夏休みのポスターの宿題をラクにする方法!あると役立つグッズ また宿題への親の本音
小学校で毎年出されるポスターの宿題には悩まされますよね。
子供の宿題とはいえ、学校ではほとんど何の説明もないため、絵が得意な子であっても、低学年のうちはどうしても親が少し手をかさないとできない部分があると感じます。筆者は全く絵心がなく、子供のほうが絵は上手なのですが、そんな状態でもできるサポートの方法、また、あると役立つグッズを紹介してみます。
また、ポスターの宿題に対して、これは丸投げしすぎでは?という気持ちもあるため、そのあたりの疑問も本音でまとめてみます。
- どのポスターを選ぶのか話し合う→どんな感じで書くのかを話し合う
- 理解を促すために たくさんの見本を見せる
- 宿題のポスターを描くときにあると便利なグッズ
- 低学年でもできる文字の部分の描き方は?
- 夏休みのポスターの宿題 まとめ
どのポスターを選ぶのか話し合う→どんな感じで書くのかを話し合う
筆者の子が日本の学校に通い始めてまずびっくりしたことは、「学校でほぼ何の説明もない」というところです。応募作品の一覧表はもらってきますが、一・二年生だったら、説明文もよめないケースが多いのでは?と思いました。
もし、この時点で理解できる子がいたら天才的なレベルかと(笑)
ということで、「どれを選ぶのか決める」が最初のミッションになります。
どれなら描けそう?
どれを選ぶのか決めるというより、「どれなら描けそうか?」というのを子供と話し合うことになります。
この時点で、大体「何の絵を描くか」を説明します。
緑化→木や森の絵
愛鳥→鳥の絵
読書→本や本を読む人の絵
家庭→家族の絵
交通安全→交通ルールを守っている様子など
低学年で理解できるのはこんな感じが限界になりそうです。
人権、選挙などもありますが、こういったものを選ぶ場合は、まずその目的がなんなのかをかなり詳しく、時間をかけて説明する必要があると思いました。
決まったら説明をさらに詳しく
ポスターテーマの選択が終わったら、「何のために描くポスターなのか」を詳しく説明します。
読書週間ってなに?→自分やお友達がもっと本をたくさん読みたくなるような絵
愛鳥週間ってなに?→鳥たちを大切にして、人間も鳥も仲良く暮らしている様子など
こんな感じで噛み砕いて説明をたくさんしないと、なかなか本人が理解できません。
本人がある程度理解できるものを選ぶように促しています。
基本、構図に関与しないで子供のアイディアで
我が家の場合、基本大人が構図には関与しないスタンスで、できる限り子供のアイディアでできそうなものを選びます。
最初から大人が考えたポスターで、入賞したり学校で褒められたりしても何の意味もないと思うからです。
案を出さないほうが子供らしい絵を描けると思いますし、テーマの解釈が微妙にずれていたり、絵が拙かったりするのも、それはそれで、単なる宿題ですからアリかと。
必死に考えた経験が、次に絵を描くときのステップになると思っています。
本当に困っていたら多少のサポートはありと思いますが、そのときも大人が案を出すのではなく、言葉で促して子供にアイディアを出させるようにしています。
本当は、絵を描くにしてももっと自主的な形でさせたいのですが、どうしても提出しなければいけない宿題なので、選び方や進める方法を工夫するしかないと思いました。
理解を促すために たくさんの見本を見せる
とはいっても、いくら大人が説明を頑張っても、それでも子供の頭の中は「????」状態だと思います。
小学生にはかなり難しいものも多いですし、こうなるのはごく普通と思います。
しかし!今はインターネットで、ポスター見本はどれも簡単に見ることができます。
「Yahoo」の検索画面でポスター名を入力して「画像」を選べば、驚くほど簡単にたくさんの見本を見れます。
我が家では筆者のパソコン画面で、ざーっと見本を見せています。
真似をするという意味ではなく、「どんな感じで描くかの参考」として見せていますので、何の問題もないと思います。
ポイントは、あまり長い時間見せすぎないことです。
だいたいのイメージとして見せた方が、自分のアイディアが湧いてきやすいからです。
特定の作品に影響を受けることを避けるため、あえて短時間、ざーっとしか見せません。
筆者としても、上手な作品をただ真似するだけよりも、娘らしい絵をのびのびと描いてほしいと思っています。
宿題のポスターを描くときにあると便利なグッズ
ポスターカラー
小学校低学年頃は、学校では水彩絵の具しか使いません。
学校で使っている水彩絵の具でもポスターは描けますが、娘は大きな画用紙の背景を塗ったり、面積を綺麗に塗りつぶすことに苦労していました。
ポスターの四つ切画用紙はとても大きいので、普段学校で書いている絵よりも大変みたいです。
ポスターなのでバックも白ではなく、何かしら色を付けないといけないですしね。
ポスターを楽に仕上げるには、やはりポスターカラーがあるといいなと思いました。
こちらのターナーのポスターカラーは、18色でもお手頃で売っていました。
12色タイプもあったのですが、なんと金額の差は100円程度!
色数が多い方がモチベーションアップに繋がると思い、18色にしてみました。
ポスターカラーという名前だけあって、広い面積をムラなく塗りたいときにかなり役立ちそうです。
ポスターの宿題は年に一回なので、一回買えば少なくとも数回は使えそうです。
乾いたら重ね塗りもできるので、別の日に描き書き足してよりよい仕上がりを目指すこともできます。
学校からはとくに画材の指定はされていませんが、ポスターがやたら大変だったのは、水彩絵の具だったからだ!と気づきました。
どんなに丁寧に塗ってもムラが出てしまいますし、濃い色味があまり出せないのでイマイチな仕上がりになってしまいます。
水彩画風のタッチで描くのでなければ、絶対に使った方がラクです!
太い絵筆・細い絵筆
大きい画用紙にベタ塗りをするとき、太い平筆があると便利です。
上のポスターカラーを買う時、送料対策としてこちらも一緒に注文しました。
こんなにたくさん入っているのに600円という価格もビックリです。
すごく細い筆も一緒に入っているので、文字などの細かい部分を塗るときにも便利です。
ただの送料対策のつもりだったのですが、娘は絵を描くことが好きなので、お絵かき用としても普段から使えそうです。
どんな塗り方を考えてくれるのか、楽しみなところがあります。
部分的にクレヨンを使うのも手
どうしてもきれいに塗れない細かな部分や、バックと絵柄の境目などには、部分的にクレヨンを使うのもアリだと思います。
クレヨンは油性なので、絵の具で描いた絵の上にも綺麗にのると思います。
幼稚園で描く絵のように全体をクレヨンで描くのはナシだと思いますが、画材が分からないような細部にちょこちょこ使っていくのはアリだと思います。(ポスターの種類によって若干決まりが違うので、使用画材の詳細は個別に確認してください)
低学年でもできる文字の部分の描き方は?
学校で文字のデザイン方法(レタリング)はまだ教わっていません。
しかし、応募するポスターは、文字が必須なものが多いです。
絵やデザインが得意な人でない限り、ポスターの文字の書き方を低学年の子供に教える(描かせる)のは、かなり大変な作業です。
娘の場合、完成度は低くてもなんとなく太文字を書くところまでは、とくに教えなくてもクリアできたのですが、問題は色つけの段階です。
なんだかぐちゃっとなってしまい、あまりうまく仕上がりません。
筆者も正直、どうすれば良いのかよく分かりません・・・^^;
そんなとき検索していて見つけたのがこちら
細い筆を使ってひと手間加えるだけで、こんなに見た目が変わってくるのですね!
完成度の高いレタリングは低学年では難しいと思いますし、あまり高度なことを目指しすぎても親子ともに疲れてしまうと思います。
パーフェクトな文字は目指さなくとも、少し工夫するだけでこんなに綺麗にできるのは発見です。
夏休みのポスターの宿題 まとめ
夏休みの宿題は一歩間違えば、親子のストレスの元にもなってしまいます。
早くスッキリするためにも、大変な宿題は見えぬところでさりげなくサポートしたいところです。
我が家はあまり学校の応募作品には力を入れていないのですが、どうせなら楽しめるような方法でさっさと終わらせて、夏休みにしかできない家族の思い出をたくさん作りたいです。