トライリンガル目線での英語!子供の育て方 バイリンガル日記

国際結婚し長い海外生活を経た筆者の目線で、英語(多言語)や子育て、音楽を主なテーマとし、役立つ情報や社会への想いを綴るブログです

英会話スクールのセールストークにのせられないで!英話業界の裏事情と選び方のポイント

英語スクールでも勤務した経験より、これから英会話を習おう、英語スクールに通おうと思っている方向けに、選ぶときに知っておきたいポイントを本音で書いてみます。

 

どこの英会話でも、基本セールストーク(営業)をしてくると思いますが、知らないと「適当なセールストーク」にもまんまと乗せられてしまいます^^;

大切なのは、相手のペースに巻き込まれず、自分なりの意見を大切にしながら選ぶこと。

どのスクールにも良い点もたくさんありますので、自分に合っているかどうかをしっかり見極めてください。

 

英会話

○○キャンペーンはほとんど嘘 年中キャンペーンのウラ

入学金無料や、特別な値引きなど、月末締めのキャンペーンはよく耳にしますよね。

「○月までに申し込むと、こういう特典がありますよ」と案内されることが多いです。たしかにそのときどきによって、キャンペーンの内容は多少変わります。

でも、大抵はその月が終わっても、次の月も何らかのキャンペーンが湧いてきます。

実際、筆者はこの点にかなり疑問を感じながら働いていました・・・

 

キャンペーンをするとスクールは損をすると思いますか?

そんなことはありません。多少の額の違いはあれど、新規生徒を獲得できるのは大きなことです。

 

どうして年中キャンペーン状態なのか?

答えは簡単です。

 

月単位でノルマがあるからです。

 

個人のノルマなのか、スクール単位なのかというのは、学校によって違えど、基本どこもノルマは少なからずあります。

 

今月中にあと2人入会してほしい!そんなときに月末締めのキャンペーンをしていれば、検討していた人が早めに契約してくれる可能性があります。

 

どこの業界でも似たようなものかと思いますが、契約者側が得する額が大きければ大きいほど、こういったキャンペーンには効果があります。

 

キャンペーンの内容だけにまどわされず、授業内容や講師などについてもしっかり確認しておきたいですね。

 

キャンペーン

好きなときに予約できるシステム=本当にいつでも通えるわけではない

英会話や英語教室のなかには、好きな時間帯のレッスンを予約できるところもありますよね。

ただ、「予約制だからいつでも自由に通える」と思うのは少々危険です。

 

毎日どの時間でも講師が来ているとは限りません。

教室は無休だとしても、講師はシフト制で働いています。

休日もあれば、働いていない時間帯もあります。

気に入った講師はもしかしたらパートタイムかもしれません。

 

また、人気がある講師の枠はあっと言う間に埋まってしまうことも多いです。

 

しかし、少し通ってみると、時間割が決まっているスクールよりもさらに通うのが大変で、あまり行かなくなってしまった・・・ということは多々あります。

 

スクール説明の段階では、大抵スクール側に不利な情報には触れません。

「だいたい月曜と金曜の19時ごろに行くことが多くなりそうだが、毎週その枠でレッスン予約することは現状できそうなのか」

をしっかりと確認しておくと良いです。

 

大抵いけそうな曜日や時間帯は限られてくると思いますので、融通が利くかの前に、まずその枠にコンスタントにレッスンを入れられないと、そこのスクールに通う意味がなくなります。

 

予約

基本全員褒めていると思って!入会前は良いことしか言いません

体験レッスンなどをして、講師やカウンセラーから褒められると嬉しいですよね。

ただ、英語がすでにすごくできる人は、英会話の学校へわざわざ行きませんよね。

英語は特殊な芸術分野ではないですし、「英会話スクール」「英語塾」「外語学院」などと謳っているところは、どこも基本「ビジネス」です。

講師に認められて、講師に弟子入りするわけでもありません。

 

このようなスクールでは、基本体験レッスン後は誰でも褒めます。

たとえ褒めるポイントがなかったとしても、ウソにならない程度にお世辞をいうのが普通です。(まったく嘘というわけでなくても、大抵は話を盛ります)

講師と営業担当(カウンセラーなど)が別なケースもありますが、「講師」が営業に協力するのも通常です。

 

契約は慎重に 月謝と書かれていても、分割払いの可能性もアリ

褒められるのは普通ですので、褒められたことで気を良くし過ぎてそのまま百万単位の契約(ローンも含む)・・・というのは避けた方がよいですね・・・^^;

 

月謝制と書いてあっても実はローン(分割払い)ということもありますので、支払方法は早い段階で確認しておくことをおすすめします。

 

支払については、聞かなければ、その気になってきたタイミングで切り出してくることが多いです。でも、支払い方法の事実はどのみち変わりませんので、遠慮せずに最初のほうにきいてしまって全く問題ないです。

 

こういう類の教室だと、「継続」してもらうことも「ビジネス」ですので、通って欲しくないほどの問題の生徒でなければ、褒められる機会は多いと思います・・・

 

カウンセリングや相談タイムなどは、基本営業のためにあると思っておいてください^^;

 

褒める

では何をみて選べばよい?

講師の質と相性

どこの企業が運営しているかは、実は表面上の問題でしかなく、一番大切なのは講師の質と、講師が自分に合っているかどうかです。

慣れてくると、数分レッスンをうけただけでもなんとなく分かるのですが、これを見分けるにはやはり、いくつかのスクールで体験を受けてみるのが一番です。

あまり評判などに左右されず、自分の肌の感覚、どう感じるかを大切にされると良いと思います。

授業の進め方もそうですが、人間的に合う合わないもかなり大切と言えます。

確実にレッスン枠がとれるか

上でも書きましたが、コンスタントにレッスンを確保できるかどうかをきちんと聞いて、スケジュールに合う曜日・時間帯で通えるかをチェックしておいてください。

通いやすさ(立地や値段)

英会話・英語スクールは通い詰めてこそ意味がありますので、通うのに無理のない立地・値段というのもかなり重要です。

自分の生活水準には高すぎるレッスン代、自宅や職場から遠すぎる立地だと、最初はなんとかがんばれても長続きしません。

 

講師

長期での契約はおすすめしない

割引があったとしても、よほど効果を実感できているお気に入りのスクールでない限り、長期的な契約はあまりおすすめしません。

今、英会話スクールや英語教材、勉強法などは、本当に選びきれないほどたくさんあります。

効果がないと思いながら、何年も続けることにあまり意味はありません。

なんとなく効果が感じられないと思ったら、ほかのスクールへ行ってもよいのです。

 

また、たくさん頑張ってレベルがあがると、そのスクールで教えられるレベルを超えてしまう・・・ということもよくあります。そのときはもっと専門的なスクールに移ったり、スクールに通う以外の方法にステップアップすることもできます。

どちらにしても、あまり同じところに留まり過ぎると上達が止まってしまいます。

なるべく1年以下で契約することをおすすめします。

 

契約