留学さながらにイディオムを英語で覚えたいときに役立つ本(英語を教える場合にもおすすめ)
国内で語学留学しているかのように勉強したいときにおすすめなのが、英語だけで書かれた本(教材)を使うことです。
教育社がだしている教材セットは高額なことが多いのですが、そこまで大金を使わなくても、自分で本を探せばよいです。
たとえ海外留学したとしても、結局勉強しなければならないことのひとつに「イディオム」(慣用句、熟語)があります。
それほど難しくないイディオムでも、少し取り入れるだけで英語が洗練されます。ネイティブがよく使うものも多いので、もっと自然な英語を勉強したいときにはおすすめです。
English for everyone
ロンドンの出版社が出しているこのシリーズですが、100ヶ国以上の国で使われており、とても信頼できる教科書です。
教科書と書くと難しそうですが、カラー印刷だったり、挿絵が多かったりなど、抵抗感なく使うことができます。
比較的初心者向けと言えるものから、中級者以上でも使えるものまで揃っています。
ボキャブラリーやビギナー用のタイプは、子供でも使えそうなくらい分かりやすくまとめられていました。
一番とっつきやすいのはボキャブラリー版
英語を独学することを想定して作られた本なので、時間がない、経済的な理由などで、スクールに通えない、留学したいけどできない場合にもおすすめです。
筆者が留学していたときも、学校の授業とは別に似たような独学用の教材も別途自分で使っていました。
当時使っていたものはちょっと文字が細かかったり、勉強したくなる感じではなかったのですが、この教材は絵も多くてより勉強しやすいと思いました。
留学したとしても自分で勉強するべきことは多いので、国内にいたとしても十分使えると思います。
イディオム版がとくにおすすめ
英語を既に勉強している人には、このイディオム版がとても良いと思いました。
筆者も英語だけに重点を置いて勉強していたのは以前のことなので、再勉強用に使っています。
簡単なものから難しいものまで入っていますが、TOEICやTOEFL、IELTSの勉強にもかなり役立つと思います。
日本ではIELTS向けの教材は結構探すのが大変ですが、イギリスの会社が出しているこちらの本はかなり使えると思いました。
TOEICやTOEFLの教材も、日本で探すとどしても、日本語で解説されているものが多くなります。絶対英語で勉強するというポリシーを持った人でも問題なく使えます。
英語での説明は分かりやすく、それほど難しくないので使いやすいです。
たとえばこんなイディオム
Amazonのページからは中身が少し見られるのですが、そこに出ている内容を少し紹介します
Nelson and Carole are at odds about which car to buy.
at oddsの部分がイディオムですが、この部分の説明はこうなっています
unable to agree
at odds で英和辞書をひくと、「争って」や「調和しない」などと出てくるのですが、和訳をあてはめるより、こうして簡単な英語で考えた方が遥かに分かりやすいです。
車の前で男女が言い合っているイラストもあるので、英語とイラストで理解ができます。
内容はあまりたくさん引用できないので、気になる方は見本のページを見てみてください。カラーも多いのがいいなと思いました。
256ページとかなりボリュームもあるので、一冊持っていると空いた時間の勉強用として活用できると思います。
文法強化用も
文法強化のものやレベル別に分かれているタイプもあるので、家でもオールイングリッシュで勉強したい方に、一度見てみてください。中身がみられるページもあります。