子供と飛行機に乗るときの暇つぶしはどうする?移動がラクになる持ち物・方法をまとめて紹介!
子供と飛行機に乗るときは、どうやって何時間も暇をつぶそうか、どうすれば飽きないのか気が気がないですよね。
子供が乳児のころから何度も飛行機移動をしている経験から、持っていた方がよい持ち物や、暇つぶしのアイディアをまとめてみます。
子供の年齢ごとに状況が変化
一口に子供といっても、子供の年齢ごとに持ち物や方法も全く変わってきます。
子供の年齢を追いながら当時便利だった持ち物を紹介します。
0歳のころの飛行機はどうする?
歩き始める前、0歳児のころは、とにかく赤ちゃんのことだけを考えた移動になります。
この時期に旅行する人は少ないでしょうが、国際結婚の場合など、やむを得ないケースも多くあります。
この時期は暇つぶしと言うよりは、いかに寝かせるか、授乳するか、耳の痛みを防げるかがカギとなります。
抱っこひも
飛行機内では主に抱っこひもで抱っこしてすごします。
ただ、ずっと同じ体制だと赤ちゃんも窮屈なので、シートベルトサインが外れたとき、ときどき抱っこひもを外して膝に寝かせてみたりもしました。
おすわりできる子はときどきお座りさせてみても良いですし、
つかまり立ちをするくらいになれば、ときどき立たせてあげるのも良いです。
起きている間は、とにかくこまめに体制を変えるのが良いなと思いました。
また、3か月未満程度であれば赤ちゃんシート(バシネット)のある最前席を利用できることもあるので、寝返りをはじめる前の子供の場合は航空会社とコンタクトをとってみることをおすすめします。
おしゃぶり
おしゃぶりは気圧調節に役立つと言われていますし、泣かせたくないときに重宝します。おしゃぶりが嫌いで拒否!という子でなければ、ひとつ忍ばせておくと便利です。
ミルクセットや授乳ケープなど 授乳グッズ
ミルクでも母乳でもどちらでも良いのですが、耳が痛くなることを避けるため、着陸時には授乳するのが鉄則です。
ミルクの場合、キューブタイプのミルクがさっと作れて便利です。
哺乳瓶とミルクのためのお湯は必ず、少し多めに準備しておくと良いです。
また、母乳の場合、授乳ケープは持っていた方が良いです。
防寒対策にもなりちょうど良いです。
ベビーカー
普段ベビーカーを使わなくなる年齢までは、筆者の場合、毎回ベビーカーを持っていきました。折りたためて、大きすぎないベビーカーだと便利です。
ベビーカーは飛行機に乗る直前に預け、飛行機を降りてすぐに受け取ることができます(会社によって少し違う可能性もあるため、詳細は直接確認してください)
空港内での移動時に、赤ちゃんを寝かせたままにすることもできますので、背もたれを下げてフラットにできるベビーカーだと尚良いです。
歩き出したころ~幼稚園くらいまで(1歳すぎ頃~3・4歳)
とにかくじっとしていたくない年齢に突入すると、飛行機で移動することのハードルがワンランク上がります。
一番良いのは、「飛行機の中で少しでもたくさん寝かせること」です。
可能であれば飛行機の時間をお昼寝前や就寝時間に合わせるとラクです。とはいえ、いつもと環境が違うと興奮して寝ないことも多々あるため、キッズスペースがある空港でひたすら遊ばせてから飛行機に乗るのが一番です。
スケジュールをうまく組んで、可能な限り子供を疲れさせておくのがポイントです(笑)
幼児連れだと飛行機に優先的に搭乗できることも多いですが、むしろ最後のほうに搭乗しておいたほうがラクです。早く飛行機に入っても、飽きるのが早くなるだけだからです。
飛行機に乗った後に初めてのおもちゃを与えるのがポイント
事前におもちゃをいくつか新たに購入して、隠しておき飛行機に乗った時に初めて見せるのがコツです。新しいおもちゃというだけで新鮮ですから、少なくとも30分くらいはこれだけで稼げます。
その子の好きなキャラもので、音がでなくてコンパクト(口に入れない大きさ)、バラバラに散らばらない物を上手く選んでください。
日本の空港のガチャガチャ
日本の空港にあるガチャガチャは、すごく子供の心をつかむようです。
出てくるおもちゃが選べないのは難点ですが、多少の時間稼ぎにはなるので、時間に余裕があれば試してみてください。
100円均一のおもちゃを使い捨てするのもおすすめ
使い捨てと決めて、100円均一のおもちゃを調達するのもおすすめです。
何時間も触り続けていればおもちゃも壊れますので、飛行機用として割り切ることができます。
手の汚れないお菓子やおにぎり、パンなどの食べ物
機内の食事が口に合わない可能性もありますので、何かしら食べ物を持っていると安心です。日本からであればおにぎり、海外からであればパンやサンドイッチなどがおすすめです。
食べさせれば一旦静かになるということもよくありますので重宝します。
食べなかったらお母さんが食べてしまっても良いと思います。
お菓子も同じ理由でおすすめなのですが、散らばりやすいお菓子や手がひどく汚れてしまうものは避けましょう。
手が汚れにくいもの、周りを汚してしまいにくいものだと、安心して食べさせることができます。
ペットボトルの水
着陸の前に耳が痛くなるのを避けるには、こまめに水分をとるのが一番です。
荷物検査の後にペットボトルの水を買えば、機内に持ち込める路線も多いです。
(路線により異なるため、チケット予約時に確認してください)
気圧が大きく変わり始めたと思った時から、こまめに飲ませておくと安心です。
幼稚園後半くらい~小学校低学年ごろ(5・6歳~8・9歳頃)
子供によっても違うのですが、少し落ち着きが出てきて、知育系のおもちゃにも興味が出てくるのがこのくらいの年齢です。
このころになったら、寝かせる・食べさせる・時間かせぎだけでなく、知的好奇心を刺激する遊びもすこしずつ取り入れてみてください。
ぬり絵や迷路ブック
新しい塗り絵を持っていくと、塗り絵が好きな子ならかなり集中して遊んでくれます。
お母さんも少し一緒に遊んであげても良いと思います。
ただ、色鉛筆がカンケース入りのものだと、落とした時に音が鳴る上、飛行機の中で鉛筆が散らばったら大変です。
ペンケースに入れたり、取り出しやすいミニタイプの色鉛筆を使うことをおすすめします。
幼稚園の終わりごろからであれば、迷路ブックも楽しめます。
お絵かき帳や手帳など
お絵かきをしたり、手紙を書くのが好きな子の場合、新しいノートや手帳などを与えるのもひとつの手です。
いつもよりちょっと高級にみえたり、ちょっと大人っぽく見える今まで使ってこなかったデザインのもの、または大人用の手帳やノートなんかでも良いと思います。
「いつもと違う、カッコイイものを買ってもらえた」と思うだけでテンションがあがるので、ただのノートや手帳でも以外と楽しんでくれます。
スプリングタイプのノートや手帳にお手紙を書いて、後で誰かにわたすというのも我が家ではしていました。
その場合、別途、封筒を持っていると尚良いです。
折り紙と折り紙の説明本
折り紙の説明本を持って行って、飛行機の中で親子で新しい折り紙に挑戦するのも良いです。
作ったものが荷物になってしまいますが、しょせん紙なのでそれほどかさ張りません。
こっそり捨ててしまっても、移動でバタバタしているので子供もすぐ忘れます。
新しい本
自分で本が読める年齢になったら、飛行機に乗ってから見せる新しい本があると重宝します。
一番お勧めなのは、空港内の本屋さんで、子供に選ばせることです。
普段ならすすんでは買わないようなジャンルの本でも、このときだけはOKしてあげるんです。我が家の場合、図鑑系の本は普段あまり買っていなかったのですが、空港で買うものだけはOKとしてことで、かなり集中して読んでくれました。
子供本人が選んだものを、よほど問題がないかぎり細かいことは言わずに買うと、かなりの特別感があるようです。
小学生以降は機内のゲーム・映画にまかせるのも手
個人差もありますが小学生になるとゲームに興味を示すようです。
普段家庭でさせているかにかかわらず、ゲームに興味がある年齢になったら、機内のゲームをして過ごしてもらうのが手っ取り早いかもしれません。
子供向けの映画もあることが多いですので、心配な場合や長時間飛行の場合、スクリーンのあるタイプの飛行機を狙って予約すると、親子ともにストレスフリーな時間を過ごせます。(ゲームや映画に夢中になっている間、親は寝られるため)
ただし、アナウンスの時間など、意外とスクリーンが使えない時間も多いです。
文字が読めなかったり、言葉が分からない!なんてこともありますので、スクリーン以外の時間つぶしも必ず仕込んでおくのが得策です。