トライリンガル目線での英語!子供の育て方 バイリンガル日記

国際結婚し長い海外生活を経た筆者の目線で、英語(多言語)や子育て、音楽を主なテーマとし、役立つ情報や社会への想いを綴るブログです

海外旅行でロストバゲージにあっても動揺しないで!荷物が突然なくなったときの対策 まとめ

海外旅行でスーツケースがコンベヤーから出てこなかったら・・・

考えただけで恐ろしい、パニックに陥る状況ですよね。

気を付けているつもりでも、海外に旅すると時々あるロストバゲージ

 

筆者や、筆者の友人も何度か経験したことがあり、特にヨーロッパ方面ではよく起こると言われています。

 

今回は、ロストバゲージを防ぐための対策と、もし荷物がなくなってしまったらどうするか、実体験にもとづいたアドバイスをまとめてみます。

 

 

f:id:sararalife:20190315004737j:plain

 

荷物(スーツケース)が出てこなかったらどうする?

慌てずに相談カウンターを探す

荷物が見つからなかった時点で大抵はパニックになってしまいますよね。

悲しい気持ちや混乱した気持ちをこらえて、まずはロストバゲージ相談用のカウンターを探してください。

手違いで別の場所に行ってしまったケースがほとんどなので、大抵は1~2・3日程度で手元に来ることが多いです。

まずは空港職員に、相談カウンターの場所を聞いてください。

なお、パッケージツアーで添乗員がいる場合は、添乗員さんが対応してくれるハズです。

 

スーツケースの特徴を説明(絵を描くと伝わりやすい)

カウンターでは、自分のスーツケースの特徴を英語(または現地語)で説明してくださ

色や見た目の特徴、名前の有無などを説明しますが、説明だけでは伝わりにくいので、どんなに下手だとしても必ず絵も描いてください。

英語があまりできない場合でも、色の名前は必ず英語で書いてください(スペルが間違っていても良いです)

 

切羽詰っている感をアピールすると良い

あまりに物わかりの良い丁寧すぎる対応をしてしまうのは逆効果です。

多少図々しいくらいにお願いしたほうが、うまくいくことが良いです。

クレームのような悪い態度になるのは避けたいですし、そうする必要もありませんが、切羽詰っている感、困っている感をアピールしておくと、国によっては優先的に対応してくれることがあります。

日本のようにマニュアル化した対応を取ってくれる国のほうが少ないですので、個人的に困っているということを必死に伝えると良いです。

ただし、言葉使いそのものが乱暴にならないように気を付けましょう。

 

連絡先(電話番号)は必ず聞いておく

その場で出てくることはあまりないため、ほとんどのケースでは後日連絡をくれるという形になります。

このとき、必ず問い合わせ先の電話番号を聞いておいてください。

その後もただ連絡を待っているだけでなく、一日に数回連絡して、状況を尋ねるようにするべきです。

国によってはこちらから連絡しないとあまり動いてくれないこともあるので、確認の電話は必須となります。

しつこいと思われるなどと遠慮せず、主張すべきことはしっかり主張して大丈夫です。

 

空港内のショップで洗面用具と下着をゲット

空港内のショップが営業している時間の場合は、必要最低限のものを先に購入しておくのがおすすめです。

不慣れな国の街中ではどこに何が売っているのか分からず、すぐに手に入れられないケースが多いからです。

ドラッグストアのようなお店であれば、空港にあるケースも多いです。

 

女性の場合は

化粧水と乳液、

メイク落とし、

色つきリップ、

日焼け止めクリーム(UV効果のあるファンデーションや下地など)、

替えのショーツ

靴下

 

が手に入ると、ホテル泊であればあとは案外なんとかなります。

 

筆者は替えのショーツがなかなか手に入らず苦労したので、

空港に売っていないかひと手間かけて確認することをおすすめします。

 

わざわざ買うのも?と思いがちですが、これらのものがないと本当に困ります。

手持ち金に余裕がない場合でも、空港であればクレジットカードが使えることも多いので、できれば購入しておいてください。

 

友達や家族との旅行であれば同行者に借りることもできますが、旅行では最低限のものしか持ってきていないことがほとんどです。

荷物が出てこなくても数日楽しむためと割り切って、ここに書いたものだけでも揃えておくと安心です。

 

どうやって荷物ナシで乗り切る?

筆者も経験して分かったのですが、1~2日着替えなくても特に困りません(笑)

下着以外の服は着替えないと決めて、あまり派手に汚さないように気を付けるくらいで大丈夫です。

ホテルや宿泊施設によっては寝るときのガウンを貸してくれることがあるので、フロントで事情を話してみてください。

(事情を話せば対応してくれるケースも多いです。諦めずに交渉することが鍵です)

シャワーを浴びた後は、そういった室内着に着替えましょう。

ショーツや靴下など(あとできればアンダーシャツやキャミソールなど)替えを購入したものは、寝る前にホテルの洗面台で簡単に洗濯してください。

5分ほどで終わりますし、エアコンの側に干しておけば翌朝にはだいぶ水気がなくなります。連泊でない場合、その状態で荷物に詰め、次の宿に着いたらまた干します。

 

海外旅行の場合、不思議と日本ほどメイクしていなくても気にならないことが多いので、UV対策用の化粧品と色つきリップがあれば乗り切れます。

チークカラーやアイブロウペンシルなど減りの少ないものは、同行者がいる場合は貸してもらっても良いと思います。

また、どうしてもメイクしたい箇所がある人は、最初に空港で揃えておくと良いです。

 

普段の生活では経験できない「最低限の生活」を経験できたと、割り切っていかに楽しむかがポイントと言えます。

タイミングがいつになるかは運次第ですが、ほとんどの確立で荷物は出てくるので、問い合わせの連絡をして、出てくるのだと信じていてください。

 

f:id:sararalife:20190315004903j:plain

 

ロストバゲージを避けるために

荷物が数日でもないと、海外では特に大変なため、事前にできることはしておくべきです。

ここからは、ロストバゲージを防ぐためにしておきたいことをご紹介します。

 

航空会社を変えての乗継は控える

荷物がなくなるケースで多いのが、「航空会社を変えての乗継」があるケースです。

筆者の周囲の話から推測するに、欧州での乗り継ぎは要注意です。

日本の航空会社→地元(外国)の航空会社のように、航空会社が変わると手違いが起こる可能性が増すようです。

格安航空券を取る場合も、できれば同一航空会社の乗継便を選ぶと良いです。

 

チェックインカウンターで着けられるタグを目視

空港でチェックインの手続きをするとき、航空会社の職員が、荷物にタグをつけてくれますよね。そのタグが、目的地のタグになっていることを目でしっかり確認してください。

あまり違っていることはありませんが、万が一違う場合はその場で職員に話してください。このタグが違っていると、乗継がある場合、荷物は違う国・地域へ行ってしまいます。

 

スーツケースを目立つ色にする・ステッカーをつける

荷物を間違って違う人が持って行ってしまうこともよくあります。

無難な色を選びがちですが、荷物を確実に受け取るためには、ちょっと個性のあるスーツケースのほうがおすすめです。

遠くから見た時に、自分の荷物だとすぐに分かる色だと良いですね。

シンプルなスーツケースの場合でも、目立つステッカーを両面につけておくと安心です。

目立つ色のハンカチなどを、持ち手に巻いておくのもお勧めです。

これだと日本国内を移動するときは取ることもできるため、気恥ずかしさもないというメリットがあります。ただし、取れないようにしっかり巻いておくことがポイントです。

 

f:id:sararalife:20190315005053j:plain

 

名前と連絡先を書いたタグを必ずつける

チェックインカウンターに名前用のタグがあるので、そのタグに名前と連絡先を明記しておくと安心です。

行き先の国で連絡が取れる連絡先を書いておくことがポイントです。

行きの飛行機に乗る前は現地で使える携帯電話と、ホテルなど滞在先の住所を書きます。

帰りの場合は日本での連絡先を書いてくださいね。

 

下着、最低限の洗面用具、化粧品はハンドバッグへ

機内に持ち込むハンドバッグに、ショーツと靴下を入れておくと、いざというとき安心です。

荷物がなくなることはそんなにしょっちゅうありませんが、ショーツと薄い靴下だけならそれほどかさばりません。お守り代わりに入れておくことをおすすめします。

 

リップスティック1本とほとんど使い切ったクリームチークなど、簡単なポイントメイクアイテムも、ハンドバッグに忍ばせておくと安心です。

 

また、小さな詰め替え容器を利用して、化粧水と乳液だけでも基礎化粧品を用意しておくと安心です。

 

 まとめ

海外旅行を台無しにしかねないロストバゲージですが、事前の準備や確認をすることで防げることも多いです。

格安パッケージツアーなんかでは、よく乗継便が使われているので、パッケージだからと安心せずに、自分でも気を着けて、できる準備はしておくのが良いです。

 

ただ、どんなに注意していても起きるときは起きてしまうので、もし荷物がなくなったときは、この記事を参考にして過ごしてください。