サンタクロースはいつまで信じる?小3で真実を伝えた実録 子供の反応は?
サンタクロースをいつまで信じるかというのは、幼い子を育てる親としてはかなり気になりますよね。クリスマスが来るたびに思うところがありましたが、小3の秋、我が家ではついに真実を伝えるときが来ました。
親としてはもうちょっと信じてくれていてもよかったのですが、子供からのアクションがあり秘密を教える運びとなりました。
バラすことになった理由、どのように伝えたか、子供の反応、これからのプレゼントはどうする?など、我が家での出来事・考えをまとめてみます。
- 小3になって子供がサンタクロースの存在について疑い始めた
- サンタについて話すことに決めた理由
- どうやってサンタさんのことを伝えた?
- サンタの存在を知った後の子供の反応は?
- 今後のクリスマスはどうする?
小3になって子供がサンタクロースの存在について疑い始めた
小3の夏ごろより、子供が急にサンタさんの存在について疑い始めました。
外出先でたまたま手に取った漫画にサンタさんは「お父さん」という描写があったり、テレビやお友達の話など、親が知らないところで子供もいろんな情報に触れています。
小2まではサンタさんを信じて疑わなく、ちょっとばれそうかな?と思った時も、「サンタさんを信じている子のところに、サンタさんは来るんだよ」で乗り切れました(笑)
それが小3になって理解できる事柄が増えたのか、様々な角度から疑い始めます^^;
●「鍵がかかっていて煙突がないのにどこから来るのか」
→すでに「魔法」だけでは信じてくれない雰囲気
●「お父さんと書いてあるのをみたけど違うと思う。でも、サンタさんって本当にいるの?」
→我が家は最近は母である筆者がメインでプレゼントを考えたりラッピングしていたため、父ではなさそうというのがすでに分かっています^^;
うーん、多分お父さんではないと思うけど・・・としか言えません・・・
「でも前に一回だけ、サンタさんが来たときお父さんも来たのを見たよ!」・・・
なんかもうすでに分かっていそうですね・・・
●「世界中の子供たちに配っているのに、お金のない国の子供たちがプレゼントをもらえないのはどうして?」
→これが一番返答に困った質問ですね。
以前、発展途上国の子供たちに、シューボックスを送るキャンペーンというのを見かけ(クリスマスプレゼントをもらえない子供たちのために、プレゼントを詰めて送ってあげる)、参加しようと考えて子供に話したことがありました。
結局、個人でするには結構準備が大変で実現できなかったのですが、このとき子供からつっこまれたのがコレです。
確かに、全然きちんと説明できません。
「良い子のところだけにサンタさんは来る」を説明するなんて、本当に不可能です^^;
この時点で筆者も、この「良い子のところに来る」の部分は、大人が大人の都合で考えたとしか思えなくなります^^;
学校のお友達と数人でタッグを組み始めた!
季節外れにもかかわらず、なぜか学校でサンタさんの存在が話題になっているようです。小3だとまだ知らない子も多いのか、子供たちのもっとも興味のあるテーマなんでしょうか・・・?
席が近くのお友達と数人で、サンタさんの存在を暴こうとしています・・・(笑)
暴くというよりはもっと子供っぽい可愛らしいものですが、このときから毎日、「サンタさんって本当にいるの?」と毎日聞かれるようになります。
サンタについて話すことに決めた理由
最初のうちはのらりくらりとかわしていたのですが、毎日きかれ続けると、「もう教えてあげたほうが良いのでは?」という気持ちになってきます。
学校の友達と一緒にチームを組んだ(サンタクロース研究?(笑))という話をきいたとき、もうこれは真実を今話そうと思いました。
どちらにしてもそのうち分かるのですから、他処で情報を得て「どうして教えてくれなかったの。どうして本当のことを言ってくれなかったの」と思われるよりは、自分の口から自分の言葉できちんと説明したかったからです。
薄々とはいえもうほとんど子供も気づいています。
サンタクロースの物語を信じたいメルヘンな気持ち半分、いろいろ見聞きするなかで何が真実なんだろうともやもやする気持ち半分、といったところでしょうか。
どうやってサンタさんのことを伝えた?
サンタさんのことはこう伝えました。
子供「ねぇお母さん、サンタさんっているの?」(※毎日エンドレスで聞いてくる)
私「そんなに知りたいの?もしもお母さんが知ってるとしたら知りたい?」
(それまで散々知らないフリをしていました。このときだけちょっと違うテイストの発言・・・)
子供「知りたい!!(×10)」(目を輝かせて秘密を知りたがっている(笑))
私「もしサンタさんの秘密を知ったら、プレゼントも今までどおりではなくなるかもしれない。だから分からないままのほうがいいかもしれないよ?」
子供「それでもいいから今はどうしてもサンタさんのことが知りたい。○○ちゃんと○○くん、みんなでサンタさんの秘密を見つけようって約束したんだ。だから今は本当にサンタさんのことがすごく知りたい!お母さんが知ってるなら教えて。(真剣)」
私「そうなんだ・・・」
「サンタさんはお母さんとお父さんだよ」
子供「えっ!!!!????」(絶句)
「なんでサンタさんがお母さんなの?お父さんも??」
私「○○が喜ぶと思って、喜ばせたいから毎年サンタさんのプレゼントをお母さんが用意してたんだよ。お父さんと一緒にしたときもあるし、最近はお母さんが準備してたよ」
子供「なんでお母さんが○○の欲しいもの知ってるの?サンタさんへの手紙見たの?」
私「手紙はみてないけど、○○の欲しいものは全部知ってる(笑)一緒にトイザラスに見に行ったり、欲しいおもちゃの話してるから(笑)」
子供「あっ!!!そういえばサンタさんにお願いする前におもちゃ屋さん行ったよね。」
「えっ、でもクリスマスクッキーは?サンタさんちゃんと食べていったのに!?」
私「クッキーはお母さんがひとつ食べたんだよ(笑)」
「子供によろこんでもらいたいから、サンタさんのお話をお父さんとお母さんが再現してるんだよ。」
子供「じゃあサンタさんはいないの?」
私「サンタさんのお話(童話)は本当にあるけど、それはお話の世界なの」
「でも、本物のサンタさんは世界中にたくさんいるじゃない」
子供「どういうこと?」
私「子供を喜ばせたいお父さんとお母さんは全員サンタクロースだよ」
「どこのお家のお父さんもお母さんも、子供を喜ばせたくてサンタさん役をしてるんだよ」
我が家はこんな感じでサンタをバラしました。
サンタの存在を知った後の子供の反応は?
筆者としては、ひょっとしたら子供がショックを受けるのではという心配もあったのですが、意外なことにそれほどショックは受けておらず、どちらかというと喜んでいました。
秘密を知れたことが一番嬉しいという感じで、サンタさんが親だったことも良いように捉えてくれたようです。
明日学校で話す!!と意気込んでいましたが、お友達にはあまり言わない方が良いことも伝えました。
お家によってはサンタさんの存在を知ったらプレゼントがなくなることもあること(筆者の子供のころはそうでした^^;)、弟や妹がいる家では特に、下の子には隠しておいてあげたほうが良いことも話しました。
この件は子供は理解したようですが、すごく仲の良いお友達には、一度は「教えられない」といったものの、どうしても知りたがっていたので誰にも言わないでと前置きして話したと言っていました^^;
もうこのあたりになってくると、大人があまり介入できないなと感じます。
秘密を教えてくれない!といって、トラブルになっても困ってしまいますし^^;
今後のクリスマスはどうする?
我が家の方針としては、ひとまず小学生の間はサンタさんの存在を知っているかどうかにかかわらず、プレゼントは今までどおりあげようと思っています。
普段おもちゃを買うことはあまりないので、クリスマスだけは子供の望むものを、予算の範囲内であげたいと思っていました。
クリスマスは大人も子供もいつも以上に幸せな気分で過ごしたいですしね。
今までクリスマスに両親からのプレゼントはあげていなかったので、サンタさんのプレゼント→お父さん・お母さんサンタからのプレゼント になるだけです。
予算内で欲しいものというのも子供には難しいらしく(とんでもなくビッグで高額なものを頼まれても困ります^^;)、今までもおもちゃ屋さんなどに下見に行っていました(笑)
(これで気付かないというのも・・・)
変にサンタさんに何頼む?と聞くのではなく、堂々とプレゼントを一緒に買いに行けるようになるのはある意味ラクです。
子供に聞いたら、今まで通り隠しておいて、クリスマスの日に欲しいということだったので、ラッピング&隠す作業も今までとあまり変わらなそうです。
ただ筆者から、夜中に置くのは辞めて、クリスマスの日に私から手渡ししたいという提案をしました。
今までクリスマスイブの日はサンタさんの心配をして子供がなかなか寝付きませんでした。しかも、明け方4時とか5時に起きて、プレゼントを開けてしまいます。
これだと筆者が寝ている間に子供がプレゼントを開けることになるので、プレゼントを開けた時の様子を見ることができません。
プレゼントを開けた瞬間の喜ぶ様子が見たいので、今年からは朝起きてから手渡しすることに決めました。
クリスマスクッキーも準備するけれど、早めに作って早めに食べ始めるのもアリとしました
(クリスマスの前は忙しく、時期をぴったり合わせるのが結構大変なので^^;)
と、いうことで、サンタさんがバレたことで、お互いあれこれサンタさんの心配をする必要がなくなりそうです。
サイズが大きいものをプレゼントするときに隠し場所に困ったことがあったのですが、そういった心配もなくなるのが助かります。
結果論でしかありませんが中途半端な時期だったおかげで、クリスマスまでの心の準備が十分にできるので良かったです。
これが12月の出来事だったら、なんとか今年はごまかして来年言おうとなったかもしれません。
まだ考え中ですが、今年はレゴシリーズのなかの、ベーシックなものから選ぶのはどうかなぁ?と思っています。
レゴはずっと飽きずに遊んでいるけど、他のおもちゃだと早いものだと1週間くらいで飽きてしまうので・・・
どんな形にもできるレゴは飽きないみたいなので、せっかくなら長く使えるおもちゃをあげたいと考えてます。
サンタさんがバレたので、子供の希望によってはおもちゃ以外のものを買うのもアリかなぁと思っています。
小学生も後半になってくると、おもちゃよりもっと大人っぽいもののほうがひょっとしたら嬉しいのかもしれませんね。