイナと思いました。
本に載っている単元ごとにまとまっていますし、自分で入力する手間が省けるのでそのぶん発音練習に時間を使いやすいです。
CDつきの本などは値段も高いうえ、時代に合っていなくて結局CDは使わないんですよね。
アプリつきでも値段は普通のワークと変わらないので、これはイイナ!と思いました。
子供もゲーム感覚で使えて楽しい様子です。
学校では会話ごっこのみ?ワークで発音練習とライティングができる
学校の教科書の内容は、天気や色、曜日、数字など、ごく普通の昔ながらの英会話教室のような内容です。
会話中心?なんでしょうか?
3年生のときの子供の様子から察するに、授業では会話ごっこのようなことをしますが、読み書きはほぼしていない様子です。つまり、単語を覚えることを学校ではしてきません・・・^^;学校で教わってくる発音もかなり微妙です^^;
教科書用のワークは、それを自宅で覚えられるような内容になっていました。
発音に関しては、間違いなくアプリで覚えたほうが良いです。
学校で授業を受けるだけではほぼ残らないと思うので、家で音声を聞きながら書く練習をできるのはすごく便利だと思いました。
教科書には英語はあまり書かれていないうえ(絵が多め)、英語の教科書は学校に置いておくよう指示されています^^;
家で学校の復習をするには、やはり一冊持っていないとと思いました。