トライリンガル目線での英語!子供の育て方 バイリンガル日記

国際結婚し長い海外生活を経た筆者の目線で、英語(多言語)や子育て、音楽を主なテーマとし、役立つ情報や社会への想いを綴るブログです

マスクは手作りがおすすめ!中国人への偏見について思うこと

マスクが品薄になり、これで困っている人も多いようですね。周囲でもマスクがなくて困った!という話を聞くので、手作りマスクについて書いてみます。

また、中国人への偏見、欧米でのアジア人への嫌がらせなど、国際問題についても思うことがあるので取り上げてみようと思います。

 

 

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布とゴムさえあれば!無料の型紙で立体マスクが作れる!

インターネット上には無料の立体マスク型紙がたくさん出ています。

こうしたマスクの型紙をプリントアウトして、100円均一で売っているものでも良いので、簡単な裁縫キットがあればマスクが作れます。

自分や家族が使うものですので、多少目が粗かったり、下手でも大丈夫です。

ミシンが使える人はミシンのほうが早いですが、手縫いのざっくり縫いでも作ることは十分可能です。

マスクがなくて困っているときは、

今は使い捨てマスクが売っているところを探すより作ったほうが早いかもしれません。

 

作り方については、手芸専門のサイトを参考にされると良いです。

 

洗濯して干すことも可能ですので、清潔な状態も保てます。

2・3枚作っておくとより安心かもしれないですね。

 


【Sewing】立体マスクの作り方、子供用マスク、大人用マスク【型紙付き】

自分の好きな色、柄で作れる

マスクをしていると顔がほとんど見えない状態になってしまいますが、自分の好きな色や柄のマスクをしていれば、少し気分も明るくなりそうです。

職場などで使う場合は白でも良いと思います。

 

女性の場合は化粧品がマスクにつくのもかなり気になります。

マスクを作るときに裏側の色を白でないカラーにしておけば、化粧汚れもかなり目立ちにくくなると思います。

どうしても少しはついてしまいますので。

 

 

ゴムはまだたくさん売っているので安心ですね。

 

ガーゼもたくさんのカラー・種類が出ています。

 

 

  ゴムの代わりにバイアステープを使えば耳が痛くなりにくい

裁縫が苦にならない方は、ゴムの代わりにバイアステープを使うと、耳が痛くなりにくいです。

バイアステープを縫う必要はありますが、2本をコマ結びしてサイズ調整できるため、ゴムに比べて耳が痛くならず長時間マスクを着けていても快適です。

 

無地のものから柄入りまでたくさんありました。

 

 

手づくりマスクで予防はできる?

手づくりマスクで予防ができるか?についての専門的な見解は分かりませんが、そもそも薬局などで売っている使い捨てマスクも、予防ができるかは怪しいです。

通常の使い捨てマスクは、咳をしたときに巻き散らかさない効果はあっても、防御する機能はあまり期待できないと言われています。

そうはいっても、マスクをしないよりは、したほうが安心できますので、手に入らなければ手作りしてでもしたほうが良いように思います。

喉の乾燥を防ぐので、風邪の予防にもつながるでしょう。

 

マスクを手づくりするときは、自分にサイズがあっているかや、フィット感を重視されると良いと思います。

 

中国人への偏見について思うこと

発生元が中国とのことで、なにかと中国の人に対する心無い言葉や現象を目にします。

たしかに、感染している可能性のある人とは、人間であれば誰だって、なるべく接触したくありませんし、自分や家族の命を守りたいと考えるのは当然ですよね。

 

でも、もともと日本に住んでいる中国の人や、留学している人など、さまざまな事情があって日本にいる、中国にルーツを持つ人だって山ほどいます。

 

日本にいる日本人でも、中国人の友達(日本にいるから感染しようがない)がいて、その友達が心無い発言や極端な社会の目に苦しんでいることを目にしたりします。

 

はたまたその中国人の友達の家族が、本当に病気で苦しんでいたり、大変な状況に追いやられている可能性もあります。

 

身を守る行動は当然のことではありますが、国籍だけですべてひとくくりにして、心ない目を向けるのはどうかと思うのです。

そもそも、誰かが悪いというわけでもなく、すべてが病気のせいです。

もし自分の友達の国籍が中国だったら・・・どうするでしょう?

非常に難しい問題ではありますが、最低でも相手の立場を思いやり、気苦労を想像できる心は持っていたい・・・と思います。

 

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自分が外国にいれば自分も偏見を持たれる

現在欧州では、アジア人がひとまとめにくくられて、偏見を持たれているというニュースもでています。

 

欧米諸国だと、見た目が似ている東アジア人(または東南アジア人)はひとくくりにされることもよくあります。

中国語をはじめ、アジア諸国の言葉でからかうように話しかけられたりというのも、幾度となく経験しました。

日本でスペイン人とイタリア人の区別がつかないのと同じように、アジア人ということでひとまとめに考えられてしまうのでしょうね。

 

また、海外生活を続けていたとき、社会情勢次第で、日本人やアジア人(ほかの国と間違われることも)であることで肩身が狭くなったこともありました。

何もしていないのに、肌の色をふくむ自分の見た目で、生きづらくなることはとても悲しいですし、やり場のない感情がわき苦しい思いをします。

 

こうした経験から、いかなるときも、外見だけの特長で人を根拠なく排除する思想は、なるべく持ちたくないな、と思います。

自分が同じような立場だったらどのような思いをするかということも、常に頭の片隅で考えていたいです。