トライリンガル目線での英語!子供の育て方 バイリンガル日記

国際結婚し長い海外生活を経た筆者の目線で、英語(多言語)や子育て、音楽を主なテーマとし、役立つ情報や社会への想いを綴るブログです

子供にあげた歴代クリスマスプレゼント!親子ともに満足できるプレゼントは?

12月に入ると子供にあげるクリスマスプレゼントで悩みますよね。ある程度の年齢になったら一緒に選ぶこともできますが、親の意向にも合うものを選ぶケースがほとんどかと思います。幼稚園・保育園くらいの年齢だと、本人の意志もあまりはっきりしていない(どんなおもちゃがあるか知らない)ので、ますます悩んでしまいます。

今回は、筆者が子供にプレゼントしてよかったもの、また逆に良くなかったものもまとめてみようと思います。

 

クリスマスプレゼント

すぐ飽きてしまうおもちゃは残念だった

たとえ子供本人が欲しいと言っていたものでも、すぐ飽きてしまうおもちゃというのがありました。

プレゼントをあげた時は喜んでくれても、数日で飽きられたときはとても残念です。

 

我が家の場合、子供が工作が好きなので、「○○メーカー」類のおもちゃをプレゼントしたことが何度かあります。

しかし、「一度作ったら終わり!」という内容だと、本当に1日で終了してしまいました。

作っているときはすごく喜んでいたのですが、クリスマスの日に集中して作ってしまい、その後は見向きもしないこともしばしば・・・

 

具体的には、ケーキをつくるキットや、バルーンを作るキットです・・・

作ったものも置き場所に困り、結局処分することになり、別のものにすればよかったと思ったことがあります。

 

 

幼児~小学生前半で一番良かったのはレゴ

ありきたりですが、やはりレゴは、いろいろあげたおもちゃの中で一番よかったです。

作っても何度も崩せるので、「作品を増やすために新たにレゴを買う」必要はありません。機会があるごとに増やしていくことはできますが、子供から追加購入を催促されないうえ(笑)、ずっと集中して楽しく遊んでくれるのでいろんな意味で助かりました。

 

 

 

レゴはいろんな種類がありますが、一番ベーシックで自由に作れる、黄色のボックスが一番重宝しました。

娘は見本を見てつくるより、自分の思う通りにしたいタイプなので、制限がないほうが好みのようでした。

作り方のアイディア見本の小冊子もついているので、最初はそれを見ながら作ることもできます。

 

レゴの基礎版(作品を作るときに下に敷くシート)なるものも売られていますが、我が家の場合は基礎版はなしで、ブロックを自由に組み立てています。

 

 

ただ、このレゴがあると、上に積み上げたり横にくっつけたりするのが苦手な子でも、面積の広い作品を作れそうだなとは思います。 例えば電車の線路やお庭など、作れるものの幅が広がりそうなので、我が家でもそのうち揃えようかなと検討はしています。

 

レゴは何歳から遊べる?

 ●5歳前後~

レゴクラシックで遊べるのは、だいたい2センチ×1センチのブロックの誤飲がなくなる4歳~だと思います。ただ、実際に熱中してレゴで遊ぶようになるのは我が家の場合は5歳前後でした。

 

レゴは何歳まで遊べる?

●小学生中学年ごろまで

幼児のころに遊ばなかったわけではないですが、我が家の場合どちらかというと、小学校に上がってからのほうが作れるものが増え、楽しくなってきたようです。

色の組み合わせや、どうやって四角いブロックでカーブを作るかなどいろいろ考えられるようになるので幅が広がるんでしょうね。

 

個人差もあると思いますが、最低でも小学校低学年~中学年までは楽しく遊べます。

小学生になるとゲームに惹かれていきますが、ゲームを家庭でさせない方針だったり、制限時間を設けていればまだまだレゴでも遊ぶと思います。

 

 2歳ごろから遊べるレゴ(デュプロ)もある

ブロックのサイズが大きいデュプロなら、1歳半ごろからが対象になっており、ブロックを口に入れてしまう小さな子供でも遊べます。

我が家ではデュプロは使ったことがないのですが、確かにこの大きさなら安心です。

娘が幼児のときにこれの存在を知っていたら買っていたと思います。

ふつうのレゴと組み合わせて使っても楽しそうです。

 

5歳頃~はジグゾーパズルも良かった

4歳半くらいのころジグゾーパズルをプレゼントしたこともあるのですが、これも長い期間遊んでくれたおもちゃのひとつです。

一人っ子なので対戦系のおもちゃだと大人がつきっきりで遊んであげないといけないので、一人でも熱中できるジグゾーパズルはいいなぁと思いました。

 

もちろん最初は少し難しくて、最初からひとりではめることはできません。

しかし、一度一緒にくっつけて遊べば、次からは覚えていて、意外とひとりでくっつけて遊べました。

少し頭を使うので、そんなにすぐ飽きることもなく、何度も何度も遊べるのが良いなぁと思いました。買ってあげたおもちゃで長く遊んでくれるとやはり嬉しいです。

 
70ピースのジグゾーパズル
4・5歳の小さいうちはこんな感じのものから

 

 

最初からあまり難しいものはできないので、50~70、100ピースくらいのものだと無理なく遊べます。

我が家は確か100ピースくらいから初めて、いろいろなパズルを試し、300ピースくらいまでは1人でつけられるようになりました。

学校に入ってからは忙しくなるので、こういう遊びは幼児のうちのほうが楽しんでできると思います。

 

300ピースのジグゾーパズル

 

 300ピースと聞くと、大人でも結構面倒では?と思いがちですが、細かい柄が入ったタイプを選べば、意外に幼児でもくっつけてしまいます。

大柄のものだと背景も広いため、一色に近い背景部分ををくっつけるのが大変です。

大変な部分が多すぎると子供の関心がなくなってしまうため、できるだけ前面に細かくてカラフルな柄が入っているタイプがおすすめです。

 

細かい柄のジグゾーパズルをいくつもこなせば、次第に色の変化がない難しい背景もできるようになってきます。

 

おもちゃのミニピアノはかなり長持ち

レゴやパズルのほかに長持ちしたおもちゃは、キティちゃんのミニピアノです。

こちらは筆者が買ってあげたのではなく頂き物です。

これをいただく前、本当は鉄琴のような音がするカワイのミニピアノを買おうかな?と考えていました。

頂いた当時、娘はピアノも習っておらず、何も曲は弾けませんが、何曲か入っている自動演奏やリズムに大興奮。

自動演奏の曲をつけて、あとは適当に弾き真似をしていただけですが、本当に楽しそうにずっと遊んでいました。

 

小学生の今は楽器も習っており本物があるにもかかわらず、このおもちゃのピアノの良さは別格なようで、今でも時間があるときにときどき遊んでいます。

「これだけは絶対捨てないで!」というので、よほど好きなのでしょうね。

 

 楽器の音とリズムのパターンをいろいろ組み合わせられるので、鍵盤の上のボタンを押しているだけで、何やらすごい演奏ができている気持ちになれるのがポイントなのかな、と思います。

 

娘はいろいろな組み合わせのパターンを熟知していて(笑)、もうこのピアノのサイズには合わない身長になったにもかかわらず、今でも楽しいみたいです。

 

音程が正確(ピアノの音は440ヘルツ)なので、家にある他の楽器とちょっと合わせて遊びたいときにも重宝します。

子供に最初に触れさせる音のおもちゃとしても安心と思います。

 

おもちゃですが和音も出せるので、ちょっとした曲を弾いてあげることも可能です。

ちょっとお値段は高めですが、おもちゃの割にはできることが多く楽器のようにも使えるので、理にかなっていると思いました。

 

子供

子供への歴代クリスマスプレゼント まとめ

子供へのクリスマスプレゼントは、本人の希望も親の意向もあり、なかなか決めるのが難しいですよね。

小さい子供の場合は、そもそもどんなおもちゃがあるのかあまり知りませんので、本人の心をつかみそうなもので、長く大事に使えるプレゼントを見つけてあげられたら素敵ですね。

子どもにも作れるクリスマスリース!簡単で可愛いリースの作り方

クリスマスリースはおしゃれで可愛いけれど、完成品を買うと結構値が張りますよね。

本当にいろんな組み合わせのリースが売っているので、自分の好みのデザインを見つけるのも結構大変です。

小学生の娘は工作が好きなので、試しに娘に作らせてみたところ、意外と簡単にできたうえ、好みのデザインにすることができました。

売っているものに比べると完成度は下がりますが、子供の作ったリースと思うと愛着がわきます。

材料さえうまく手に入れれば1000円以下で作ることもできるので、今回は子供にもできるリースの作り方をまとめてみます。

工作が苦手な大人でも作れるので、好みのリースが見つからないときにもぜひ!

 

クリスマスリース

土台と針金さえ準備すれば、あとは好きな飾りや造花でOK

リースを作るときに要る材料は、

●リース土台

●柔らかめの針金(土台に近い色だと良い)

●造花(花や木の実、葉など)

●クリスマスの飾り

●速乾ボンド

●軍手

 

です。本格的にリースを作りたいときはグルーガンを使うことが多いようですが、子供に作らせることをを考えたらボンドのほうが安全です。

普通のボンドだと乾かすのに時間がかかるので、速乾ボンドのほうがおすすめです。

 

材料は100円ショップ でも調達可能

上にあげた材料は、すべて100円ショップで調達可能です。

 

リースの土台さえあればあとはなんとかなる

ただ、リースの土台は人気があるようで、手に入るときとそうでないときがあります。

筆者はまつぼっくりが連なった土台を見つけましたが、残り少なかったです。

 

楽天だとこういったリース土台が売られています。

 

 

 

 土台の材質や素材は好みと予算次第ですが、安ければ100円代~1000円弱くらいでいろいろ売っています。

まつぼっくりでも、こうしたツルのタイプでも、手に入るようで構いません。

 

針金はやわらいかいタイプが良い

リースの土台に葉や花をつけるときに針金を使います。

細いタイプの針金だと、あまり目立たず綺麗に仕上げることができます。

できれば土台に近いカラーの針金だとさらに目立ちません。

 

 この針金は上のリース土台と同じショップで売られています。

 

好みの造花を選ぶ

どんなものでも良いので好みの造花を選びます。

筆者は100円ショップに売っているクリスマス風の造花を使いましたが、クリスマス風ではなくても、気に入った造花なら何でも良いと思います。

普通の花を使っても、クリスマスらしい葉や木の実、まつぼっくりなどを足すことで、季節感のあるリースに仕上がります。

 

筆者の選んだリース土台は小さいサイズだったので、造花は1組しか使いませんでした(ひとつの造花にいろんなものがついている)

 

ひとつだけ使ってもよいし、いくつかの種類を組わせても良いと思います。

(造花は切って、針金で土台につけます)

 

好きなクリスマスオーナメントを選ぶ

100円ショップや雑貨やさんなどで売っている、ツリー用のオーナメントも、ぶら下げる部分を取ることでリースの装飾につかうことができます。

筆者は丸型のオーナメントのぶらさげる部分を手でとって、さかさまにしてボンドでつけました。

比較的どんな形のものでも使えると思いますが、全体のサイズ感や付ける向きを考えながら選ぶと良いです。

花を多くするのか、オーナメントを目立たせたいのか、材料を選ぶ段階でデザインを考えておくのがコツです。

 

材料(葉、花)を切って土台に巻きつける

リースの土台に、最初に葉を巻き付けます。このとき、軍手をはめておくと怪我を防げます。

造花の葉を必要なだけはさみで切って、針金でぐるぐる巻きつけるだけです。

本格的なリースだと結構葉をたくさん使っていますが、葉はまばらでもその他のデコレーションで補うことができます。

 

イメージとしては、こんな感じです。

 

 葉を付け終わったら、今度は花を針金で巻き付けます。

花の茎の部分を長めに切っておくと巻き付けやすいです。

はみ出している部分はあとから切れば良いので、最初はできるだけ長めに残しておきます。

多少はみ出た部分の処理が雑でも、あとからデコレーションを付ければ隠せるので、この時点ではそんなに気にしなくても大丈夫です。

 

飾りを速乾ボンドでリースにつける

 

 

次はクリスマス・ボールやオーナメントなどをボンドでリースにくっつます。

ツリーにぶら下げる紐が付いているタイプの場合、紐や紐を留めている金具を手で取っておくとよりうまく付けられます。

ボール(球形)の場合は、上下さかさまにしてつけても、見た目はとくに変わりません。

 

ボンドはすぐにはくっつかないので、付けた後一日ほどそのまま乾かしておくと良いです。

すぐにはくっつかない分、失敗したと思った時は、すぐやり直すことができます。

子どもに作らせる場合は、あまり完璧を求めすぎず、ちょっとアドバイスするくらいのほうがストレスなくできます。 

 

壁にひっかける部分をつくる

紐やゴムなどなんでも良いのですが、筆者はプレゼントなどにかけるリボンで、細めのものを使いました。

葉などをとめた針金のなかからちょうどリースの中央にあたる部分に、リボンをつけます。

 

あらかじめリボンで小さ目の輪を作っておきます。(リボンの端の2本をまとめて一回こまム結びする)

 

わっかになった状態のリボンの端を針金に通し、わっかにこまになっている側を通すと、簡単にひっかける部分ができます。

※根付けなどを持ち物につけるときの方法です

(青はリボン)

 

クリスマスリース

作り方

 

工作


 壁やドアにリースをかける場所をつくる

画びょうを挿しても良い場合は画びょう、そうでない場合は、後からきれいにはがせるフックなどを利用しすると良いです。

リースはそんなに重さがないため、それほど重さに耐えるフックである必要はありません。

 

 

まとめ

クリスマスリースに、「絶対こう作らないといけない」という決まりはありません。

クリスマスらしい伝統的なリースを参考にしても良いですし、自分の好みに合わせて、アレンジしてみても楽しいと思います。

ちょっと上手くいかない部分があったとしても、自分だけのリースというところによさがありますので、気になる方はぜひ一度作ってみてください。

 

お子さんに作ってもらったり、家族で材料を選んで一緒に作ったりすると、より一層クリスマスを迎える喜びを味わえると思います。

アナと雪の女王2の感想(ネタバレ箇所あり)エルサの新衣装や新曲コード、現代のプリンセス観について

待ちに待ったアナと雪の女王2を鑑賞しました。我が子はアナ雪1のころ幼児の世代で、大のアナ雪ファンのひとり。そういえば娘の映画館デビューもアナ雪でした。映画館には、ちょうど娘と同じ年頃の小学生女子がたくさん来ていました。娘は、自宅でアナ雪1を鑑賞して、ストーリーの復習をしてから見るという徹底ぶり。

すでにあらすじをまとめている記事もたくさんありますが、エルサの新しい衣装とその意味、新曲と曲のコード、現代のプリンセス観、字幕版の上映が少ない件など、筆者が注目したポイントを中心にまとめを書いてみようと思います。

ネタバレの部分はネタバレと書いてあるので、鑑賞前の方は飛ばしてください。

 

 

エルサの新衣装のバリエーションがすごい!(5パターンの衣装が登場)

 

女の子の心をつかむものの一つが、エルサの衣装ではないでしょうか。

前作公開時はライトブルーのドレスが一躍ヒットしましたよね。

アナ雪2での衣装は前回とはチェンジ。これまた女の子の心を掴むであろう素敵なドレスが5パターンも登場しました。

 

最初にエルサが着ているドレスはライトパープル

 

 

最初にエルサが着ているドレスは、ちょっと意外ですがライトパープルのドレス。

今回の映画は「森」が舞台となっており、美しい森の緑や秋の紅葉、川の水も登場します。

エルサのライトパープルのドレスは、秋に咲く花をイメージしているかのようでした。

穏やかな日差しや、草木の様子とこのドレスはとてもよく合っています。

前作のラストで平和な王国を取り戻したところなので、登場シーンでのこのペールパープルのドレスは、王国の穏やかな日々をイメージしているのかなとも思いました。

 

エルサの白い肌にも良く合い、おしとやかな雰囲気が漂っています。

エルサ=氷のイメージですが、物語前半に登場するこのライトパープルのドレスも人気が出そうな予感です。

 

室内着はシックなパープルのドレス

お城の中で仲間と夜を過ごすシーンでは、濃いめのパープルのドレスを着ています。

寝る直前のシーンもあるので、エルサはこれを着て寝るんでしょうか!?

胸元全開、コルセットあり(!?)のひらひらドレスの寝心地はあまり良くなさそうとつっこみそうになりますが、ディズニープリンセスならこれがパジャマの可能性もありそうですね。

 

ぐっと年上の王女様を連想させるシックなこのパープルのドレス。大人っぽい雰囲気でこちらもなかなか良いなと思いました。

背中もV字のデザインで、露出度はなかなか高いですが、

物語のキーともなる、母親の形見のスカーフともよく合っています。

ただとても落ち着いたカラーなので、幼い女の子からの人気は集まらないかもしれません。

 

冒険に出るシーンでは新しい水色のドレス

 

 

 冒険に出るシーンのあたりから、これぞエルサといった水色のドレスが登場します。

しかし、前作の水色ドレスとはチェンジされており、より動き易そうな仕様になっていました。

キラキラドレスではなく、普通の布生地で作られたような質感の水色です。

肩の部分に雪の結晶がプリントされており、エルサらしさは保っていました。

 

スカート部分は前に大きくスリットが入っており、冒険に着ていけそうなデザインです。竜巻に飛ばされるシーンなどで明らかになるのですが、スカートの下が足、ではなく、足に水色に近いグレーのレギンスを履いています!

 

映画を観に行く前から、娘がやたら広告のエルサが着ているドレスのスリットを気にしていたのですが、こういうことになっているとはビックリです。

 

今回はエルサが魔法を駆使して冒険するシーンがたくさんあるため、あまりキラキラ、ひらひらのドレスでは都合が悪かったのかもしれないですね。

 

海で泳ぐシーンではかなり薄着(水着?)のエルサが登場

今回は海のシーンがあり、なんとエルサが海の中を泳ぎます。

海に入る前にエルサはドレスの上部分を脱ぎ、長い髪をうしろでひとつにまとめて海に立ち向かいます。

ドレスの下のグレーのレギンス(水着?)に、上半身はほとんど裸に銀色のラメだけがついているような姿です。

ほんのすこしだけひらひらとしたレース(?)もついており、この海のシーンでもとても美しくたくましいエルサの姿が見られます。

 

妖精のような白いドレスが今回の目玉?

物語後半には、今までとは全く違うイメージの白いドレスのエルサが登場します。

このシーンではエルサは海から上がっており、髪の毛はダウンスタイルのままです。

プリンセスだからなんでしょうが、なぜか自動的にものすごくきれいなブローヘアができています(笑)

ちょっとセクシーなイメージで、今までのエルサとは雰囲気が変わっていますが、このエルサは本当にはっとするほど綺麗です。

 

雪のようなオールホワイトのドレスに、ひらひらとした羽のようなレースがついています。

物語の進行とかなり深い関係があるため、エルサのこの白いドレスはまだどこにも公式には公開されていません。

あっ、これでしばらくは白のドレスの人気が高まるだろうな、と思いました。

毎回ドレスの色を変えてくるディズニー、さすがです。

前作での水色エルサが強い意志と自分らしさを表しているのに対して、白いエルサは悟りや、苦難を乗り越えてこその心の穏やかさを表しているように感じました。

 

【公開から少し時間が経ち、公式通販でエルサの白いドレスが販売されていました】

これを着たがる女の子、多い気がします。前作のブルーとは一味ちがっていいですね!

 

 

この白いエルサには物語の核心ともいえる意味が隠れているので、このあとはネタバレの内容をちょっと書きます。

 

エルサ 白いドレス


※ネタバレあり(鑑賞前の方は飛ばしてください)

ネタバレなしの続きはこちら

エルサの白いドレスにこめられた意味とは

エルサが白いドレスに変身する理由、それは、エルサ自身が自然の精霊だったからです。

物語の途中で、自然の精霊は風・火・水・大地だけでなく、もうひとつ隠れていることに気づくのですが、その皆が探していた答えはエルサ自身だっとというオチです。

この白いドレスがまるで妖精のようなデザインになっているのも、ストーリーと大きく関連していそうです。三つ編みなしの綺麗なダウンヘアも、ナチュラルさを出すための演出のように思いました。

 

前作ではエルサの強い魔法の力は良くないものとされており、エルサが本当の自分を探しもとめるという流れになっていますが、アナ雪2では魔法は冒険の為の小道具的に使われています。

今回の物語では、エルサの魔法をとがめる人は一人も出てきません。むしろ、なくてはならないもののように、皆を守るための武器のように出てきます。

 

ストーリーのラストでは、エルサは森にすむことになるのですが、これはエルサが一番自分らしくいられる場所を見つけ、自然に還ったということなのかなと解釈しました。

一般人が多く住む王国にいれば、力を制御して暮らさなくてはいけませんが、魔法の森では、エルサが自分らしくいられるだけでなく、パワーを役立てることもできます。

 

森にいれば他の精霊(仲間)たちとも一緒に暮らせますし、このラストはエルサにとっても本当に良い終わり方なんだろうな、と思いました。

 

この精霊仕様のエルサは、いつになったら公開されるのでしょう?

今後いろいろなグッズも増えてきそうで楽しみですね。

 

クリストフとの関係に現代のプリンセス観が見え隠れ(※ネタバレあり)

ネタバレついでに続けますが、クリストフとアナの恋愛のラストに、現代のプリンセス観が隠れていると思いました。

 

クリストフとアナは序盤からお互いに好意を持っているものの、友達関係のままの様子。クリストフは何度もプロポーズしようとしますがうまくいかず、ラストにようやくプロポーズします。

アナは即プロポーズを受け入れ、最後の最後でアレンデール王国の女王に就任します。

 

アナとクリストフは結婚しているハズですが、ウェディングシーンは一切登場しません。

ウェディング=女の幸せとする古い価値観にとらわれない自立したプリンセスを描きたかったのかなぁと思いました。

 

さらに、クリストフは王はもちろん、アレンデールの何かに就任している様子はなく、最後までクリストフ自身のままです。

一昔前のディズニーであれば、女王と結婚した男性は王様になったり、なにかしらの権力を得ます。権力争いなどが起こることもしばしば。

 

今回のアナ雪2には、権力に関する描写は一切出てこず、アナはあくまでも、好きな男性と結ばれただけ。

アナが女王になったのは、偉大なる母の意志をついで、エルサとアナ2人の娘で協力して国と森を守っていくため、、、という理由でした。

 

精霊であるエルサが森を守り、魔法を使えないアナが国を治めた方がうまくいきそうですよね。

 

クリストフはきっと今までも友達としてアナを陰で支えてきたでしょうし、あまり生活は変わらなそうですよね。女性主体の結婚というのが、なんとも現代風ですね。

 

現代のプリンセス

 

 

この先、ネタバレなし

アナ雪2の新曲について(ネタバレなし)

 最後に、今回登場する新曲の見所についてです。

Into the Unknown(イントゥ・ジ・アンノウン 心のままで)

こちらが主題歌となっているようです。


Idina Menzel, AURORA - Into the Unknown (From "Frozen 2"/Audio Only)

 

前作のLet It Go(ありのままで)と比べるとインパクトは低めです。

 

Let It Goは歌詞全体でエルサの苦悩や心情を綴っており、これが多くの人に共感されましたよね。

Into the Unknownはストーリーに合わせた冒険の始まりの歌詞となっていますが、共感性のある内容ではありませんでした。

 

ただ、歌だけでなく全編を通してエルサの心情などを新しく深く語らないところは、前作へのオマージュの要素もあるのかなと思いました。

今回のアナ雪2はすべて前作の謎を掘り下げるテイストで作られており、新たに追加という感じではありません。

曲もLet It Goを超えることはないと分かったうえで、単にストーリーに合わせたものを作ったのでしょうか?

 

と、いうことで前作の曲にはかないませんが、Into the Unknownはこれから始まる物語にわくわくするような、不思議な雰囲気からスタートします。

エルサのパワフルな歌声とマッチしていて、一度聴くと耳に残るキャッチーな曲でした。

 

エルサを呼ぶ声のモチーフから曲が始まるのですが、曲中にこのモチーフは何度も形を変えて登場します。

 

このモチーフ、「ソ♭ ファー ソ♭ ミ♭ー」なので、気になる方はキーボードなどで押してみてください。

 

今回のアナ雪2はこの「声」のモチーフありきですね。

 

Into the Unknown(イントゥ・ジ・アンノウン)は何調[コードは]?

音楽をする方はこの曲を奏でてみたい!と思いますよね。

ソ♭ファーソ♭ミ♭ーのモチーフで分かりやすいのですが、全体にはハ短調(C minor)です。

途中霧が晴れるように明るくなるところではハ長調(C major)に転調しています。

 

子供が気に入ったようですでに家中で熱唱しているので、そのうちコードでカラオケを・・・と思うのですが、今あまり時間がなくいつになるか分かりません(笑)

 

12月27日にはこういった楽譜が発売されるようです。

エレクトーン用となっていますが、ピアノ・キーボードはもちろん、各種コード奏にも対応できると思います。

 

 

 

Show Yourself(みせて、あなたを)


Idina Menzel, Evan Rachel Wood - Show Yourself (From "Frozen 2"/Audio Only)

最後のほうにエルサと母のデュエット曲 Show Yourself(みせて、あなたを)という新曲が出てきます。

穏やかながらも心に残るこの曲、主題歌にひけをとらない魅力的な曲だと思います。

 

上で書いた声のモチーフも部分的に使われています。

 

ただ、この曲の歌詞の内容にかなりネタバレ要素があるため、あまり大々的には公表されていないようですね。

 

 

クリストフのソロ曲 Lost In the Woods(恋の迷い子)


Jonathan Groff - Lost in the Woods (From "Frozen 2"/Audio Only)

クリストフのソロ曲は、他の挿入曲とはちょっとテイストが違い、ちょっと懐かしいポピュラー曲の雰囲気です。エルサの歌う曲とは雰囲気ががらっと異なりますが、そこがまた見どころでもあるなと思いました。

 

映像は、どことなくQueenのPVに近い雰囲気がありました。

かなりの時間、クリストフが1人で歌っており、クリストフが好きな人には嬉しいシーンだと思います。ちょっと切ないメロディー&歌詞が心に響きます。

 

 

字幕版を上映している映画館が少ない!?

ディズニー映画は必ず字幕版で見ているのですが、今回も字幕版を観に行こうとしてあれ?となりました・・・

よく行く近所の映画館では、吹き替え版しか上映されていません。

我が家の近所だけでなく、多くの映画館で吹き替えオンリーで上映されています・・・(地域差はあるかもしれません)

 

子供に人気がある作品、日本語版のほうが客入りが良いのだろうという考えなのでしょうか・・・今までのディズニー映画はちゃんと字幕版も上映されていたので残念です。ここは日本なので仕方ないのでしょうか?

少し足を伸ばせば字幕版を観に行くこともできますが、インフルエンザも流行し始めている季節。できるだけ近くで、人の少ないところで、を優先し、今回は吹き替え版での鑑賞となりました。

 

前作は海外でオリジナル版をみたあと、だいぶ後に日本で吹き替え版も観ました。

悪くはないのですがやはり、こまかいところのニュアンス、単語のイメージなどのズレがあり、言語の違いによる違和感は若干感じました。

 

吹き替え版で観ていると、これにあてはまる英語はたぶんコレなんだろうなというのがありますし、日本語にすると間違いではないけれど、ギャップのようなものを感じます。

 

おそらくアナ雪2も多くの国でロングラン上映されると思うので、どこかでもう一度観たいなと思っています。

そこでいろいろと答え合わせできたらと・・・

 

小説版も気になる

ストーリーをもっと深く知りたいので、小説版も読んでみるか迷っています。

この記事に書いたのはあくまでも映画を観ての個人の解釈・感想です。

小説が映画化されたものは、原作を読んでから観る派なのですが、映画だけのものだと、ストーリーの細部がとても気になってしまいます。

 

 

感想のまとめ

全体的に、アナと雪の女王2はコンピューターグラフィックがもりだくさん、アクションシーンが多く、単純に映像を見るだけでも楽しめる作品だと思いました。

ストーリー自体にあまり興味がない人も大いに楽しめそうです。

前作に引き続き全体がミュージカル仕様です。

 

前作の謎解きのテイストで進行されるので、アナ雪1の良さが崩れることもなく、ストーリーやキャラクターの新たな魅力を発見できた気がします。

ラストの展開も腑に落ちたので、鑑賞後もスッキリです。

 

良くなかったことは・・・日本で字幕バージョンを上映しているところが少ないこと・・・ですね(笑)

 英語で観たい人は場所が限られます。

 

(アナ雪2に出てくるドレスや精霊のイメージはこんな感じです)↓

 

視線を気にせずにPC作業に集中できる方法!子供の側で仕事するときにもおすすめ

子供や家族の側で仕事するときや、仕事でなくても何かPCで作業するとき、ブログを書くとき、視線が気になることはありませんか?

今までとくに気にせず家でもパソコンを使っていたのですが、小学生の子供が近頃、やたら細かい内容まで気にしてくることが増えました。

内容的には別に見られても良いのですが、なんで・・・なの?と何度も聞いてきたり、後日内容を学校の友達にぽろっと話したりするので(汗)、やはり見られないに越したことはないです(笑)家族であっても一応、最低限のプライバシーは守りたいですね。

 

小学校の最初のうちはそこまで気にしてこなかったので、これは識字能力が上がったと好意的にとらえて良いのでしょうか?

ひらがな、カタカナ、簡単な漢字、ローマ字、簡単な英語が読めるようになってくると、気になり始める人も多いのでは?と思います。

 

当初は部屋の模様替えを考えていたのですが、これが結構大がかりな作業でなかなかできず・・・

結局、あるものをインターネットで注文して即解決しました(笑)

今回はその体験をまとめます。

 

子供

 

のぞき見防止フィルターで解決

スマホ用ののぞき見防止フィルターがあるのは知っていましたが、自宅のパソコンでこれを使うことはなかなか思いつきませんでした。

 

調べたら同じ「のぞき見防止フィルター」でも、結構いろんな種類がありました。

パソコンのスクリーン全面にぴったりと貼りつけるタイプもありましたが、貼るということは常に貼ってある状態&剥がす場合は全部剥がさないといけません。

 

スクリーンに直接貼るのはちょっと嫌だな、と思っていたとき見つけたのがこれです。

 

マグネットタイプなら不要なときは外せる

パソコンの上部に7センチ×1センチ程度の小さいマグネットシートを2つ貼り、マグネットのついているフィルターをくっつけるタイプが見つかりました。

 

パソコンに直接貼るのは、この小さいマグネットシートのみです(※両面テープのような糊の接着があります)。

直接貼るのか・・・と思いましたが、筆者が探した中で一番(貼ることを)許せるのがこのタイプでした(笑)

今の状況は結構ストレスなので、今後剥がすことになったときは、日焼け止めクリームなど、糊を剥がしやすくするものを使って、綺麗にとれば良いか・・・と思いました。

 

 パソコン上部に貼ったマグネットシートと、フィルター本体はマグネットでくっ付きます。

ということは、フィルターを取りたいときはマグネットでくっ付いているのをとれば良いだけなので簡単です。

クリアな色彩をみたいときは、フィルターをとって作業することもできるので、便利だなと思いました。

 

実際使ってみた感想

使ってみた感想としては、フィルターをつけている状態でもあまり違和感がなく、まだ一度も外したことはありません。

しっかりと色合いを確認したいときは外したほうがいいかなと思う程度で、文字を書いたりなど通常のPC作業ではあまり苦になりません。

ブルーライトもカットしてくれるようなので、目にはつけたままのほうが良いのかな、とも思います。

 

気になる子供の反応ですが、「あれ?なんか暗くなった?」といって、何度か覗いてきましたが、その後、スクリーンがほとんど見えないことに気づいて、筆者のパソコンに前ほど興味を示さなくなりました(笑)

 

子供が将来パソコンを使う上で役立つであろうことは、ある程度教えたいですが、いちいちパソコンでの作業を監視(笑)されてはこちらも何もできません^^;

 

物心ついてくるあたりの小学生のお子さんのいる方で、同じように困っている方がもしいましたら、よければ試してみてください。

 

視線が気になる

サイズはきちんと確認して

上で紹介したのぞき見防止フィルターの場合、12.5インチ、13.5インチ、15.6インチの3つのサイズが出ています。

 

この商品の場合は、実際のPCスクリーンのサイズはこうなっています

12.5インチ→実際のスクリーンサイズ 横277.5mm × 縦155.5mm

13.5インチ→実際のスクリーンサイズ 横294mm × 縦165.5mm

15.6インチ→実際のスクリーンサイズ 横344mm  × 縦194mm

 

実際にものさしやメジャーで横×縦の長さを測るのが一番てっとり早く確実です。

 

ここで紹介した商品ではないフィルターを選ぶ場合も、商品の詳細ページで長さをしっかり確認しておくと失敗しません。

 

ものさしが手元にない場合にサイズを調べる方法は?

ものさしやメジャーがすぐ出る場合は良いのですが、そうでないシーンも結構ありますよね。

そんなときは、スマホで実寸大の定規を表示できるサイトを使うと便利です。

スマホの機種によってサイトは異なるため、検索画面で機種名を入れて調べてみてください)

 

10センチ代のスマホで30センチ近いスクリーンのサイズを測るのは結構大変なので、併せておすすめしたい方法は、「パソコンメーカーの公式サイトを確認する」ことです。

 

公式サイトにほとんどの機種のサイズが詳しく出ていますので、スマホ定規でだいたいの長さしか測れなくても、サイトにのっているサイズで裏がとれます。

 

通販で購入してサイズが違うと結構面倒なことになるので、ちょっと面倒でも先に長さの確認をしたほうがよいです。

同じインチでも、機種によって長さが微妙に違うこともあるので、フィルターの大きさが、スクリーンの実際の大きさと合っているかを調べてください。

 

のぞき見防止

 

海外の友達やお客さんに満足してもらえる日本のレストラン&カフェ

海外から友達や家族・お客さんが来たとき、どんなお店に連れて行ったら良いか迷いますよね。つい最近海外からのゲストを迎えたとき、喜んでもらえたお店を紹介します。

(特定のお店を紹介しますが、あくまで個人のレビュー記事です。)

 

 

海外の友達

洋食だけど日本の美味しさが詰まっている!キハチ

なぜ洋食(フュージョン)?

日本でも人気のあるキハチですが、海外からのゲストになぜ洋食系(フレンチベース)のキハチ?と思いませんか?

筆者も最初のころはお寿司屋さんや居酒屋系のお店など、純和食のお店のほうが良いと信じており、そういったお店によく連れて行っていました。

 

相手が数人で好みが完全に分かっていれば良いのですが、ゲストが複数人だったり、好みがハッキリと分かっていない場合、和食は結構ハードルが高いです。

 

お寿司の場合は生ものや日本特有の素材がOKなのか気になりますし、居酒屋の場合、お酒を飲む事を前提としたお店がほとんどです。

全員の好みに対応してもらえるわけではありません。

好みが事前に分かっていない場合、ちょっと困るケースもあります。

 

また、お寿司屋さんや居酒屋は観光客向けの集客をしていない場合、英語のメニューもなく、英語も通じないことが多いです。

複数人のゲスト+通訳できるのが1人だった場合、バタバタすることは目に見えています。

一品ずつオーダーするシステムだとさらにバタバタするので、大切なゲストとの時間のほとんどをメニューの心配をして過ごすはめになります。

 

限られた時間での会話をして、大切なひとときを過ごすためにも、なるべくオーダーや注文などをスマートにすませたいところです。

 

試しにキハチを利用したところ、こうした悩みが簡単に解決しましたので、ブログで紹介しようと思いました。

 

日本のレストラン

洋食(フレンチ)スタイル&英語での注文も可なので食事開始がスムーズ

英語メニューが用意されているので、たくさん説明をしなくてもゲストに選んでもらうことができました。

ゲストが自ら注文したい場合も、英語で注文することができます。

また、ランチ・ディナーともにコースメニューがあり、ベースのメニューはすでに決まっています。

食事開始がスムーズにできるだけでも、ゲストを迎えている状態ではとても嬉しく感じます。

 

日本独特のシステムではないため、そのあたりの説明がいらない

お寿司屋さんや居酒屋の場合、食事スタイルそのものが日本式です。

海外のゲストに日本の方式をすべて説明するのは結構大変なのですが、キハチの場合は海外の普通のレストランとスタイルは同じです。

 

日本式の案内(説明)も日本の醍醐味として楽しめる状況の場合は良いのですが、大切な会食や各種お祝い、ビジネスなど、ほかに名目のある食事の場合、余計な説明をしたり気を使わせたりがないほうがスムーズです。

 

宗教やアレルギー、苦手な食材に最大限の配慮をしてもらえる

キハチが良いと思った最大の理由はこれです。

特定の素材が食べられない!というとき、びっくりするくらい丁寧に対応してくれます。

 

ゲストのひとりが、特定の食材を食べられなかったのですが、使われているソースをその場で変更してくれたり、別の食材へ変えて調理してくれたりしました。

話を聞いたところ味もとても美味しく、何をどう変えたのか分からないくらい、しかも食べられない食材は使われていなかった、とのこと。

 

他レストランではあまりに細かい注文は断られることもありましたし、注文するメニューを変えるように勧められることもありました。

キハチではなるべくメニュー変更をしない形で調理そのものを変えてくれたため、かなりびっくりしました。(ダメもとで頼んでみました)

 

宗教上の理由や、どうしても食べられない食材があり、外食で困っている方にもおすすめできます。

 

筆者のケースではもしかしたら無理かも?と思うことに対応していただけたので、常識を超える明らかに無理な注文でなければ、迷った場合は相談してみると良いと思います。

 

キハチのメニュー検索もできます

 

 

お酒が飲めないゲストも、食べ物だけで十分に楽しめる

シャンパンやワインなどのアルコールも扱っていますが、お酒を飲まなくても、食べ物だけでも十分に楽しめると感じました。

 

ソフトドリンクの扱いもありましたが、それいうことではなく、、、

もともとの料理がワインと合わせることを前提としていません。

 

洋食のレストランだと、お酒ありきの味付けをしているところも多いので、お酒を飲まない筆者はこの点にかなり魅力を感じました。

(お酒好きな人が好む味とはちょっと違うというか・・・)

繊細な味で、基本はフレンチなんだけど、ちゃんと日本らしさがあるなぁと、嬉しくなってしまうような美味しさでした。

 

ワインも合わないわけじゃなく、むしろ合うと思いますが、お酒を飲めないゲストがいてもこれなら十分愉しんでもらえます。

 

 食材には日本のものも多く含まれ、日本ならではの要素も強い

 食事の配膳方式や、料理の基本ベースはフランス料理です。

しかし、今の季節だと海老やカニ、鯛、栗など、日本で美味しく食べられる旬の素材を多く使っている印象を受けました。

 

洋食のスタイルを取り入れてはいますが、味付けや食材のチョイスは明らかに日本人の好みに合わせられています。

海外からのゲストにも日本の美味しい料理として、楽しんでもらえると思います。

日本は初めて、またはあまり慣れていないゲスト、ビジネスなどでの外せない食事にもぴったりだと思いました。

 

年齢層は高めで落ち着いた雰囲気

外せない食事に向いていると書いた理由は、店内の雰囲気にもあります。

ほかにもいくつかレストランをリサーチしましたが、混雑していたり、比較的若い客層が多かったりすると、店内の雰囲気がガヤガヤとしています。

若いゲストや盛り上がりを求めるシーンであればそれでも良いのですが、ゆったりとした時間を過ごし、会話を目的としているとき、賑やかすぎるレストランは向きませんよね。

筆者は声量があまり大きくないので、この点はかなり気を使います。

 

その点、キハチは週末などの混雑時でもそれほど混んでいないうえ、来店している人たちの年齢層も比較的高めでした。店舗は複数あるのでなんともいえませんが、筆者が体験した限りでは、40代~60代くらいの客が多い印象でした。

20代~30代頃の子供たちと、50代~60代頃の親子も結構見かけました。

20代頃の若いグループは見かけなかったです。(たまたまかもしれませんが^^;)

 

全体にかなり落ち着いており、時間がゆったりと流れるような雰囲気でした。

 

かといって、若い人が入れないような、堅苦しい雰囲気でもなかったです。

子供さんを絶対に連れていけないような、すごく敷居の高い感じでもないです。

落ち着いてはいるけど、比較的カジュアルな雰囲気でした。

他のレストランに行ける感じであれば、どんな年代でも入れると思います。

 

落ち着いた

レストラン キハチのデメリットは?

値段が高い

ランチは約3000円~約4000円のコースがいくつか

店舗によっては6000円代のランチもあります。

 ディナーは(店舗により最安値が4400円、5500円、6600円)、8800円、約10000円とコースが分かれています。(店舗や時期により若干違います。詳細は確認してください)

 

一般的なランチやディナーより高めの設定かなと思います。安いとは言えないです。

 

コースにドリンクは含まれていませんし、ディナー時のみサービスチャージ10%が加算されます。

 

また、選ぶメインディッシュによってはアップグレード(追加料金)があるものもあるため、選択肢によっては値段がさらに上がります。

 

特別な時の食事としては、ディナーはリーズナブルなものもある印象ですが、それでも合計金額は結構なお値段になってしまいます。

 

最安値がランチだと約3千円、ディナーだと約5千円といったところです。

なるべく安く食事したいときには向いていません。

 

これぞ日本!という実感は薄い

洋風インテリアのお店でフレンチスタイルの食事なので、日本らしい和のおもてなしを最優先させる場合、キハチは向いていません。

とにかくゲストとの貴重な会話を優先させたいとき、海外にいるのと同じ感覚で、ストレスなくスムーズに食事がしたいときに向いています。

 

インパクトの強さを求めるときには合わない

全体的に洋風なうえ、味付けも繊細なものなので、インパクトに欠ける面があります。

ゲストに強烈な日本の印象を残したいときには、純和風の料亭などを選んでおいた方がよいかもしれません。

 

レストランの店舗はどこ?

キハチのレストランは東京・青山、東京・立川(イタリアン)、横浜、名古屋にあります。近くにお店があってもし気になったら、一度試してみてください。

電話予約もできますし、予約なしでも入れますが、ウェブ経由で予約すると少し特典もあるようです。

 

キハチのメニュー・プランの検索もできます

 

カフェ専門店舗もアリ

日々谷シャンテ、アトレ浦和、ペリエ千葉、東急百貨店たまプラーザ、福岡三越小倉駅前、福屋八丁堀、名鉄百貨店には、キハチカフェもあります。

食事は和食と決めている場合は、カフェでおもてなしするのも良いかもしれませんね。

 

 

日本でのハロウィンやクリスマス(日本でのクリスチャンは生きにくい)

昨日はハロウィンということで、近年は日本でもお店や街が盛り上がっていますね。

ハロウィンやクリスマス、とても宗教的なイベントですが、あまり宗教的な意味合いで受け入れている人は少ないようですね。

筆者は一応クリスチャン(ちょっと堂々と書いてよいか分からないレベルです・・・)ですが、なんちゃってクリスチャンかもしれません。。。

しかし、いまさらですが日本でのハロウィンやクリスマスはちょっと不思議に思ったりもします。

日本でのハロウィンやクリスマスについて、ついでに日本でのクリスチャンは結構つらいということについても、日記的にちょっと書いてみようと思います。

(これは基本日記記事です。あまり利便性はありませんのでご了承ください)

 

クリスマス

ハロウィンはキリスト教徒のイベントではない

ハロウィンはキリスト教徒がする宗教イベントではありません。

あくまで一部の地域(アメリカなど)のお祭り的なものです。(起源はケルト人のお祭りにあります)

誤解されがちですがイースター(復活祭)やクリスマス(生誕祭)とは全然違います。

 

なのでハロウィンは全然しませんが、クリスマスが近づいてくると、イベントというより、神様のことを思いだし(そもそも思い出している時点でダメなのです)、祈りの大切さがいっそう身に沁みます。

 

筆者は結婚で改宗したわけではなく、しばらく特別な宗教を持たずに過ごしましたが、キリスト教圏で長く過ごしたことで感化され導かれました。

 

しかし、日本に来るとやはり、相当な生きづらさを感じます。

歴史的にも、日本の風土に合っていないのかなと、思わされます。

 

●仏教・神道に根付いた文化でありながら、宗教感覚を持たない人たち

●大変な風土のなか熱心なクリスチャン

 

筆者はどちらにも属さない、勝手なクリスチャンかもしれません

海外で過ごされて帰国した方の中には、同じ状態の方もいらっしゃると推測します。

 

子供が義務教育をうけるようになると、かなりの難しさを感じます。

そのため、筆者はもう日本では形にあまりこだわらず、自分の心のありかたを大切にしようと決めました。

心の原点が聖書にあればよいと考えています。

 

日本でのハロウィン・クリスマスは商業目的

日本のハロウィンやクリスマスは明らかに商業目的と思います。

クリスマスももともとは、クリスマスケーキの販売から始まっているようですし、バレンタインデーもチョコレート販売の促進のようなものですよね。

 

ハロウィンは10月にイベント的な行事がなかったから広まったような感じですよね。。。もはやお花見と同じような感覚でしょうか。

まぁ何はともあれ、イベントをする人たちが幸せを味わえるならそれで良いのかと思います。

 

でもだからといって、全員が全員しなければいけないということもないですよね。

したくない人はしなくても全く問題ないと思います。

 

ただ、お店が繁盛すれば景気もよくなりますし、悪いことばかりではないと思いますね。

 

商業

クリスマスをちゃんとお祝いできるように

日本では11月に入ると、煌びやかなクリスマスの装飾が始まりますよね。

昔日本に住んでいたとき、筆者はなんの宗教心も持っていませんでしたが、この素敵な装飾はとても好きでした。

 

今も自宅にクリスマスツリーは飾りますし、装飾も少し楽しみます。

 

でもやはり、街のクリスマスはよくよく考えてみると結局はお金なんですよね。別に日本だけじゃなく、多くの国でそうだと思います・・・

 

なんとなく、いかにお金をかけるかが大切と思いがちな部分が、クリスマスにはあるように感じます。

お金がかけれるならかければよいと思いますし、素敵に彩ること自体は別に悪くないと思います。

 

でも、クリスマスは生誕祭なんだということを、忘れないようにしたいと、今すごく思います。クリスマスにちゃんとお祈りできるように、ちゃんと心を取り戻さないといけないなと、そんな風に考えた冬の始まりです。

天使

 

留学さながらにイディオムを英語で覚えたいときに役立つ本(英語を教える場合にもおすすめ)

国内で語学留学しているかのように勉強したいときにおすすめなのが、英語だけで書かれた本(教材)を使うことです。

教育社がだしている教材セットは高額なことが多いのですが、そこまで大金を使わなくても、自分で本を探せばよいです。

たとえ海外留学したとしても、結局勉強しなければならないことのひとつに「イディオム」(慣用句、熟語)があります。

それほど難しくないイディオムでも、少し取り入れるだけで英語が洗練されます。ネイティブがよく使うものも多いので、もっと自然な英語を勉強したいときにはおすすめです。

 

 

イディオム

English for everyone

 ロンドンの出版社が出しているこのシリーズですが、100ヶ国以上の国で使われており、とても信頼できる教科書です。

教科書と書くと難しそうですが、カラー印刷だったり、挿絵が多かったりなど、抵抗感なく使うことができます。

比較的初心者向けと言えるものから、中級者以上でも使えるものまで揃っています。

ボキャブラリーやビギナー用のタイプは、子供でも使えそうなくらい分かりやすくまとめられていました。

 

一番とっつきやすいのはボキャブラリー版

 

英語を独学することを想定して作られた本なので、時間がない、経済的な理由などで、スクールに通えない、留学したいけどできない場合にもおすすめです。

 

筆者が留学していたときも、学校の授業とは別に似たような独学用の教材も別途自分で使っていました。

当時使っていたものはちょっと文字が細かかったり、勉強したくなる感じではなかったのですが、この教材は絵も多くてより勉強しやすいと思いました。

留学したとしても自分で勉強するべきことは多いので、国内にいたとしても十分使えると思います。

 

イディオム版がとくにおすすめ

 英語を既に勉強している人には、このイディオム版がとても良いと思いました。

筆者も英語だけに重点を置いて勉強していたのは以前のことなので、再勉強用に使っています。

簡単なものから難しいものまで入っていますが、TOEICTOEFL、IELTSの勉強にもかなり役立つと思います。

日本ではIELTS向けの教材は結構探すのが大変ですが、イギリスの会社が出しているこちらの本はかなり使えると思いました。

TOEICTOEFLの教材も、日本で探すとどしても、日本語で解説されているものが多くなります。絶対英語で勉強するというポリシーを持った人でも問題なく使えます。

英語での説明は分かりやすく、それほど難しくないので使いやすいです。

 

 

たとえばこんなイディオム

 Amazonのページからは中身が少し見られるのですが、そこに出ている内容を少し紹介します

 

Nelson and Carole are at odds about which car to buy.

at oddsの部分がイディオムですが、この部分の説明はこうなっています

unable to agree

 at odds で英和辞書をひくと、「争って」や「調和しない」などと出てくるのですが、和訳をあてはめるより、こうして簡単な英語で考えた方が遥かに分かりやすいです。

 

車の前で男女が言い合っているイラストもあるので、英語とイラストで理解ができます。

内容はあまりたくさん引用できないので、気になる方は見本のページを見てみてください。カラーも多いのがいいなと思いました。

 

256ページとかなりボリュームもあるので、一冊持っていると空いた時間の勉強用として活用できると思います。

 

文法強化用も

 文法強化のものやレベル別に分かれているタイプもあるので、家でもオールイングリッシュで勉強したい方に、一度見てみてください。中身がみられるページもあります。

 

 

欲しい服が売り切れだったときどうする?探す方法と完売の場合にできること まとめ

洋服を試着して、「絶対欲しい!これにする!」と思ったあと、サイズや欲しい色が売り切れで絶望したことはありませんか?この記事では、欲しい服が完売、売り切れだった場合に自力で探す方法と、どんな方法でも見つけられなかった時の対処法をまとめて紹介します。

筆者はブランドやお店へのこだわりはあまりないのですが、特別な予定があって洋服を探しているとき、着てみてイイナと心から惹かれた洋服は、どうしても欲しいと思ってしまいます・・・

運命の出会いだと思ったのにどうして?と心底絶望します(笑)

最近こういった出来事があったので、そのときの状況を交えて書いていきます。

 

 

 

 

欲しい服

 

ステップ1 店舗にいるときに店員さんに在庫を確認してもらう

言わずと知れた方法でしょうが、まずは店舗にいるときにサイズやカラーの在庫を調べてもらい、同じショップのほかの店舗から取り寄せできないかを確認します。

 

他の店舗に在庫があれば、ほとんどのブランド・ショップでは取り寄せてくれます。

自宅への郵送はできないケースも多いようですが、再度取りに行くことさえできればこの方法で後日手にすることができます。

 

ステップ2 店舗を出てからインターネットで検索する

近頃はたくさんのブランドがオンラインに出店しています。

公式サイトを持っているブランドもあれば、アパレル系のサイトや通販サイトで出ていることがあります。

インターネットでの調べ方

ブランド名+商品名でたいていの洋服は情報が出てきます。

欲しい洋服が見つかった時は、店舗にいるときに商品名を覚えておくとスムーズです。

商品名はたいてい値札にも書いてあるので、値段を見るついでに商品名を覚えておくと良いです。

また、カタログを作ってるお店も多いので、もし製品のカタログ(チラシ的なもの、全部は載っていませんが、あとから調べるときに役に立つことが多いです)があればもらっておくと便利です。

 

 商品名を忘れても調べられる

そうはいっても、商品名をうまくチェックできなかったり、忘れてしまうこともありますよね。忘れた場合もほとんどの商品は検索できるので安心してください。

 

ブランド名とカテゴリが分かれば調べられます。

 

まず、ブランド名が分からない場合は、そのショップの入っている建物や施設から検索できます。

 

そして商品名が分からなくても、スカートなのかパンツなのか、どういった素材、デザインかのキーワードが分かれば、ショップのサイトで見つけることができます。

たとえばスカートであれば、ロングスカート、プリーツスカート、フレアースカートなど、デザインの名前そのものが商品名になっているケースが多いです。

大抵の店舗に置いてある製品は今シーズンのものなので、公式サイト、通販サイトなどで簡単に調べられます。

 

商品が分かったら商品名&製品番号をメモ

ブランド名+商品名、またはブランド名+製品番号で、ほとんどすべてのインターネット経由で買える場所を調べられます。

また、ブランド名は英語表記、カタカナの両方で検索してみると良いです。

インターネット経由で在庫がある場合は、この時点で購入できます。

 

再入荷予定を問い合わせる

それでも在庫が見つからない場合は、製造メーカーに再入荷の予定を問い合わせてみます。通販サイトなどではなく、この場合公式サイト、アパレルメーカーに問い合わせたほうがスムーズです。

再入荷の予定の有無、あるとしたらいつ頃なのかを問い合わせてみてください。

また、サイトによっては再入荷のお知らせメールを受信できることもあるので、予定がありそうなら受信できるように登録しておくと良いです。

※ただし、再入荷のお知らせメールは送られてくるか、来ないかすらも確証がないためあまりおすすめはしません。

 

ステップ3 別名義の店舗に電話する(違うブランド名で同じ商品が出ている場合)

インターネットでの在庫も再入荷の予定もなくても、もうひとつだけ試せる方法があります。

商品名で検索していると、ときどき全く同じ洋服が別ブランドの名前で公式に出ていることがあります。姉妹ブランドや総合ブランドから派生したブランドがあるときに、この現象が起こるようです。

 

こういった場合、出てきた別のブランド名のショップ情報(店舗情報)を検索し、そのショップに電話をかけてみてください。

ブランド名が違うと在庫状況を共有していない場合が多いので、運が良ければ在庫がある可能性があります。

 

ただし、自分の足で行ける範囲のショップだけにしておかないと、実際に買いに行くことができません(直接買いに行けないと、売ってくれないショップが多いと思います)

売り切れ

ここまでしてなかったら諦める

ここまでして出てこなかったら、もうその商品とは縁がなかったと思った方が、精神衛生上良いです。手に入らないと思うと余計に欲しくなってしまうのが人間です。

手に入らない商品がものすごく良く思えてしまうのは普通のことなのです。

 

上記のように手を尽くしていれば、もう諦めるしかないことに気づけます。

 

諦めた場合 どうやって他を探す?

もうないから諦めようとなっても、そういうときは絶望しており(笑)、次をいったいどう探したらよいか分からなくなりますよね。

たまたま気に入った服があったときなら別ですが、特別な予定に合わせて服を探していたときには、何かしら代わりを探す必要があります。

 

 

服が売り切れ

 

白紙に戻して、後日できるだけじっくり選べる時間を作って探す

同じようなデザインにこだわらず、まっさらな状態に戻して新たに探すのがおすすめです。一度選んでいるだけに目が肥えており、実は2度目のほうが良いものが見つかる可能性が高いです。

自分に似合う、TPOに合っている、季節(気温)に合っているなどを踏まえたうえで、ピンと来るものに出会えるまでじっくり探すのが良いです。

焦っていると良いものに出会えないので、本当に気に入るものが出るまで買わないくらいの気持ちでいると良いかもしれません。

 

一回目に手に入らなかったものは、TPOや気温にイマイチ合っていない可能性も

こうしてもう一度新たに探してみると、最初に縁がなかった洋服は、 TPOに少し合っていなかったり、気温にマッチしていない(暑すぎる、寒すぎるなど)ことに気づくケースが多いです。

最初に選んでいるときは気持ちが舞い上がっているため、気に入ったらこれらのことを少々ムシしてでも買いたいと思っています。

 

●よく考えたらお手洗いに行きにくいデザインで、予定の詰まった日に着るには向いていなかった

●どちらかというと春夏向けデザインで、室内といえど真冬に着るには大変だった

●秋冬に着るには生地が薄く、その服に合わせる防寒アイテムが必要だった

●予定のある日だけのことを想定して選んだら、それ以外には出番がなさそうだった

 

筆者はこういったことがあったのですが、多分よくあることじゃないかなと思います。

 

ということで、もし気に入った洋服が売り切れていても、もっと良い服に出会うためのチャンスだったと捉えてみてください。

 

洋服などそもそも幸せな悩み

こだわりが強い人ほど、こういうことには敏感だと思います。筆者も結構こだわるほうなので、気に入っていればいるほどショックも大きいです^^;。

ただ、よくよく考えると欲しい洋服が売り切れなんて、まぁ幸せな悩みです(笑)

こんなことで悩めるほど幸せなんだと思っておけばいいですね(爆)

 

そもそも、なぜ完売になる?

完売になっている商品を店頭に置かないで欲しい!と思いませんか?

それに、人気があるのに売り切れてしまい、新たに売り出す予定もないなんて・・・と思ってしまいます。

 

いろいろ調べてみたところ、洋服を扱っているお店にとって、在庫を抱えるのは極めて避けたい事柄のようです。だからシーズンの変わり目にセールなどもあるのでしょうね。

 

そのとき好まれるデザインもどんどん変わりますし、季節(気温)も変わります。

売り切れている商品は、デザイン面や季節面で旬じゃないとも言えるのでしょうね。

 

個人的に、ファッション関係のお店はちょっと季節を先取りすぎとも感じます。

しかし、「今すぐ」ではなく少し後に着る洋服なのであれば、売り切れているものを無理に探すよりも、今入ってきて在庫にもゆとりがあるものを探すほうが良いのかもしれませんね。

 

 

 

モーツァルトのソナタの難易度や弾き方は?簡単なようで難しい。子供にも弾けるのが魅力?

モーツァルトピアノソナタの難易度を、ピアノ経験がなくても分かるように解説します。簡単なようで難しいと言われているモーツァルトソナタ。簡単なようで難しいって何でしょうか?裏を返せば丁寧に練習さえすれば、特別高度なテクニックがなくて、子供でもとりあえず弾くことはできます。しかし、深くつき詰めると、永遠に終わりはありませんし、耳慣れたCDの演奏に近づけようと思うとすごく難しいです。

このあたりを解説しながら、モーツァルトソナタを弾き始めた子におすすめの曲、弾き方や練習のポイントも紹介します。(以前モーツァルトソナタについて書いた記事が好評のため、追加記事です)

 

 

 

 

www.sararalife.work

 

モーツァルトソナタは子供にも弾ける?

モーツァルトは子供にも弾けるのでしょうか?子供といっても人による違いが幅広いですが、目安としてはブルグミュラー25の練習曲集を終え、全音ソナチネアルバムを半分くらい弾いたくらいからチャレンジできるようになります。

全音ソナチネアルバムにも、モーツァルトソナタK545が一曲入っています。

ということで、チャレンジしてみることは、大体このあたりからできます。

K545は、CDで聴くような速いテンポできちんと弾くことは実は難しいのですが、小学生の間に弾く人も結構います。

 

ということで、ソナチネアルバムの曲がある程度弾けることが目安となります。

ソナチネアルバムというのは全音という出版社が作った教本なので、この教本を使っていない場合、

ソナチネソナタとタイトルに付いた、3楽章(曲によっては2楽章の場合もある)から成る曲がなにか弾けると考えても良いです。

※このソナチネソナタというのは曲の形式のことで、ソナチネのほうがソナタよりも規模が小さい(曲が短い)です。

 

ソナチネアルバムの曲を弾けるからモーツァルトソナタも弾ける、ではなく、このあたりから徐々にチャレンジしていけるという意味です。

モーツァルト

オクターブ(ドからひとつ上のドまで)が届けば弾ける

テクニック的なことはひとまず置いておいて、手の大きさだけを考えた場合、モーツァルトソナタはオクターブが届けば弾けます。

曲によってはオクターブの連続が出てくる箇所もありますが(有名なトルコ行進曲にも出てきます)、オクターブを超える和音が出てくることはないです。

オクターブがいつ届くようになるかというのは体格によって違いますが、手の小さい子でも小学校高学年、中学生あたりになってくれば練習を積むと届くようになるケースが多いです。

 

譜読みはシンプル 名曲の入門としても・・・

モーツァルトの譜読みは、そこまで複雑ではありません。

調合(曲の最初についているシャープやフラット)もせいぜい3つ、1つや2つのことが多いため、譜読みが苦手な子にとっては、最初のハードルは低いです。

(この譜読みもつき詰めていくと奥が深いのですが、単純に書いてある音を読む譜読みのことを書いています)

ショパンドビュッシーなど、ロマン派以降の名曲を弾こうと思うと、多くの子供の場合まず難しく感じるのが譜読みです。しかし、モーツァルトソナタはその点シンプルな譜面です。

複合リズムなど、頭のこんがらがりそうなものもほとんどないので、曲によってはショパンのワルツを弾く前の段階でも取り組めます。

 

子供らしい弾き方でも素敵に聞こえる

 モーツァルトの曲は無垢で愛らしく、明るいものが多いです。

そのため、子供が何も考えずに弾いても、弾き方がちゃんとしていればとても上手に聞こえます。

哀愁漂う大人の雰囲気で弾く曲はあまりありません。(実際は部分的にはありますが・・・全体的な雰囲気のことです)

感情的な表現をする箇所もあまりありません(ロマンティックな曲とは弾き方がちょっと違います)。

 

逆に言うと余計なことを考えない子供だからこそ、モーツァルトらしく弾けてしまうこともあります。

ということで、指がよく動き、粒をそろえて弾くことができれば、子供(成熟した大人でないという意味)にとってモーツァルトは表現しやすいと言えます。

 

CDならおすすめはマリア・ジョアン・ピリスの録音

数えきれないくらいたくさんのピアニストがモーツァルトソナタを弾いていますが、個人的に一番好きなのはマリア・ジョアン・ピリス(Maria Joao Pires)の演奏です。

「はつらつとした元気なモーツァルト」も良いのですが、ちょっと大人の女性の雰囲気漂うモーツァルトといいますか・・・

モーツァルトの曲への印象も変わる素敵な演奏なので、まだの方はぜひ聞いてみてください。個性派というわけではなく、弾き方は極めて正当派だと思います。

それでいてこのあふれる魅力!一度聴いたら忘れられません。

 

 

簡単なようで難しいって何??

こう言われることが多いモーツァルトソナタですが、どういう意味でしょうか?

上述のとおり譜読みはシンプルですし、ぱっと楽譜を見た感じは簡単そうに見えます。

 


Mozart, Piano Sonata in C major, No 16, K 545, Allegro

 

こんな感じで調合(シャープやフラット)もないですし、ぱっと見簡単そうに見えませんか?

連符や楽譜が入り組んだ感じもないですし、シンプルに見えます。

 

実際に鍵盤を押してみるのが一番分かりやすいのですが、書いてある音(ドレミファソラシド)を、書いてある通りのリズムで鳴らしても、CDで聴くようなモーツァルトには聴こえません。

両手の音を鳴らしていたとしても、なんか違う・・・

 

ペダルで誤魔化せない

モーツァルトの曲は、ペダルをずっと踏んで弾くということはあまりありません。

大抵の場合はアクセントペダル、ところどころ軽めに入れることが多いので、ペダルで誤魔化すことができません。

弾き方の粗が、直接演奏に響いてしまいます。

 

音の粒を揃えるのがポイント(練習が必要)

音の粒が揃っていないと(音量や音質が揃っていること)、綺麗に聞こえません。

完璧に音の粒をそろえ、綺麗に指でつなげていないとモーツァルトらしいコロコロっとした音がでないのですが、これがとても難しいのです。

 

最初のうちはリズム変奏や、音の強い弱いを変える、スタッカートにするなどを組み合わせながら、ひとつの箇所を繰り返し繰り返し練習していくことになります。

 

シンプルな分、きわめて正確に弾く必要がある

 譜面がシンプルで音の数が少ない分、音の長さや休符の長さ、拍子のとり方など、細かい部分をかなり正確にして弾かないと、崩れて聞こえてしまいます。

0.01秒くらいの厳密な長さまで正確にするのは、ピアノを長く習っていてもなかなか難しいです。

分かっていても忘れている部分というのが誰でも必ずありますので、そこをいかに潰していくかが勝負です。

ペダルをあまり踏んでいない分、鍵盤を離すタイミングを正確にしないといけません。

 

また、ただ正確なだけでもダメで、その上で音楽的に美しく弾かないといけませんし、タッチを微妙に変えて美しい音で弾く必要もあります。

 

なんだか書いているだけでとてつもなく難しく感じてきました。

このような理由から、ピアノ歴が長くなってくると、あまり人前(発表会など)でモーツァルトは弾きたくないと思うケースも多いです。

粗が目立って実際は相当な練習が要るにもかかわらず、派手さや華やかさには欠ける部分があるからです。

 

完璧で素晴らしいモーツァルトは、他の曲に負けず劣らず美しいですが、実際それだけの演奏をするのは本当に大変です。

相当な裏付けと自信があってこそ弾ける曲とも言えます。

 

モーツァルト ソナタのおすすめ曲(難易度つき)

ソナタ12番 K332 第3楽章

12番 K332というと第1楽章がとても有名でテレビなどのBGMでもよく耳にします。このK332はモーツァルトソナタの中では比較的取り組みやすいソナタです。

ソナチネアルバムの曲だとちょっと物足りないと思えたころや、発表の為に少し難しめの曲に挑戦したいときにおすすめです。

 

1楽章も素敵なのですが、個人的に好きでおすすめしたいのはこのK332の3楽章です。

 

Mozart. Sonata para piano nº 12 en Fa M. Kv 332 III-Allegro Assai Partitura e Interpretación

 

 高速で弾かれるキラキラした音がとても魅力的ですよね。

聴いた感じとても難しそうに聞こえますが、実際弾いてみるととてつもなく弾きにくい箇所はあまりなく、基礎的なことができていれば大体弾けます。

最初はこんなにスピードを上げなくてよいので、ゆっくりのテンポできっちり練習していくのがコツです。

1楽章もとても良いので、この3楽章を弾けるようにすれば、ゆったりした2楽章を弾いて全楽章通して弾くこともできます。(1.3楽章が弾ければ2楽章は技術的には難しくありません)

全楽章通すと壮大な音楽となり、一段とピアノを弾く楽しさを味わうことができます。

 

難易度としては1楽章より少し上で、特に展開部(真ん中の部分)が少し難しいです。

ただ、丁寧に譜読みしてゆっくり練習することで弾けるようになりますし、逆にいえばこの部分さえ弾ければあとは全部弾けるはずです。

 

高速16分音符をキラキラと弾く部分も、しっとりと歌う部分もあり、ところどころ憂いを感じる大人っぽい部分もあります。

 

 

練習のポイント

 

この曲の展開部(真ん中の部分)は、左手の音をよく聞きながら練習することもポイントです。

 

左手を歌いながら、右手16分音符のなかに埋もれているメロディーラインも意識して弾くと良いです。(この動画だと94小節あたり~)

右手のメロディーラインではない方の連打音は、抑えめに弾きます。

 

その次にでてくる一気に駆け上るアルペジオ(分散和音)(98小節など)の部分は、左手の部分と右手の部分が繋がっているように弾けるようにします。

 

また、この曲に限ったことではありませんが、練習のポイントとしては必ず片手ずつ練習したうえで、ものすごくゆっくりから練習し、ミスがなくなるまで決してテンポを上げないことです。

 

ミスがあるうち(つかえて、つなげて弾けない段階)から速く弾こうとしても、同じところを間違えるばかりでなかなか綺麗には弾けません。曲に聞こえないようなものすごくゆっくりからスタートしたとしても、この練習法のほうがはるかに効率が良いです。

 

ソナタ9番 K311 第1楽章

あまり有名ではないですが、ソナタ9番の第1楽章も、とても可愛らしく、弾き映えのする素敵な一曲です。有名すぎないので、発表会などで人とかぶらないモーツァルトの曲を弾きたいときにもおすすめです。

 


Wolfgang Amadeus Mozart - Piano Sonata No. 9 in D, K. 311 [Complete] (Piano Solo)

左手と右手を交差する部分が出てきたり、弦楽の要素のある部分があったりと、とても面白い曲です。

 

難易度としては上で紹介したK332より、気持ち難しい程度と思いますが、得意不得意にもよりますし、それほど大きな差はないです。

 

 

練習のポイント

フォルテ(強い)とピアノ(弱い)の違いを明確につけるだけでも、とてもメリハリのある演奏になります。正確に、はっきりと、ときにペダルも利用して強弱をつけると良いです。強弱を切り替える直前に呼吸をすることを、忘れないようにしてみてください。

 

また、展開部(中間の部分)に16分音符ばかりが続く箇所があり、ここは練習しているとどんどん速く弾いてしまいがちです。

弾けるようになった段階で、いったんテンポを落としてメトロノームに合わせる練習を入れてみると良いです。

自分がどこで速くなってしまいがちなのか分かっていると、弾きながら速くならないようコントロールすることができます。

メトロノームを使った練習は退屈ですが、これを入れるか入れないかで、仕上がりが大分変わってきます。

 

第3楽章(動画9分10秒より)

このK311は第3楽章もとても良いのです。

全体的に可愛らしい雰囲気なのですが、展開部(真ん中の部分)は雰囲気が一転してちょっぴりドラマティックになります。

左手にメロディラインがくるあたりが、ちょっと弾きにくく難しく感じると思います。

そのぶんやりがいもあり、弾けるととてもカッコ良いので、1楽章が楽に弾ける方はチャレンジしてみてください。

 

後半にはカデンツァ(即興的な部分)も出てきて、聴かせどころも多いです。

カデンツァは短いですが、とてもピアニスティックで弾いていて楽しい部分です。

カデンツァは特に難しくなくすぐに弾けてしまうので、楽譜を持っていたらぜひ弾いてみてください

 

第2楽章(動画4分17秒より)

筆者はこの曲の2楽章もとても好きで、あまり有名ではありませんが、とても心落ち着く素敵なメロディーです。テクニック面では1楽章や3楽章よりも弾きやすいです。

 

これぞモーツァルトというような、癒しのメロディで、弾いていてとても和む一曲です。

ゆったりな曲ですが、強弱はしっかりつける箇所があります。

 

モーツァルトピアノソナタ 演奏の手引き

モーツァルトソナタを始めて弾く場合は、このようなモーツァルトソナタの演奏の手引きを読んでみるのもひとつの手です。

先生や奏者によって考え方の違いというのは多少ありますが、その考えの元となる基準を知っていると、より理解が深まります。

分からないけどなんとなくこう、と思って弾くよりは、諸々を理解したうえで弾いた方が演奏に説得力も出ます。

 

モーツァルトソナタでおすすめの楽譜

ウィーン原典版1巻

 

 

このソナタ9番 K311はウィーン原典版だと1巻に入っています。

 

前にも紹介しましたが、ウィーン原典版は楽譜も正確ですし、子供や手の小さい人にも弾きやすい指使いが載っています。

輸入の楽譜はものによっては指使いが大変(手が大きくないとできない)なこともありますが、この楽譜は手が小さ目の人でも弾けるように工夫がされています。

 

モーツァルトの楽譜はちゃんと選ばないと、音が違う・・・ということも結構あります。ちょっとフレーズが違うなどではなく、音が違うのです!!これは大変です。

筆者はこれで失敗したことが結構あります・・・

ウィーン原典版はその心配は全くありません。

他の楽譜ですでに弾いていても、弾きにくいと感じるときには、指使いなどを参考にするのも手です。

楽譜を途中から変えるのは大変なので、初めて弾く場合はこちらの楽譜がおすすめです。

 

ウィーン原典版2巻

最初に紹介したソナタ12番K332の楽譜は2巻にのっています。 

 

 他のソナタも紹介したかったのですが、細かい曲の紹介は思ったより時間がかかりました。

モーツァルトソナタはたくさん検索されているようなので、また機会があれば新たに記事を書くか追記をしようと思います。

 

新しい記事を追加しました。

値段じゃない!電子ピアノの賢い選び方

www.sararalife.work

ドビュッシーの版画 グラナダの夕べの弾き方と難易度解説

www.sararalife.work

 

 

 

英語の翻訳の仕事とは?翻訳内容、採用でみている点など、翻訳業の気になるあれこれ

企業で翻訳業務をした経験から、翻訳内容、仕事内容、採用でみているポイント、求められる技術(英語力だけで良いのか)、ブラックな面など、翻訳の仕事に興味のある方向けに、気になるあれこれをまとめてみます。

ただし、あくまで個人の経験を書いていくので、すべてのケースにあてはまらないことはご了承ください。会社や細かい業務内容によって様々だとは思います。

英語系の記事は激戦区でなかなか検索率が上がらないため、身バレしない程度に試験的に書いてみます。

 

 

翻訳

翻訳内容は技術翻訳やビジネス関連

担当したことがあるのは技術翻訳とビジネス関連がメインで、ときどきウェブサイトなどもありました。

また、他によく聞くのは特許翻訳です。

技術翻訳は文学の翻訳とは全く異なる英語ですが、ビジネス関連の仕事やウェブサイトの翻訳は、技術翻訳よりは少し文学に近い要素がありました(意訳に近い部分もあったり、用語を揃えることにあまりこだわらないなど)。

 

技術翻訳は英語が読めるだけでははっきり分からない部分も多く、最初の頃はとにかく勉強の日々という感じでした。

扱っている商材などついてよく知り、細かい部分まで頭で分かっていることが求められました。英語を単に日本語にしても???ということも多く、納得できるまでひとつの部分にかなりの時間を使ってしまうこともありました。

翻訳者+チェックの2人体制ではありましたが、どちらも社内の人間です。

そのまま文字になってしまう怖さ(失敗が許されない)があります。

 

日本人スタッフは基本、英→日翻訳を担当 

これは企業や団体によっても変わりそうですが、筆者が仕事をしていたところでは、日本人は基本英語→日本語の翻訳を担当しました。

最初はチェック業務から入って経験し、そのうち真っ新な翻訳も担当といった流れでした。

 

ときどき日本語→英語の仕事(主にチェック)を担当することもありましたが、その際も必ず最後にネイティブチェック(日英対比ではなく、英語だけのチェック)も入りました。

 

これは全て、完成品が不自然な文章になるのを避けるためです。

逆に外国人スタッフ(英語ネイティブ)は、どんなに日本語に長けていても、在日歴が長くても、英→日翻訳を担当することはありません。

 

日本語→英語の場合、英語ネイティブのプロの翻訳者が訳したものをチェックするのですが、チェックする主なポイントは、「日本語の解釈が間違っていないか」でした。

日本人でも日常生活では使わないような語句も多いです。

普通に英語が読める必要はありますが、どちらかというと日本語力のほうが問われる仕事だなと思いました。

 

英語→日本語に訳す場合も、英語以上に日本語の使い分けもしっかりする必要があるなと感じました。

 

 

採用の際は何をみている?

採用担当業務をしている人と親しくしていたため、実際の採用の際にはどんなところが見られているのかについて書いてみます。

 

書類の段階で、TOEICの点数や英語を勉強してきた経緯(経歴など)

TOEICの点数や経歴は、主に最初の書類段階で見られています。

逆にみると書類さえ通ってしまえば、この部分はあまり関係なくなるとも言えます。

 

日本語力

経歴、生い立ち、資格などから、しっかりした日本語が使えそうかどうかも見られていると思います。

具体的な資格としては秘書検定漢字検定など。

翻訳の場合、英語にとても長けていても、相応の日本語力がないと厳しいと思います。(英語ネイティブの場合は外国人枠になると思います)

 

パソコン関連

パソコンで事務作業ができるのは基本と思います。

 編集系で使われるPCソフト(ツール)は使えるに越したことはないです。

 

 

一番のキーとなるのは実務試験

一番の鍵となってくるのは、面接のときに受ける実務試験のようです。

実際の業務とほぼ変わらない試験があります。

この試験が満点、もしくは満点に近い点数の人から候補を選ぶと聞きました。

 

プラス、人柄

候補のなかから選ばれるための要素には、実際のところ人柄も入っています。

たとえ試験が満点でも、面接で「この人とは一緒に働けない」「会社のカラーに合わない」と思われたら選ばれないようです。こればっかりは相性、フィーリングの問題ですね。

 

(会社によって違うと思いますが)大まかには、

翻訳はコツコツ作業なので、細かい作業を丁寧にできること。

要所を深く追求できること。(一応ビジネスなので追求し過ぎも×。ほどよい追求)

静かに座って長時間作業することに耐えられそうか。

社内・社外の人とうまくコミュニケーションが取れそうか(自分勝手に仕事を進めないか)。

 

などが求められると思います。

ぱっと見ただけでは深く分からないので面接の印象でしょうね。

実際、上記にあてはまらない場合は、業務をしている本人がしんどいと思います。

 

仕事は忙しい?自分のペースでできる?

仕事が忙しい時期とそうでない時期があり、決まっている納期に合わせてスケジュールを組んで仕事をする形でした。

忙しくない時期は次の仕事の下準備をしたり、終わった仕事の整理、システム面の提案や会議などをすることもありましたが、落ち着いている期間はあまり長くありません^^;

こうした業務をいくつか平行している状態のほうが多かったです。

 

正直、筆者はすごく忙しいと感じることのほうが多かったです。

もっと仕事ができる人なら違ったのかもしれませんが・・・

忙しい時期は終電までということもありましたし、徹夜することになったという話は結構聞きました。こうやって書いてみると結構ブラックですね・・・

 

会社や規定などによってはもっと働きやすいのかもしれませんが、納期がある仕事は時期によってはこうなりますね・・・。

自分のペースでできるといえば、そうとも言えるかもしれませんが、基本、他人に頼めないケースが多い(共有しない)ので、納期ファーストで自分の都合は後回しになると思います。

 

筆者はとてもじゃないけど子育てとこの業務量は両立できないと思いましたし、実際子供を育てながらという人はいませんでした。

 

仕事

英語好きにとっては半端ないやりがい

しかし、とにかく翻訳がしたい、翻訳に情熱をささげたいという人には、とてもやりがいのある仕事だと思います。筆者も当時はそうでしたし、これ以上に面白い仕事はないと思いました。

英語の勉強(翻訳の勉強)も、仕事をしながら必然的に毎日することになりますから、英語や言語を愛している人にはたまらないです。

 

今の時代は在宅で仕事もできますが、やはり、内容は企業で担当するものの方が断然やりがいがあり、自分で探さなくても大規模で重要な仕事が常にできます。(その分忙しさは桁違いです^^;)

 

英語を「話す」シーンは実はそんなに多くない

会社や環境によっても違うとは思いますが、翻訳はパソコン作業中心なので英語を「話す」ことは直接仕事に関わってきません。

日→英の翻訳者など、英語ネイティブのスタッフもいますが、日本語に長けているケースがほとんどです。英語で話したい場合は英語でも話せますが、英語のコミュニケーションが絶対というわけではないです。

日本語で話さないといけないシーンがあったりもします。(上の人が日本人の場合など、英語が話せても話さない方が良い状況もある)

ただ、外国人翻訳者と意思疎通を取る場合、たとえそこで使う言葉が日本語であっても、英語圏のコミュニケーション方法を知っていることはプラスになります。

 

まったく別の業界で上司の一部が外国人といったケースのほうが、英語を「話す」「使う」という状況は多かったです。これに比べると翻訳の仕事は「英会話」はあまり要りませんでした。

 

英会話メインで活躍したい場合、翻訳の仕事は予想と違うこともあるので注意が必要です。

喉が痛いときにおすすめの飲み物! 秋冬を乗り切るハーブティーを紹介

秋になって寒くなると、すぐに喉が痛くなるという方も多いのでは?喉に良いハーブティーを常備しておくと、風邪をひいてしまう恐怖心がやわらぎ、穏やかな心で秋冬を乗り切れます。喉が弱い筆者はいままでいろんな飲み物を試してきたので、飲んでみた感想とおすすめのお茶をまとめて紹介します。

ちょっと喉がオカシイかも?と感じたら、その日からすぐに飲むのがおすすめです。

 

 

喉が痛い

ハーブティーは苦手な場合の飲み方

ハーブティーはちょっと独特で苦手、という方もいるかもしれません。

筆者はハーブティーはわりと好きな方なのですが、喉によいとされるものは結構独特なので最初は「えっ!?ちょっと無理かも・・・」と思いました(笑)

そんなときにおすすめしたいのが、ブレンドする飲み方です。

 

はちみつを入れると一気に飲みやすくなる

はちみつを少量入れると、格段に飲みやすくなり、ハーブ独特のクセがやわらぎまろやかになります。

ハーブ特有の味が苦手な方には、この方法がもっともおすすめです。

甘いのは嫌!はちみつが嫌!という方もいるかもしれません。

とても不思議なのですが、ハーブティーにはちみつを少量入れると、なぜかはちみつ本来の味や甘味はそんなに分からなくなります。

本当にいい具合に味がまろやかになって、角がとれる感じです。

 

実は筆者はハチミツの甘~い味が苦手なのですが、ハーブティーが独特で飲めない!と困っていたときに入れたら、不思議なことにとても美味しくなり、その味が好きになりました。

 

なので、甘いのが苦手な方も、ほんの少量入れることから試してみてください。

 

レモンを少し入れる

ハーブティーの種類にもよりますが、スッキリ系の味がすきな方は、レモンの絞り汁を入れる方法もためしてみてください。

レモンだけだとすっぱくなり過ぎるため、はちみつか砂糖のどちらかを少量入れるのがおすすめです。

 

ハーブティー

おやつと一緒に、ティーブレイク感覚で飲むのがおすすめ

ハーブティーだけ飲もうと思うと結構がハードルが高かったりします。

ティーブレイクの時間におやつと一緒にハーブティーを飲んだり、食後のデザート感覚で、ちょっとしたお菓子を食べながらハーブティーを飲むのがおすすめです。

 

絶対このタイミングで飲もうと決めておくと、毎日続けて飲む事ができます。

ちょっと喉が怪しい!と思ったときや、寒い日に長く外で過ごした時は、一日に2・3回飲むのが良いです。

 

喉が痛いときにおすすめできるハーブティー

その名もスロートティー

筆者が一番良いと感じたのはヨギティーが出しているスロートティー(throat tea)です。

日本語にすると喉茶でしょうか?(笑)名前だけでもすごいです。

日本でいうところの漢方に近い感覚で飲めるハーブティーです。

 

 

喉に良いとされる甘草、モウズイカフェンネル、カルダモンなどが盛りだくさんです。

ジンジャーやシナモンも入っているため、味はちょっとスパイシーでかなり独特です。

筆者はシナモンが嫌いなので結構飲みにくいと感じました。

しかし、今まで試したどのハーブティーよりも、喉への影響(良い影響)をしっかり感じました。

上述のブレンド方法で、喉のために毎日飲んでいたのですが、最初は抵抗があったにもかかわらず、なんと少し後にはクセになってしまい、美味しい、飲みたいと感じるようになりました^^;

 

以前はカルディにも売っていたのですが、最近はあまり見かけなくなりました。

秋冬には手放せないハーブティーです。

 

エキナセア ティーはさっぱり系

ヨギティーエキナセアにも、スロートティーと同じく、甘草やモウズイカ、カルダモン、フェンネルが入っています。

シナモンもほんの少し入っているようですが、こちらはすっきり系のハーブティーでスパイシーさはほぼ感じません。

 

筆者はスッキリ系のハーブは好きなので、このエキナセアティーはハチミツなしで普通に美味しく飲めました。

 

使われているハーブはスロートティーとあまり変わらないのですが、ブレンドが違うだけでこんなに違うんだなと思いました。

 

 

筆者はこちらのほうが好きでしたが、インパクトという意味ではスロートティーを超えることはありませんでした。

心なしか、美味しくないスロートティーのほうが、喉への良い影響は強いように感じます(笑)勘違いかもしれませんが。。。

 

どちらにしても、秋冬には手放せないお茶です。

日本だと輸入品になりますし、ティーバッグのお茶にしては結構値も張りますが、風邪をこじらせて生活に影響が出ることを防げると思って飲みます^^;

 

ハーブ

 まとめ

海外在住時にハーブにはまり、日常にほんの少しハーブを取り入れています。

喉の痛みがひどい場合はもちろんすぐに受診するべきですが、風邪予防や、ちょっと怪しいと感じた時には便利で、常備していることが心の安定にもつながります。

寒い日に長時間野外で過ごした時、人混みや空気の悪い場所に出かけたあとに飲むのもおすすめです。

ちょっとおしゃれなティーカップで飲むと、楽しい気分も味わえるので、喉がすぐ痛くなって困る!という方は、よければ一度試してみてください。

蜜蜂と遠雷【映画の感想】曲や設定の原作との違いは?映画小ネタも紹介

蜜蜂と遠雷の映画の感想と、原作との違い、疑問に思った点、良かったところなどをまとめてみます。このブログでも蜜蜂と遠雷は何度も取り上げており、原作のファンなので個人的に期待していた映画でした。

原作を読んでから観て「えっ」と疑問にと思ったこと、また、逆に映画の良い部分など、原作&クラシックファンの視点での感想をまとめてみます。

 ※完全な個人の感想なのでご了承ください

 

蜜蜂と遠雷

春と修羅」と本選以外のほとんどのコンクール部分がない!

一番びっくりし、一番がっかりした部分はこれです^^;

映画の演出では、前半にピアノの音を出すのを焦らして後半盛り上げたいのかも・・・

しかし、原作の最初の風間塵(異端天才少年)の登場シーンもなければ、第1次予選、第2時予選、さらには第3予選まで、「春の修羅(原作での創作曲)」以外の全ての曲がカットされています・・・

 

創作曲のためどんな曲か分からない「春の修羅」が音楽として作られており、カデンツァのシーンも見事に再現されていたのですが、このカット部分が多すぎて、これについてはがっかり以外の何もありません。

 

映画なので演奏シーンだけをそんなに映してもしょうがないのだとは思いますが、この映画は4人の登場人物に合わせて人気ピアニストがキャスティングされていただけにに残念です・・・

 

演奏を聴けるのは

●春の修羅のさわりとカデンツ

●亜夜と塵のピアノ連弾のシーン

●本選のコンチェルトの練習・リハーサルと本番(抜粋の部分のみ)

 

でした。

つまり、春の修羅とコンチェルト以外の、すべてのプログラム曲が入っていません。

この記事にも一度まとめていますが、コンクールの選曲もキャラクターに合わせられており、素敵な曲がとてもたくさん詰まっています。

www.sararalife.work

 

天才少年が最初に弾くモーツァルトやバッハはどのように再現されるのかかなり気になっていたのですが、ピアノ独奏曲のクラシック部分が全くないのは残念でなりません。

この設定に合う演奏のピアニスト(通常の音楽教育は受けていないが、巨匠に才能を見込まれて推薦状がある設定)は現実にはいないのかもしれませんが、だからこそどう映像にされるのか気になってました。

 

  この記事では、風間塵(天才少年)のモデルは?についても書いています↓

www.sararalife.work

 

たしかに、1次予選~本選までを全部取り上げていたら、とても2時間の映画には収まらないと思います。

しかし、一曲も取り上げられていないのはなんだかなぁと思ってしまいます。

映画としては、既存のクラシック曲に焦点をあてるよりも、「春の修羅」を音で表すことで差別化をはかりたかったのかもしれません。

しかし、映画では春の修羅が始まるまでは演奏シーンが一切ないうえ、亜夜のエピソード、次いで明石のエピソードに焦点をあててるため(おそらくキャスティングの都合)、小説のメインテーマである風間塵の存在(ギフト)の意義もが分かりにくいです。

 

爆弾的に風間塵が登場する、原作の最初のほうのシーンがないため、終始ごまかされたような気持ちになってしまいました。

亜夜のエピソードも素敵で大切ですが、映画では物語のテーマが入れ替えられてしまっています。

(原作での物語のポイントは、亜夜の個人的な克服・成功だけではないから)

 

→風間塵という異質な存在が入ってきたことで、音楽界そのものが(良い意味で)変わっていくことがテーマだと思うのですが、そこの説明不足感が残りました。

 

プログラム曲は結構マニアック(?クラシック好きでないと聞かないような曲)な選曲も多いですが、モーツァルトショパンの人気曲もときどきありましたし、数曲でも取り上げられていたらよかったのにと思いました。(本選はプロコフィエフですし、マニアックでも別に良いと個人的には思いますが^^;)

第3次予選のプログラムはとくに、かなり凝って作られていたので本音は少しだけでもシーンを入れてほしかったです。

 

 蜜蜂と遠雷 原作との大きな違い

 都合上なのか、映画用に変更されている箇所が多かったのでまとめてみます。

 

雨だれ

ピアノの先生がお母さんになってる

 亜夜のお母さんが最初から回想シーンで登場しますが、なんと映画では亜夜とマサルの昔のピアノの先生→亜夜のお母さん 同一人物という設定に変わってました。

 

原作では、ピアノの先生は綿貫先生という、亜夜の母親とは別の人物です。

 

配役と時間制限の都合上かもしれませんが、この大きな設定変更にはびっくりしました。

ただ、物語の進行や意味的には、ここが変わっても特に支障はないなとも思いました。

 

塵の木製鍵盤と滞在場所

原作では塵はピアノを家に持っておらず(父親が養蜂家のため、移動ばかりの暮らし)、日本での滞在先(華道家の自宅)にもピアノはないという設定でした。

おそらく行く先々でピアノを探しているのだろうが、滞在先ではピアノがなくても平気という謎の人物でした。

 

映画では風間塵の滞在先についてはとくに触れられていませんでしたが、ホフマン先生(巨匠)が作ったという木製鍵盤(音の出ない鍵盤)で練習していました。

 

指から血を流しているシーンもあり、ちゃんと練習している感が漂ってました。

天才感、謎めいた感じは薄れてしまうのでストーリー上はなんとも言えませんが、個人的にはこの木製鍵盤のシーンはとても良いなぁと思いました。

 

音は鳴っていないけど、弾いている様子が本当に楽しそうなんですよね。

音楽好きとしては共感できる部分がとてもあります。

実際に音が鳴っていなかったとしても、自分の心の中で音が鳴っている感覚が再現されていました。

塵が心で音楽を奏でている様子が伝わってきます。

 

木の鍵盤

明石の練習場所 元蚕部屋→自宅へ

明石の練習場所は、原作では蚕部屋を改造した場所とされていましたが、映画では自宅にグランドピアノを置いて練習していました。

自宅の場所が田舎だったので、ピアノの練習ができるということになったのかなと思いました。

原作には明石の生活の様子はあまり出てこないのですが、想像していた以上に素敵な家でした。

映画なので美術面に凝っているだけとは思いますが、とてもおしゃれでいい感じの古民家でした。おしゃれな古民家にグランドピアノがあり、そこで奥さまに演奏を聴いてもらう。

この自宅や奥様との生活がとても素敵なので、明石は天才でなくても普通に幸せそうに見えます(笑)

明石はコンプレックスがある設定なので、原作からするとなんだか違いますが、映画単体で考えたら明石の家のシーンは温かみがあって良かったです。

 

亜夜と塵が連弾する場所

原作では「音大の先生の友達(ピアノの先生)の家」で連弾するのですが、映画では夜のピアノ工房になっています。このほうが雰囲気が出るからそうなのかな?スポンサーの関係なのかな?と思いました。

この場所にあまり深い意味はないので、薄暗い工房というのもなかなか良く、原作より自然な感じすらします。

 

亜矢と塵が連弾する曲

連弾シーンが再現されており、映画の魅せ場のひとつとなってました。

この連弾シーン、とっても素敵で良かったのですが、連弾している「曲」はドビュッシーの月の光以外、原作とはちょっと違います。

 

映画では、

ドビュッシーの月の光→途中から重ねてジャズの"it's only a paper moon"を塵が入れる→亜夜が伴奏をつける→曲が変わりベートーヴェン月光の一楽章→ドビュッシーの月の光 

と弾かれています。

 


映画『蜜蜂と遠雷』亜夜と塵の月夜の連弾【10月4日(金)公開】

原作は

月の光を連弾→fly me to the moonへ変わる→ベートーヴェン月光の2楽章→ユニゾンで月光3楽章→月光3楽章を伴奏にして"how high the moon"→"how high the moon"を連弾

 

と言う流れ。 

 

個人的にはこの月光3楽章の連弾と、月光を伴奏に"how high the moon"がどう再現されるのかかなり興味を持っていました。

月光3楽章が伴奏になりえるとしたらどのように?と期待していたのですが、この部分は変わってしまいましたね。

 

月光3楽章はこちら


Wilhelm Kempff plays Beethoven's Moonlight Sonata mvt. 3

 

fly me to the moonも好きな曲なので、これと月光2楽章の対比も聞きたかったのですが・・・(出だしの雰囲気が似ていると書かれています)

 

it's only a paper moon はmoonが入っているから急に出てきただけかと思いましたが、原作最初のほうの章のタイトルとして使われていました。

たしかにこの曲のほうが、how high the moonより分かりやすいしクラシック曲と合いそうな感じはします。

月光2楽章はあまり有名ではないのでナシになったのでしょうか・・・

 

映画の連弾シーンは素敵でしたが、原作がどのように再現されるのか気になっていた身としては曲変えはうーん・・・と思ってしまいました。

(文字で書くのはできても、音楽での再現はちょっと厳しすぎたのかもしれません・・・)

 

 本選のコンチェルトの曲目

 本選の選曲は原作では亜夜がプロコフィエフの2番、マサルが3番を弾いています。

 

映画ではこの曲目が逆になっており、亜夜が3番、マサルが2番でした。

 

一瞬えっと思いますが、原作でマサルの3番の選曲と演奏に関して、それほど深くは書かれていません。亜夜についても、昔弾けなかった曲を弾くというだけで、このプロコフィエフ2番についての思い入れは語られていません。

 

また、原作では最後の亜夜の演奏シーンは綴られていません。

そのため、この入れ替えは大きいですが、実際観るとそれほど違和感はないなと思いました。

 

しいていえば、亜夜の音のイメージには2番のほうがしっくりきますね。

映画がラストで盛り上がることを優先されたのかもしれません。

 

マサルのコンチェルト奮闘シーンと指揮者

マサルがコンチェルトと合わせるのに奮闘しているシーンがありましたが、これはすべて映画のために作られた新しいシーンです。

曲も変わっていますし、あのちょっと意地悪な指揮者も、原作では普通の指揮者ですし、そもそもそこまで指揮者に焦点があてられていません。

 

第三次までのほとんどすべてを削った分、本選のコンチェルトとオーケストラとのあれこれを深く描写している印象でした。

 

コンチェルト

 

映画ならではの良かったところ!

期待していたぶん、原作との違いで気になるところはありましたが、良かった部分もたくさんあります。

前半に不満な内容が多くなってしまったため^^;、映画の良かった部分もまとめます。

 

架空の課題曲「春と修羅」の再現

原作での架空の課題曲が再現されていたのも、今回の映画の大きなポイントです。

既存のクラシックやジャズは頭の中で音を鳴らせますが、架空の曲だけは想像することしかできません。

 

映画のために作曲されたという「春と修羅」は、いかにも現代音楽(クラシック)という感じで、ラヴェルの音楽に通ずる透明感がありました。

 

カデンツァの再現が見事すぎる

そして最もすごいのが、小説で書かれているイメージに合わせて、それぞれのカデンツァも作曲されていることです。

本当にイメージとぴったりと言う感じです。

亜夜のカデンツァだけが、個人的にイメージしていたものよりもよりドラマティックな曲想だったのですが(もう少し落ち着いて壮大な感じの曲をイメージしていた)、あのカデンツァも物語にとても合ってると思いました。

 

個人的に一番好きだったのが塵のカデンツァで、手の動きまでイメージどおりで、あの演奏からは天才感が漂ってました。

 

明石のカデンツァに関しては、雰囲気はイメージ通りではあるんだけど、特別賞をもらうほど観客と作曲者の心をつかむ理由が、正直よく分からなかったです^^;

親しみやすい温かいメロディーということなんでしょうか?

もし生で聴いたらすごく優しくて素敵な音なのかなぁと想像しましたが、映画館のデジタル音ではそこまで聞こえません。

 

特別賞をもらう特別なカデンツァということで、これに関しては期待値が高すぎたのかもしれません^^;

 

風間塵役の新人がぴったりすぎ

上手い俳優さんが揃っているのだと思いますが、一番役にはまっているのが新人で選ばれた風間塵役の俳優さんでした。

小説を読んだだけでは、この風間塵は謎に満ちており、イメージが定まらない気がしていました。

この新人の俳優さん、本当にイメージにぴったりで、彼以上に合う人は他にいないんじゃないかとすら思えます。

 

容姿が良いのは当然でしょうが、目がキラキラして澄んでいるんです。他のどの俳優さんよりも目が光ってました。

 

そのキラキラした目で、演技なのか素なのか分かりませんが、楽しそうにピアノを弾いてるんです。無邪気な天才である風間塵を感じる雰囲気が十分にありました。

 

彼の眼は、映画のポスターでも光っています。もともとなんでしょうか?

本当にうれしくなるくらい役にぴったりなキャストでした。

 

ただ、亜夜役と明石役が名高い俳優さんとのことで、この上下関係で原作での風間塵の天才さを前面に出せなかったのかな?とも思いました。だとしたらちょっと残念ですね。

完全な大人の事情ですから。

 

亜夜のコンチェルト演奏シーンが観れる

原作では想像に任されていた亜夜のコンチェルト演奏。

これが再現されていたのも映画ならではの嬉しいポイントでした。

原作の設定の色とは違いましたが(シルバー)最後の亜矢のカラフルなドレスは綺麗だと思いました。

ちょっと重ためで深い、亜夜の音のイメージとも合っている気がします。

プロコフィエフ3番が宇宙のイメージなので、それに合わせてるのかな?とも思いました。(原作ではスター・ウォーズのイメージと出てきます)

 

マルタ・アルゲリッチの弾く3番はこちら


Martha Argerich plays Prokofiev Piano Concerto No. 3 at Carnegie Hall

映画ならではの小ネタ

英語&字幕シーンが多い

想定外だったのは、英語のシーンが結構多いことです。審査員のナサニエルマサルは英語で話します。日本人ですが審査員の三枝子もときどき英語を使っていました。

字幕に慣れていない子供や年配の方が観るケースでは、あらかじめ伝えておいた方がよいかもしれません。

結構大切な事が英語で語られています。

子供は何歳から観れそう?

小学校に上がったくらいから子供も観れる内容と思います。

怖いシーン、シリアスなシーン、幼児不可な恋愛シーンなどは一切ありません。

ただし、年齢よりも音楽自体に興味がないと結構退屈しそうな内容かもです(退屈してしまうかも)。眠らせるというのもアリかもしれませんが^^;

逆に、音楽が好きな子やピアノを習っている子なら幼稚園でも楽しめるかもしれません。迫力ある演奏シーンに我が子も釘づけになってました。

一番前や端の席を確保したり、空いている時間帯・映画館を狙えばより観やすいと思います。

ちなみに、筆者は週末に子供と観に行きましたが、他に子供の姿は見当たらず、年配の方が多かったです。

 

俳優さんが弾いているらしき部分がある

ほんの少しですが、ピアノを練習した俳優さんが直接自分で弾いている(手を動かして弾いているフリをしている)と思われる箇所があります。

演奏シーン(本格的に弾くところ)はピアニストの手に切り替わるのですが、ごく一部にこれは俳優さんだなと思う動きがあります。

 

結構明らかなので、ピアノを弾く方は手の動きに注目してみると面白いかもしれません。

 

 原作は絶対読んだ方が良い

映画から観た方には、原作を読む事を強くお勧めします。

まとまってはいましたが、省かれている部分が多すぎるため、すべてを理解するには本を読むのが手っ取り早いです。

筆者は一度読みましたが、時間を見つけてもう一回ざっと読んでみたいなと思っています。近年フィクションの小説はあまり読まなくなったのですが、これは小説に入りにくい大人の心もつかむ作品だと思います。

結構ボリュームが多いのですが、途中からは夢中で読めました。

文庫を持っているのですが、こんなに心を掴まれるなら単行本にしておけばよかったと後悔しています。たった数百円の差でした。

 

 

続編の短編集「祝祭と予感」も発売されました

映画化に合わせて、続編の短編集も同時に発売されてました。

筆者はamazonからのお知らせメールでこの発売を知り(笑)、映画鑑賞後に購入してしまいました^^;

本編がとてもよかっただけに、続編にはあまり期待しすぎないようにしますが、蜜蜂と遠雷を読んでいるときの感覚がとても心地よいので、またあの感覚を味わえるかと思うととても嬉しいです。

日本の小説には、変に西洋文学の真似をしたものも多いですが、この小説にはまったくそんなところもなく、オリジナリティがあってとても好きです。

 

 

 

サンタクロースはいつまで信じる?小3で真実を伝えた実録 子供の反応は?

サンタクロースをいつまで信じるかというのは、幼い子を育てる親としてはかなり気になりますよね。クリスマスが来るたびに思うところがありましたが、小3の秋、我が家ではついに真実を伝えるときが来ました。

親としてはもうちょっと信じてくれていてもよかったのですが、子供からのアクションがあり秘密を教える運びとなりました。

バラすことになった理由、どのように伝えたか、子供の反応、これからのプレゼントはどうする?など、我が家での出来事・考えをまとめてみます。

 

 

サンタさん

小3になって子供がサンタクロースの存在について疑い始めた

小3の夏ごろより、子供が急にサンタさんの存在について疑い始めました。

外出先でたまたま手に取った漫画にサンタさんは「お父さん」という描写があったり、テレビやお友達の話など、親が知らないところで子供もいろんな情報に触れています。

 

小2まではサンタさんを信じて疑わなく、ちょっとばれそうかな?と思った時も、「サンタさんを信じている子のところに、サンタさんは来るんだよ」で乗り切れました(笑)

 

それが小3になって理解できる事柄が増えたのか、様々な角度から疑い始めます^^;

 

●「鍵がかかっていて煙突がないのにどこから来るのか」

→すでに「魔法」だけでは信じてくれない雰囲気

 

●「お父さんと書いてあるのをみたけど違うと思う。でも、サンタさんって本当にいるの?」

→我が家は最近は母である筆者がメインでプレゼントを考えたりラッピングしていたため、父ではなさそうというのがすでに分かっています^^;

 

うーん、多分お父さんではないと思うけど・・・としか言えません・・・

 

「でも前に一回だけ、サンタさんが来たときお父さんも来たのを見たよ!」・・・

なんかもうすでに分かっていそうですね・・・

 

 

●「世界中の子供たちに配っているのに、お金のない国の子供たちがプレゼントをもらえないのはどうして?」

→これが一番返答に困った質問ですね。

 

以前、発展途上国の子供たちに、シューボックスを送るキャンペーンというのを見かけ(クリスマスプレゼントをもらえない子供たちのために、プレゼントを詰めて送ってあげる)、参加しようと考えて子供に話したことがありました。

結局、個人でするには結構準備が大変で実現できなかったのですが、このとき子供からつっこまれたのがコレです。

確かに、全然きちんと説明できません。

「良い子のところだけにサンタさんは来る」を説明するなんて、本当に不可能です^^;

この時点で筆者も、この「良い子のところに来る」の部分は、大人が大人の都合で考えたとしか思えなくなります^^;

 

学校のお友達と数人でタッグを組み始めた!

季節外れにもかかわらず、なぜか学校でサンタさんの存在が話題になっているようです。小3だとまだ知らない子も多いのか、子供たちのもっとも興味のあるテーマなんでしょうか・・・?

席が近くのお友達と数人で、サンタさんの存在を暴こうとしています・・・(笑)

暴くというよりはもっと子供っぽい可愛らしいものですが、このときから毎日、「サンタさんって本当にいるの?」と毎日聞かれるようになります。

 

サンタクロース

サンタについて話すことに決めた理由

最初のうちはのらりくらりとかわしていたのですが、毎日きかれ続けると、「もう教えてあげたほうが良いのでは?」という気持ちになってきます。

学校の友達と一緒にチームを組んだ(サンタクロース研究?(笑))という話をきいたとき、もうこれは真実を今話そうと思いました。

どちらにしてもそのうち分かるのですから、他処で情報を得て「どうして教えてくれなかったの。どうして本当のことを言ってくれなかったの」と思われるよりは、自分の口から自分の言葉できちんと説明したかったからです。

 

薄々とはいえもうほとんど子供も気づいています。

サンタクロースの物語を信じたいメルヘンな気持ち半分、いろいろ見聞きするなかで何が真実なんだろうともやもやする気持ち半分、といったところでしょうか。

 

どうやってサンタさんのことを伝えた?

 サンタさんのことはこう伝えました。

 

子供「ねぇお母さん、サンタさんっているの?」(※毎日エンドレスで聞いてくる)

 

「そんなに知りたいの?もしもお母さんが知ってるとしたら知りたい?」

(それまで散々知らないフリをしていました。このときだけちょっと違うテイストの発言・・・)

 

子供「知りたい!!(×10)」(目を輝かせて秘密を知りたがっている(笑))

 

「もしサンタさんの秘密を知ったら、プレゼントも今までどおりではなくなるかもしれない。だから分からないままのほうがいいかもしれないよ?」

 

子供「それでもいいから今はどうしてもサンタさんのことが知りたい。○○ちゃんと○○くん、みんなでサンタさんの秘密を見つけようって約束したんだ。だから今は本当にサンタさんのことがすごく知りたい!お母さんが知ってるなら教えて。(真剣)」

 

「そうなんだ・・・」

 

 

「サンタさんはお母さんとお父さんだよ」

 

子供「えっ!!!!????」(絶句)

 

「なんでサンタさんがお母さんなの?お父さんも??」

 

「○○が喜ぶと思って、喜ばせたいから毎年サンタさんのプレゼントをお母さんが用意してたんだよ。お父さんと一緒にしたときもあるし、最近はお母さんが準備してたよ」

 

子供「なんでお母さんが○○の欲しいもの知ってるの?サンタさんへの手紙見たの?」

 

「手紙はみてないけど、○○の欲しいものは全部知ってる(笑)一緒にトイザラスに見に行ったり、欲しいおもちゃの話してるから(笑)」

 

子供「あっ!!!そういえばサンタさんにお願いする前におもちゃ屋さん行ったよね。」

 

「えっ、でもクリスマスクッキーは?サンタさんちゃんと食べていったのに!?」

 

「クッキーはお母さんがひとつ食べたんだよ(笑)」

「子供によろこんでもらいたいから、サンタさんのお話をお父さんとお母さんが再現してるんだよ。」

 

子供「じゃあサンタさんはいないの?」

 

「サンタさんのお話(童話)は本当にあるけど、それはお話の世界なの」

「でも、本物のサンタさんは世界中にたくさんいるじゃない」

 

子供「どういうこと?」

 

「子供を喜ばせたいお父さんとお母さんは全員サンタクロースだよ」

「どこのお家のお父さんもお母さんも、子供を喜ばせたくてサンタさん役をしてるんだよ」

 

我が家はこんな感じでサンタをバラしました。

 

クリスマス

サンタの存在を知った後の子供の反応は?

筆者としては、ひょっとしたら子供がショックを受けるのではという心配もあったのですが、意外なことにそれほどショックは受けておらず、どちらかというと喜んでいました。

 

秘密を知れたことが一番嬉しいという感じで、サンタさんが親だったことも良いように捉えてくれたようです。

 

明日学校で話す!!と意気込んでいましたが、お友達にはあまり言わない方が良いことも伝えました。

お家によってはサンタさんの存在を知ったらプレゼントがなくなることもあること(筆者の子供のころはそうでした^^;)、弟や妹がいる家では特に、下の子には隠しておいてあげたほうが良いことも話しました。

 

この件は子供は理解したようですが、すごく仲の良いお友達には、一度は「教えられない」といったものの、どうしても知りたがっていたので誰にも言わないでと前置きして話したと言っていました^^;

もうこのあたりになってくると、大人があまり介入できないなと感じます。

秘密を教えてくれない!といって、トラブルになっても困ってしまいますし^^;

 

今後のクリスマスはどうする?

我が家の方針としては、ひとまず小学生の間はサンタさんの存在を知っているかどうかにかかわらず、プレゼントは今までどおりあげようと思っています。

普段おもちゃを買うことはあまりないので、クリスマスだけは子供の望むものを、予算の範囲内であげたいと思っていました。

クリスマスは大人も子供もいつも以上に幸せな気分で過ごしたいですしね。

 

今までクリスマスに両親からのプレゼントはあげていなかったので、サンタさんのプレゼント→お父さん・お母さんサンタからのプレゼント になるだけです。

 

予算内で欲しいものというのも子供には難しいらしく(とんでもなくビッグで高額なものを頼まれても困ります^^;)、今までもおもちゃ屋さんなどに下見に行っていました(笑)

(これで気付かないというのも・・・)

 

変にサンタさんに何頼む?と聞くのではなく、堂々とプレゼントを一緒に買いに行けるようになるのはある意味ラクです。

 

子供に聞いたら、今まで通り隠しておいて、クリスマスの日に欲しいということだったので、ラッピング&隠す作業も今までとあまり変わらなそうです。

プレゼント

 

ただ筆者から、夜中に置くのは辞めて、クリスマスの日に私から手渡ししたいという提案をしました。

 

今までクリスマスイブの日はサンタさんの心配をして子供がなかなか寝付きませんでした。しかも、明け方4時とか5時に起きて、プレゼントを開けてしまいます。

これだと筆者が寝ている間に子供がプレゼントを開けることになるので、プレゼントを開けた時の様子を見ることができません。

 

プレゼントを開けた瞬間の喜ぶ様子が見たいので、今年からは朝起きてから手渡しすることに決めました。

 

クリスマスクッキーも準備するけれど、早めに作って早めに食べ始めるのもアリとしました

(クリスマスの前は忙しく、時期をぴったり合わせるのが結構大変なので^^;)

 

と、いうことで、サンタさんがバレたことで、お互いあれこれサンタさんの心配をする必要がなくなりそうです。

サイズが大きいものをプレゼントするときに隠し場所に困ったことがあったのですが、そういった心配もなくなるのが助かります。

 

結果論でしかありませんが中途半端な時期だったおかげで、クリスマスまでの心の準備が十分にできるので良かったです。

これが12月の出来事だったら、なんとか今年はごまかして来年言おうとなったかもしれません。

 

 

まだ考え中ですが、今年はレゴシリーズのなかの、ベーシックなものから選ぶのはどうかなぁ?と思っています。

レゴはずっと飽きずに遊んでいるけど、他のおもちゃだと早いものだと1週間くらいで飽きてしまうので・・・

どんな形にもできるレゴは飽きないみたいなので、せっかくなら長く使えるおもちゃをあげたいと考えてます。

 

サンタさんがバレたので、子供の希望によってはおもちゃ以外のものを買うのもアリかなぁと思っています。

小学生も後半になってくると、おもちゃよりもっと大人っぽいもののほうがひょっとしたら嬉しいのかもしれませんね。

ピアノ教室を辞める?やめない?見極め方のコツを紹介!

小学校3・4年生や高学年頃になると、ピアノを辞めるかどうか悩む家庭もあると思います。小学校中学年頃から、辞めるか迷うという話は周りでもよく耳にします。

今回は子供の気持ちと親の気持ち、両方の立場の経験を踏まえて、辞めるかどうかの見極め方を紹介します。

 

 

ピアノ 辞める


スッパリとピアノを辞めた方が良いのはこんなとき

音楽自体にまったく興味がない

音楽自体に興味が薄く、全く好きでなければ、ピアノを習い続けたところで得るものは何もありません。残るのは苦痛だった思い出だけです。

我が子が音楽に興味があるのかどうかはこうして確認できます。

 

憧れの曲や弾きたいと思う曲があるか

いつか弾きたいと憧れている曲や、あの曲が弾いてみたい!(レベル問わず)という希望があれば、それが実際弾けそうなのかはともかく、ピアノや音楽に興味を持っていると言えます。(大抵の場合とても難しい曲に憧れますが、一見絶対不可能と思える曲でも別に良いのです)

クラシック曲でなければいけないのではなく、アニメの曲やディズニーの曲、流行の曲、学校で話題になっている曲など、どんな音楽でも興味があり、好きで弾いてみたいと思えるのなら良いのです。

場合によっては教室を変えたり(ポピュラー曲を多く習える教室に行く)、弾くことより作曲を多く学べる教室に行く、ピアノ以外の楽器や歌などに変えるといった選択肢もあります。

 

逆にこの「いつか弾きたい」気持ちや「好きな曲」「憧れの曲」がひとつもないのであれば、ピアノはすぐにでも辞めて、別の好きなことを見つけた方が絶対に良いです。

 

音楽を聴いたときの反応をチェック

大抵の子供は「練習」そのものは嫌いです。

練習が好きか嫌いかではなく、

「なにか音楽を聴いたとき、楽しい気もちや素敵な気持ちになるか」

「何らかの形で自分でも奏でられたら良いと思うのか」といったところを、言葉で子供に聞くのではなく、実際の子供の反応をよくみてください。

 

音楽が好きな子は、聴くことも絶対に好きです。ジャンルは問いません。

音楽に興味がない子は、音楽を聴くことも好きではありませんし反応も薄いです。

 

音楽

今のピアノ教室を辞めた方がよいのはこんなとき

レッスンに行くのが苦痛(体調が悪くなったり、明らかな拒否反応が毎回ある)

小学校も中学年を過ぎると自分の意志がしっかりでてきますから、このくらいの年齢でもし毎回レッスン前に嫌だと抵抗するようでしたら、それは本当にレッスンを苦痛と感じています。

この状態になった子供に、無理にレッスンを続けさせても良いことはありません。

何が嫌なのかをしっかり子供と向き合って聞きだし、ピアノそのものが嫌なのであれば、やめる方向に考えた方が良いです。

 

単なる先生との相性や、その教室が嫌、同じ教室のお友達とのトラブルであれば、その教室は辞めて別の教室にかわると良いです。

 

どちらにしてもいったん辞めて冷静になって、1~2か月くらい過ぎたところで、別の教室でピアノをしたいかどうか子供の気持ちを聞いてみると良いです。

ピアノは長く続けてこそ意味のある習い事なので、たった数か月のブランクは大したことありません。

 「先生」や「教室」が嫌なだけであれば、ピアノや音楽そのものを完全にあきらめてしまうのはもったいないです。

 

ピアノ教室

ピアノを続けた方がよいのはこんなとき

 

音楽は好きでセンスがあるけど真面目に練習できない(遊び弾きが多いなど)

 小学生が子供ひとりだけの力で、毎日たゆまぬ練習に励むことはとても難しいです。

遊びたい誘惑にもすぐに負けてしまいますし、怠けたい気持ちも出てきてしまいます。

大人の働きかけや、何かのきっかけ(発表会で好きな曲を弾くなど)があってこそ、練習しようと頑張れることも多いです。

毎日の練習を億劫に感じるのは自然な事なので、練習を怠けている→すぐに辞めるべきと考えるのは短絡的です。

趣味の習い事としてピアノをするのであれば、まじめに頑張りすぎるよりも、ちょっと緩いときもありつつ長く続けた方が良いのです。

根底に「ピアノや音楽が好き」という気持ちがあり、わずかにでも「音楽センス」があれば、多少さぼってしまうのは見守ってあげても良いと思います。

今後なんらかのきっかけで練習の習慣がしっかりしてきたり、モチベーションがアップするきっかけがあったりなど、練習さえできるようになれば伸びる可能性もあります。

練習が短いし真面目にしていないわりには、わりと弾ける(練習があまりなくても進むなど)タイプの子は、小学生ですぐやめるのはもったいないです。

 

もし、課題曲は練習しないのに、全然関係ない曲を適当に弾いたり、音を鳴らして遊んでいる(遊び弾き)ことがあれば、それはピアノが好きなサインでもあります。

好きな気持ちがなければ、わざわざピアノで遊ぼうとは思いません。

この遊び弾きは、趣味で続ける場合の一種の「素質」とも言えますので、遊び弾きをする子は今後ピアノを続けると上手くいく可能性が高いです。

 

 

こういった名曲集をひとつ持っていると、知っている曲を弾いてみるきっかけになり、モチベーションアップにもつながります。

右手の音をちょっと拾ってみるだけでも、知っている曲だと楽しいと思えたりします。

 

この初級編の名曲集は、すべて編曲なしの原曲のものです。

よく名曲の簡単バージョンの楽譜も出ていますが、こちらは原曲で比較的易しいものを集めてあるのがポイントです。

エリーゼのためにパッヘルベルのカノン、お人形の夢と目覚めなど、ピアノを習う子が誰しも憧れる曲から、ユーモレスクや楽しき農夫、ト調のメヌエットなど、どこかで必ず聞いたことのある曲などが100曲入っています。

 

クラブ(部活)や勉強で忙しく、練習時間があまりとれないとき

ピアノは身になるまでにとても多くの時間がかかる習い事です。

幼いころから習っていたとしても、小学生の間に辞めてその後ずっと弾かなければ、好きな曲を自由に弾けるようになるという、趣味・特技の段階まで辿りつきません。

多くの場合、そのままするっと手から抜け、その後は弾けなくなってしまいます。

(一部の天才や、一般的でないレベルまで極めていた場合を除く(このケースでは明らかに周囲と違うので親はすぐに分かるはずです))

 

一部の特殊なケースを除いて、一般的な習い事としては

①そこそこ頑張っていたけど小学生までで辞めた 場合

②のんびり習っていたけど高校生まで続けた 場合

 

では、②のほうがあとあと上手にピアノが弾け、特技として一生残ります。

 

①´としてかなり頑張っていたけど辛くなって小学生で辞めたケースでは、

ピアノや音楽そのものを嫌いになるという話もよく耳にします。

子供に期待をかけすぎるのも、性格に合わないと逆効果となる可能性があります。

 

②のほうが弾けるようになる理由ですが、やはり長い年月をかけて続けていたことが何よりも大きいです。

加えて、高校生くらいまで続けていると、心の内面が育ち、大人の表現もできるようになってきます。

 

たとえテクニックがものすごくあっても、小学生だとどうしても子供っぽい表現しかできません(天才を除く)

 

この表現部分を習得するためには、高校生くらいまで習っている必要があります。

高校生までいかなくとも、最低でも中学の終わりくらいまでは習った方が良いです。

 

そして、このくらい長く習っていると、自分の弾きたい曲を自分で譜読みして、自分でどう弾くか考えることもできるようになっています。

流行の曲や話題の曲程度であればさっと弾けるようになります。

ピアノ独奏曲をきっちり弾く場合は指導を受けるに越したことはありませんが、いったん辞めても、ずっとずっと先の独立した後にレッスンを受けに行くことだってできます。

また、ずっと弾いていなくても、一定の期間練習をすれば、当時の技量まで戻すことも可能な段階になっています。

この段階にきて始めて、つらいこともある幼少期の練習の積み重ねが実ったといえます。

 

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前置きが長くなりましたが、小学校高学年や中学生になると、勉強や部活などが忙しく、思ったように練習できないことも増えてきます。

それで辞めてしまう人も多いですが、たとえ練習時間がそれまでより減ったとしても、長い年月をかけて続けることに意味があります。

 

子供に習わせる立場からすると、練習可能な時間が減ってもレッスン代はそのまま、また、練習のサポートができないなどの悩みがあると思います。

 

経済的に可能でさえあれば、子供の気持ちがピアノにある場合は、細々とでも続けさせた方が子供にとって有益です。

そしてこのくらいの段階であれば、親の練習サポートがなくても続けられることがほとんどです。

 

発表会に出ない、教材を変えてもらうなどの相談は、希望があればしても良いと思いますし、「発表会に出ない、教材を変える」のほうが「完全に辞める」よりも遥かにポジティブな選択です。

  

続ける

 ピアノ(音楽)を習わせて何か良いことがある?

小学校高学年や、中学生以降も続ける場合、ピアノを趣味で習わせても意味がない!と思う方もいるかもしれません。

音楽の道に進むと決めたわけでもないのに、どうして音楽をさせるの?と聞かれることは筆者もとても多いです。

 

●勉強だけをさせるより逃げ場ができる(切り替えができるようになる)

●勉強や学校以外の世界が広がる(ステージ経験も積める)

●コツコツ頑張ることの喜び・達成感を知ると、勉強や人生にも活きる

など、一般的に言われていることももちろんあります。

 

これらについては別サイトでもよく書かれていますので、今回は筆者の個人的な考えをまとめてみます。(上記と若干かぶっている部分もありますがご了承ください)

 

音楽は世界共通

我が家の場合は一番大きな理由がこれです。

国の移動ありという現状から、国をまたぐ転園や転校も子供にさせることとなりますが、音楽をさせていると少し安心感があります。

万が一どこかの国でうまくいかなくても、言葉がうまく通じなくても、音楽を通じて心を通わせる機会もあると思います。

現状は全く考えていないですが、どうしても言語的なもの、文化的な違いなどで困ったとき、どうしようもなくなったときは音楽に行かせるという選択肢もなきにしもあらずです。

我が家の場合、子供が特別な才能を持っているわけではないので、あまり考えていませんが(ほとんどないに等しいと思う)、そういう方法も仮には存在します。

実っても実らなくてもいろんな種を子供にまいてあげるのが良いかなと考えています。

ただ、これは音楽に限ったことではなく、スポーツや他の芸など、non-vervalなものなら同じだとも思います。

 

また、進路とはちょっと違いますが、学校でうまくいかないことが万が一この先あっても、特技や外の活躍できる場所があると、心は安定するかな?という想いがあります。

国際結婚の子供である娘には、どこの国で生活するにしても何かしら悩むことがあると思います。

音楽で活躍できる場は、日本よりは海外のほうが多いので、穏やかな心で過ごすための保険のような感じです。

そして、楽器がある程度できれば、自分の心を音楽で表現することもできます。

 

世界

 家族のもうひとつの共通語

我が家は家族間でそれぞれ母国語が異なるのですが、音楽は家族のもうひとつの共通語としても機能しています。

親子でアンサンブルができるのもこのうえない喜びです。

普段の練習は子供も大変でしょうし、サポートも楽ではないです。

しかし、一緒に音楽を奏でる喜びはその辛さを何倍も上回ります。

共通語といっても、言葉のように使うわけではありませんが、一緒に奏でると心も通い合いますし、お互いの好きな曲を共有する楽しみもあります。

 

新しい面白い曲を見つけた時は、紹介しあったりもします(子供ともします)。

これは、音楽のジャンルは問いません。普段あまり弾かないような曲でも、聴くだけでも面白いです。

必ずしもピアノを習っていなくても聴くことはできますが、ピアノやその他楽器などを習っていれば、音楽に対する理解もぐんと深まっています。

そのぶん、味わえる楽しみも増えると考えています。

 

 ピアノ教室を辞める?やめない?まとめ

我が子も妙齢なので、すぐ上に書いたことはあくまで現時点での考えです。今後どのように変わってくるかはまだ未知の段階です。

記事前半(我が家の話以外の部分)に書いた内容は我が子だけのことではなく、筆者自身のことや周囲のことのすべてを統合してまとめています。

 

ピアノ教室を辞めるか、続けるかという段階にきましたら、ぜひ目先のことだけでなく先のことを見据えた上で、子供さんと話し合ってみてください。

この記事に書いたことがすべてではありませんので、

子供さんの気持ちと親御さんの気持ちの両方を大切にしながら、ご家庭にとって最善の選択ができることを願っています。

 

最近こちらの記事の検索率が上がっているので、ピアノや映画に興味のある方はご覧ください

www.sararalife.work

小2小3小4頃の子供が夢中で読める本!長い本が読めない子や中間反抗期の子におすすめ

漫画や図鑑系の本はすらすら読めるけれど、長い物語となると読み始めるまでが大変!という低学年の子も多いですよね。定期的に子供と一緒に本を選んだり、筆者が見繕ったりしているのですが、最近とても濃い内容なのに、子供の興味を引くようにできている面白い本を見つけました。

単なる読解練習を超えて、哲学的・道徳的な内容の深い話だったので、ここでも紹介してみたいと思います。

 

 子供 本

「続 こころのふしぎ なぜ?どうして?」が凄かった

しあわせの謎や、自分の謎、大人の謎など、かなり哲学的な内容を、子供でも読めるようにイラストと文字でまとめてありました。

この「なぜ、どうして」シリーズは文字が多いのに子供が興味を持ってすっと読める内容にできており、もともと熱いシリーズだとは思っていました。

他のものは科学や社会などのテーマでまとめられているのですが、この「こころ」の謎は中を読むと実は「哲学」をテーマとしたものでした。

しあわせは何か?大人って何?どうして頑張るの?など、大人でもうまく説明できないことが、心にすんなり入る温かく優しさを感じる文章で語られています。

 

悪口はなぜ言ってはいけないの?の説明が凄い

悪口はどうして言ってはいけないの?の説明には、ごく一般的な、結果的に自分にとっても良くないという内容もかかれています。

そのうえで筆者が凄いと思ったのは、

「どうしてテレビに出ている人は人の悪口を言ってるの?」

という内容まで掘り下げて書かれていたことです。

 

我が家の娘もそうなのですが、小学校の中学年くらいに差し掛かると、大人の話もパーフェクトではなく、つっこみどころがある点に気づき始めます。「お母さんや学校の先生はこう言っているのに、テレビは違う!」と思う子供の心をよく分かっています(笑)

 

子供の心

なぜ頑張るかの説明が目からうろこ

 どうして子供のころにたくさんの経験をしたり、こつこつ頑張っていくのかを説明しているページに、筆者はとても心を動かされました。

 

こころを一枚の絵(油絵)にたとえてあり、いろんな経験や努力をした人の絵には綺麗な花が咲いて素敵な絵になるのに対して、ただなんとなくしか過ごしてこなかった人の心(絵)はまばらに点があるだけ、とされています。

 

この説明を読んだとき、なるほど~と思い、この本すごく良いかもと思ったのです。

たとえ話がいくつも載っているので、なかには「うーん??絶対こうとは言いきれないな」と思うものもあるにはあるのですが、ぴんとくる内容のほうが多かったので、これはきっと自分に合うのではと読み進めていき、結果すごく読んで良かった、子供にも読ませたいと思えました。

 

押し付けがましくないのがポイント

 学習的な内容を含む「○○するには?」などの本は、実際読んでみると結構押し付けがましい内容のものも多いです。

子供目線で書いているように見せかけて、実は結局大人の意見を押し付けていたり、説教がましい文章になっていたりします。

 

この「こころのふしぎ」に関しては、子供の立場で読んだときにも、説教を受けているような気持ちになる部分がなく、すんなり受け入れられると思いました。

不思議と「お母さんがそうして欲しかったんでしょ!」と思われる部分がありません。

 

答えが分からないことは分からないとはっきり書いてあるうえ、「謎の答えを知ることは大切でない」と文章でもきちんと書いてあります。

大切なのは「考えた時の気持ち」とあるように、子供に考えさせてくれる書き方がしてあります。

 

その他の多くの本は、大人目線でも「えーこれはちょっと違うと思う・・・」、「こんなふうに言わなくても」とちょっぴり嫌な感情になる部分があったのですが、これは、絶対こうだよ!という風に書かれていないため、「もっと読んでみてもいいかも」と思えるんです。

 

これって多分、子供が読んでも同じなのでは?と思いました。

絶対こう!こうしなさい!といわれると反発したくなる気持ち・・・

どんなに良い内容だったとしても、子供が受け入れてくれなかったらあまり意味はないんですよね^^;

 

大人に(この本を書いた人)にも分かりませんと書かれていると、正直に言ってくれたことに対して好感が湧きます。

小学校中学年にもなれば、大人でも知らないことがあるくらい分かります。

そこをごまかされると、その人のことを信用できないと感じると思います。

変に上から目線で言われるより、同じ目線で分からないけど一緒に考えようと言われた方が受け入れやすいと感じる・・・のかなぁと思います。

 

考えたその気持ちが大切ですと言われれば、自分の心も受け入れてもらえたと感じますしね。

 

 

子供に読ませたいと思ったけど・・・

この本を見つけた時、道徳の教科書が一番好きという娘にも、ぜひ読んで欲しいなぁと思いました。ただ、だからこそ渡し方には気を付けたいと思ったので、それをまとめてみます。

 

押し付けたら多分読まない

 良い本を買ってあげたから絶対読んでね!と言ったら、内容にかかわらず多分読んでくれないだろうなぁと思いました^^;

 

良い本を見つけると嬉しくなってそうしたい気持ちに駆られるのですが、ぐっとこらえてまず「すっごい面白い本見つけた」と言って、娘の前で私が読み始めました。

 

すると見せて~、と寄ってくるので、「すっごい面白いんだけどちょっと文字が多めだから読めるかなぁ?、読めそうだったらあげるね!」といってすぐにはあげません(笑)

 

しばらく自分の机の上に置いておき、何度も気にしてきたら、「しょうがないなぁ」という態度で読ませてあげます(笑)

決して「読んでね!」とは言いません。「別に読んでも読まなくてもいいけど、気になるでしょ」という風に仕向けます。。。

 

こうしたらものの1日で自分のところに持って行き、毎日読んでいました。

内容は難しくないですが、文字量は結構ある本なのですが、毎日少しずつ読み、気に入ったところを読み返しています。

 

中間反抗期の子にこそ読んで欲しい

小学校3・4年生に起こる(中間)反抗期らしい言葉・行動が増え、手を焼くことも増えたのですが、いろんな話をして向き合うのと同タイミングでこの本を与えたところ、心なしか以前の素直な心が多く顔を出してきているように感じます。

中間反抗期で、どのように道徳的な教育をするか困っている方がいたら、ぜひ手に取ってほしい一冊です。 

 

反抗期

小学校1・2年生くらいまでは前編もおすすめ

 

今回紹介した本は続編ということで、前編にあたる「こころのふしぎ」もあります。

筆者は両方の本に目を通したのですが、こちらの前編も内容は良いのですが、続編に比べると内容がちょっと浅く、購入する本としてはもの足りないかなという印象でした。

 

我が家は子供が3年生なので、既に子供が知っている内容、家で話したことがある内容も多かったです。

前編を読まないと後半が理解できないということは全くなく、二つの単独の本と言えます。

 

前編の内容はすでに軽く理解できるくらいの年齢の子には、後半のほうが面白いと思います。

一方、幼稚園の後半や、小学校に入ったばかりの子には前編のほうが分かりやすいと思います。(精神年齢がともなわないと後半の深い内容は分からないかもしれません )

このへんのライン(年齢)は個人歳がありますが、筆者が感じた感想としては、早い子で小2くらいから本当の意味で後半の内容を理解できるようになると思いました。

 

前編はこちら