トライリンガル目線での英語!子供の育て方 バイリンガル日記

国際結婚し長い海外生活を経た筆者の目線で、英語(多言語)や子育て、音楽を主なテーマとし、役立つ情報や社会への想いを綴るブログです

どんな教材よりも効果的!子供の英語・語学教育で必ず取り入れたいこと

子供を読み書き・聞く話すを含めたバイリンガルに育てたい方は、普段からいろいろな方法を試していると思います。

しかし、毎日毎日勉強ばかりでは、親も子供もとても疲れてしまいますね。

今回の記事では、息抜きとしてできる上、ただの息抜き以上の効果がある方法を紹介します。

 

 

子育て

勉強に疲れたら実体験を!方法はズバリ、「実際の国へ訪れること」

筆者の場合は長いスパンで国をまたいで生活基盤を移してもいるのですが、そのときどきを見ると、基本的にはどちらかの国に定住しますよね。

その「定住しているとき」でも、決してその国のことだけに偏ってしまわないようにすることがポイントです。

たとえ一年に1・2回だとしても、もう一つの国を訪れることがとても大切です。

長期だと難しい場合は旅行程度だとしても、まったく訪れないよりはるかに高い効果があります(日常的に毎日言葉を勉強していることは大前提です)

 

体験こそが語学の勉強に

乳幼児のうちは「勉強」らしい勉強もないですので、実体験そのものが本物の勉強になります。

 

年齢が上がって「勉強」ができるようになっても、毎日毎日同じような勉強の繰り返し、とくに座学ばかりでは、親子ともにモチベーションも低下してしまいます。

 

子供は大人が思う以上のことを体験から吸収します。

「聞く話す」の経験値があるのはもちろんですし、読み書きを学ぶ年齢になれば、街の看板や日用品に書いてある文字などから、たくさんの用法を吸収するようになります。

毎日言葉を勉強している子供であれば、遊びに行ったとしてもこれらの効果はあると感じます。

 

「言葉がわかるとこんなに良いことがたくさんあるんだ!」と気づき、毎日大変な勉強をする意義が見出せるようです。

勉強を面倒だと思っている子供でも、徐々にこの意義に気づき、普段の学びに気持ちが入るようになってきました。

 

旅

高額なプログラムよりも体験を!現地購入の教材がおすすめ

日本における英語教材のなかには、優れたものももちろんありますが、なかにはびっくりするほど高額な教材類も多いのは事実です。

 

 

我が家では高額な語学プログラムなどは利用せず家庭内で済ませているため、その分の費用はすべて渡航費にまわしています。

 

国内の教材は厳選したものを少しのみ、現地調達のもののほうが圧倒的に多いです。

輸入品を日本で購入するよりも、現地で現地の子供向けのものを買った方が経済的にも有利なうえ、選択肢も格段に多いからです。

渡航時に子供のための教材を選ぶことは恒例行事になっています。

(荷物の重量制限があるため、日本で購入することもあります。)

 

我が子の習得状況は、毎日見ている自分にしか分かりません。

教材を自分の目で見て自分で選ぶことは、とても大切なことだと考えています。

 

教材

遊ぶときはとことん遊ぶ!(外国語を使って)

大人でも、たくさん遊んだあとは仕事を頑張ろうと思えますよね。

どうやら子供も全く同じようで、モチベーションが低下している状態でいくら勉強を詰め込んでも、効果がないどころか逆効果にもなりかねません。

 

普段毎日頑張っている子供を、たとえ数日でも完全にすべての勉強から解放して、とことん遊ばせてあげると、また頑張ろうと思えるようです。

 

バイリンガル子育ては、本当に親子ともに大変です。

自分へのご褒美も兼ねて遊びに行くと、我が家では毎回、どちらの国への移動でも驚くほど効果がありました。

遊ぶと言っても、現地で遊べばはもちろん現地語を使いますから、知らず知らずのうちに語学の勉強になっています。

子供には大人が受ける以上の良い刺激があるようで、毎回語学勉強へのモチベーションがぐっとアップしています。

 

遊ぶ

モチベーションがアップしたところを狙ってランクを上げる

モチベーションがアップしたところを狙って、ワンランク上の勉強に変えるのがポイントです。

モチベーションが下がっている状態に難しいことをさせても、嫌がってしまい上手くいかないからです。

 

帰国後のアツい時期であれば、普段なら嫌がるようなちょっと難しいテキストなどにも、自然に入っていくことができます。

 

旅での思い出を楽しく話しながら、これもやってみようか?と声をかけると、子供も自然にやる気になってくれると感じました。

 

勉強

思い出をまとめてみるのもおすすめ

旅の思い出を現地語で話し合ったり、文章にしてまとめてみるのもおすすめです。

現地での記憶は現地語のまま残りますので、スムーズに話し合うことができます。

 

絵日記や短い作文などを、写真と一緒にアルバム風にして残してみても良いと思います。